こんにちは、ロッソです。
前回『高級車の洗車事情 - どこで洗う?』では、高級車オーナーが、どういった想いで、どこで洗車するかについてお伝えしました。
今回は、その続編という事で、『コーティング』についてお伝えしようと思います。
車のコーティングについては、わたしなんかより詳しい人がたくさんいると思うので、専門的なことを知りたいのであれば、専門店のサイトなどを見るか、車好きの方に尋ねるのがベストかと思います。
わたしはとにかく、車のスペックやパーツに関しては、ほとんどと言っていいくらい無知ですので、細かい事は期待しないで下さいね(笑)。
その代わり、素人から見た『感覚的な疑問』について、自分なりの考えをお伝えできたらいいなぁ~と、いつも考えています。
目次
コーティングって何?
現在、国産輸入車を問わず、多くの新車にコーティングが施されていると思います(オプションにセットで組み込まれている事が多いようですね)。
新車を購入したとき、営業マンに「これ、コーティング剤ですから、定期的に塗りなおしてくださいね」なんて、言われたことがありませんか?
わたし、その時つい「なんで?」と言ってしまいました(笑)。
そう、コーティングは、自分で(もしくは業者にお願いして)メンテナンスをしなければいけないのですよね。
しかし、コーティング、コーティングってよく聞きますが、コーティングって何なのかご存知ですか?
わたしの認識は、「ワックスの代わり」程度です(笑)。要は、『塗装を保護する程度のもの』という認識でした。
しかしある時、いつもお世話になっているガソリンスタンド(GS)のスタッフの方に、
「そろそろ、コーティングの定期メンテナンスをしたほうが良いですね」
と言われたので、コーティングについて色々と教えてもらったり、自分自身も調べるようになったのです。
そこでわかったのが、コーティング剤はたくさん種類があって、その中でも大きく『ガラスコーティング』と『ポリマーコーティング』で分けられ、ガラスコーティングは値段が高額な分、ツヤが出て、ほとんどの高級車がこのガラスコーティングを施している。という事でした。
(ちなみに、マセラティもガラスコーティングです)
しかし、これ以上調べると発熱しそうでしたので、やめておきました(笑)。
この程度で、素人には十分です。とりあえず『ワックスよりすごいんだぞ』という事がわかりましたので(笑)。
しかし、GSのスタッフさんからは、「以前の車もやっていましたよ」と言われましたので、如何にわたしが、適当に話を聞いているかも痛感しました(笑)。
親水系?撥水系?何が違うんですか?
さあ、定期的にコーティングのメンテナンスをしなければいけない事は理解しました。
そこで、GSのスタッフさんに「じゃあ、お願いします」と言いますと、「あー、これ『親水系』ですねー」と言われたのです。
「えっ、ダメなの?」
そう思っちゃいますよね(笑)。
詳しく聞くと、コーティングの種類は大きく『親水(しんすい)系』と『撥水(はっすい)系』に分けられ、マセラティには『親水系』が使われているそうです。
そこで、もう一回
「ダメなんですか?」
と聞くと、
「いやー、自分は撥水系が好きなんで」と。
趣味の話ですか・・・(笑)。
まぁとにかく、マセラティが親水系のコーティングを施していることはわかりましたが、そもそも、親水系と撥水系の違いがわかりません。
そこで、また色々と調べた結果、単純に下の画像のような違いがあるようです。
上の画像が撥水系のコーティングを施したもので、下の画像が親水系のコーティングを施しているものです。
上の画像を見ますと、水滴が粒になっているのがわかりますね。洗車やワックスをしたばかりの車で、こんな状態になっている車を見かけたことがあるかもしれません。
それぞれの水滴の粒が、交じり合うことなく、車のボディーを転げ落ちる感覚ですね。
それとは対照的に、下の画像を見ますと、『親水』という言葉の通り、水滴同士が一緒になって(親しみあって)流れているのがわかります。
擬音で表現すると、撥水系が『プルンッ』に対し、親水系が『ズルッ』という感じ。
・・・よけい、わかりにくいですか?(笑)
とにかく、撥水系は、水滴が細かい粒状になるのに対して、親水系は、まとまって流れるという事ですね。
結局どっちが良いの?
どちらも水を流してくれる事に変わりはないのですから、どちらを使っても良いように思います。
先ほど登場したGSのスタッフさんのように、好みもありますからね。
わたし自身も「どちらでも良いかなぁ~」と思ったのですが、しかし同時に、「マセラティが、何も考えずに親水系を使っているとも思えない」と考えました。
しばらく「うーん・・・」と考えた結果、こういった事が理由かな?というのがこちら。
高級車は、ほとんど車庫(屋内)で保管する。
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雨の日、濡れた状態で屋内に入れた車は、撥水系のコーティングをしていると、水滴がボディーに浮いたままで滴り落ちず、それを放置しておくとそこにホコリが付着し、汚れの原因となってしまう。
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そうならない為に、雨天時には毎回ふき取りをしなくてはいけない。
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その点、親水系は、停車したままでも勝手に水が流れてくれるので、そういった手間がかからない。
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結果、親水系を選択する。
と、わたしは考えたのですが、どうでしょう?
これだけが理由だとは思いませんが、考え方の一つとして面白いと思いませんか?
コストってどうなの?
自動車ブランドによって、新車時オプションになるかどうかなど、それぞれ差があると思いますが、イチからの施工となると、数万円から数十万円の費用がかかることになるようです。
また、どのようなコーティング剤を使うかによっても費用が変わってくるので、一概には何とも言えないのが実情でしょう。
さらに、メンテナンスとして『年1回』は行わなければならなくなる場合もあり、その時も、業者にお願いするとなると1万円前後は必要になります。
家計に厳しい奥様ですと、「そんなの必要なの?」なんて事に、なるかもしれませんね(笑)。
そんな時は、
「フライパンにもコーティングする時代だぞ?」
と、優しく言ってみましょう(笑)。
案外、納得してくれる・・・かも?
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ただ、ENEOSと出光がメインとなっています。
まとめ
結局、コーティングに関しても洗車方法と同じく、「これが正解」というものはありませんね。
やはり個人の好みに左右されます。
しかし、キレイな車は見ているだけで、楽しい気分になります。
ですから、長期間車を美しく保ちたいなら、コーティングによるメンテナンスは必要だと思いませんか?
自分のライフスタイルに合った選択をして、愛車を大切にしたいものです。