高級車購入にキツイ『消費税増税』① - どんな影響がある?

税金

こんにちは、ロッソです。

さあ、延期が続いていた「消費税増税」ですが、ようやく「ほぼ」本決まりのようですね。

施行日は「2019年10月1日」との事ですが、経済的な問題など起これば、また延期になる可能性は残っています。

 

しかし、おそらくそのまま施行するんでしょうねぇ~・・・。

 

さて、増税すればほとんどのモノやサービスが値上がりしますので(軽減税率もあるようですが)、全ての人にとって痛い出費です。

ただ、高級車の購入を考えている人からしたら、さらにキツイ(笑)。

「いつ頃購入したらいいんだろう?」「購入時の注意点は?」「お得な方法は?」などなど、多くの疑問がわいてきますね。

そこでまず今回は、マセラティの購入を中心にした「消費税増税による影響など」について、考えてみたいと思います。

消費税増税に関する現時点(2018年12月)での情報

まずは、今回の増税の内容について整理してみたいと思います。

増税スタート:2019年10月1日

税率    :8% ⇒ 10%

軽減税率  :有り

対象    :軽減税率の品を除く、全ての商品・サービスなど

非課税対象 :有り(以前の対象と同じ)

今後変更があるかもしれませんが、大筋はこのような内容だと思います。

軽減税率って何?

聞きなれない言葉の、この「軽減税率」ですが、今回の増税から適用されるようですね。

政府の言い分としては、増税による経済の混乱を少しでも抑えるために、食料品など、日常に欠かせない品目のみ対象として、税率を軽減する事だそうです。

これは、ヨーロッパなどではメジャーな方式のようですね。

軽減後の税率は「8%」となっていますので、現在と変わりません。

非課税対象って何?

政策的配慮や、商習慣などから消費税の課税対象とならないものを「非課税対象」と言います。

代表的なものとして、

  • 土地売買の代金
  • 利子、保証料、保険料
  • 賃貸住宅の家賃(法人契約は課税対象)

があり、意外と知られていないものとして、

  • 商品券、プリペイドカードなどの譲渡
  • 一定の学校の入学金、授業料など
  • 一定の教科書

などがあります。

今回わたしも初めて知りましたが、商品券やプリペイドカードは意外でしたね。

車の購入時、税率が変わるタイミングは?

基本的に、車の購入において消費税がかかるタイミングは、モノやサービスを購入し「受け取った時」とされています。

ですから、納車のタイミングが課税のタイミングであり、「契約のタイミングではない」ことに注意が必要ですね。

また、もっと厳密に言うと、「陸運局に登録されて、ナンバーが交付された日」が課税のタイミングになります。

ディーラーにもよるでしょうが、通常の納車は陸運局で登録を済ませ、そのまま当日納車というパターンが多いかもしれません。

ですので、最低限「2019年9月30日」までの「登録」が8%課税の最終のタイミングとなります。

何がどれだけ増税するの?

ここで単純に、マセラティのギブリを購入した場合について考えてみます。

1,000万円を切る高級車などと言われているギブリですが、現実問題、総額で1,000万円を切ることは難しいでしょう。

ではここで、計算を簡単にするために、付属品などを含めた本体価格を1,000万円とした場合、税率8%と10%では、どれくらい支払金額が変わるのか計算してみます。

 

  • 税率8%の場合

1,000万円 × 1.08 = 1,080万円

  • 税率10%の場合

1,000万円 × 1.10 = 1,100万円

 

えぇ・・・、これだけで『20万円の差』ですよ?

さらに、2,000万円のグラントゥーリズモを購入すれば『40万円の差』・・・。

高額になればなるほどキツイですね~。

では、本体価格だけに影響があるかというと、そうではありません。

車検費用やタイヤなどのパーツ、ガソリンなども地味に値上がりします。

ガソリンの値上がりはどれくらい?

以前の記事『高級車の燃費について考える - ギブリの実燃費は?』において、わたしのギブリSは、年間20万円程度ガソリン代がかかるとお伝えしました。

計算方法としては、前提として

年間走行距離 : 8,000km

実燃費    : 6.0km/l

ハイオク価格 : 150円/l(2018年平均)

ですので、

(8,000km ÷ 6.0km/l) × 150円/l =200,000円

となります。

ここで、ハイオクの価格は年中変動しますので、何とも言えませんが、平均で同じ価格だったとした場合、増税後は「153円/l」となります。

ですから、消費税増税後は、

(8,000km ÷ 6.0km/l) × 153円/l =204,000円

となり、年間で4,000円値上がりすることになりますね。

この計算式は、ご自身の車の燃費、走行距離を当てはめてみて下さい。

各ガソリンスタンド共に、ガソリン代を安くしてくれるカードを発行しています。ご自身のライフスタイルに合わせて、こういったカードを利用するのも一つの手ですね。

  • コスモ石油

コスモ・ザ・カード・オーパス

イオンカードブランドで、コスモ石油の提携カード

年会費:無料

ガソリン値引額:店舗によるが、大体1ℓ当たり、3円~6円引き

その他:もちろん、他のイオンカードと同じく、イオンでのショッピング特典有り

  • ENEOS
ENEOSカード

JXTGエネルギーが発行する専用カード

年会費:1,250円(税抜き)※初年度は無料

ガソリン値引額:カードの種類、利用金額により違いがあるが、1ℓ当たり、1円~7円引き

  • 昭和シェル石油

シェル スターレックスカード

昭和シェル石油が発行するカード

年会費:1,250円(税抜き)※初年度無料、年間利用額によっては次年度も無料

ガソリン値引額:利用状況にもよるが、ハイオクで1ℓ当たり、3円~13円引き

保険料はどうなるの?

通常、前述したとおり「保険料は非課税」ですので、値上がりすることはありません。

 

・・・が、おそらく保険会社は、増税後に値上げをする可能性が高いと思います。

 

えぇ・・・、静かに、ジワジワと(笑)。

保険会社の言い分としては、「保険料自体は非課税だが、支払う修理費などは課税対象」など、色んな理由をつけて値上げしてくると思います。

確かにそれはそうなんですが、消費者からすると「うーん?」といった感じですよね?

どのタイミングで仕掛けてくるかはわかりませんが(笑)、間違いなく増税前に契約しておいたほうが無難でしょうね。

大事なのは『情報に振り回されない』こと

2019年10月1日施行ということで、年明け(2019年1月)くらいから、多くの情報で氾濫すると思います。

「家、車を購入するなら、〇月がベストバイ」

とか、

「車購入の消費税対策」

といったサイトや、雑誌が増えるでしょうね。

しかし、高額商品を購入する時、一番大事なのは「焦らない事」だと、わたしは思います。

大抵、焦って購入した商品というのは、購入後に後悔するものです。

「あれもしとけば良かった」「これも検討しておけば・・・」など、ドンドン出てきますよ。

確かに、増税前に購入しておけばお得なのは明らかですが、余裕をもって後悔のないようにしたいものです。

ですので、マセラティや高級車の購入を検討されているのなら、今からじっくりと始めたほうが良いですね。

また、法人名義での購入を検討されているのなら、早めにプロ(税理士など)に相談された方が良いと思います。

税理士の方々は、これから繁忙期ですが、確定申告の時期が終われば余裕も生まれますので、事前に検討しているという事だけでも伝えておけば、対応してくれると思います。

また、税理士を探しているという方のために、便利なサイトをご紹介しておきますね。

税理士紹介サービス

弁護士ドットコムの姉妹サイト。

法律で分からない事があり、サイトで検索すればほとんどこの『弁護士ドットコム』に行きつくようになっているので、多くの人がご存知かもしれませんね。

登録している税理士の数も多いので、選択肢が多いといえます。

 

会計ソフトから探せるサイト

株式会社マネーフォワードが運営しているサイト。登録している税理士は『数より質』という印象で、個人的にはおススメ

「MFクラウドサービス」に登録すれば、無料で税理士を紹介してくれるシステムです。

  • 【freee(フリー)】freee

freee株式会社が運営しているサイト。非上場だが、クラウド会計ソフトのシェアはトップ

登録している税理士は多いが、質としてはMFクラウドの方が上という印象ですね。

「どうやって税理士を決めたら良いかわからない」という人は、コーディネーターが代わりに探してくれるのでおススメ。

ほとんどの会計事務所が導入しているソフト。むしろ「弥生を使っていない事務所ってあるの?」というレベル

歴史も古く、使いやすいため多くの中小企業が導入しているソフト。

しかし、税理士を探すとなると少し疑問が残る。税理士の数は一番多いが、積極的に紹介しているという印象が薄いかなと。

まとめ

購入日が一日ずれただけで、20万円の差・・・。

高級品の購入で、税率アップはダメージがキツイですね。

住宅の購入に対しては、住宅ローン控除の延長など、かなり手厚い対策が考えられているようですが、高級車にはそんなのありません(笑)。

 

むしろ「お金もってるんでしょ?だったら、もっと払いなさいよ」みたいな(笑)。

 

うーん・・・、高級車を購入する人間全員が、湯水のようにお金を使えるわけじゃないのに・・・。

でも仕方ありませんね。『納税は、国民の義務』ですから(笑)。