こんにちは、ロッソです。
先日、とあるショップへ行った時、お店のスタッフさんと、こんなやり取りがありました。

はい?そうですよ。


マセラティですよ。

あれって、お高いんですよねー?





ええ・・・、グイグイ来てました(笑)。あれは、さらに買わせるつもりでしたね(笑)。
しかし、この「洗車、どうされているんですか?」というのは、マセラティを購入してから、けっこう質問される項目です。
しかも、一回や二回じゃありません。
意外と皆さん、こういった『メンテナンス』に興味があるようです(このスタッフさんは、違うように思いますが(笑))。
ということで、今回は『洗車』についてお話したいと思います。
目次
選択肢は、「自分で洗う」か「他人にお願いする」かだけ
結局、車の洗車というのは「自分で洗う」か、店舗に行って「他人にお願いする」かのどちらかになりますよね。
高級車の洗車であろうが、それは一緒です。
しかし、「洗車、どうされているんですか?」と尋ねてくるからには、それなりの理由もあると思います。
実際にわたしが聞かれたことを、いくつか挙げてみますと、
- 繊細で、取り扱いが大変そう。
- まさか、コイン洗車機なんか使ってないよね?
- 高級車買うくらいのお金があるんだから、自分でなんか洗ってないよね?
と、言ったところでしょうか(心なしか、偏見もあるようですが・・・(笑))。
結論から言いましょう。わたしの知人も含め、高級車を持っている人の答えは、
『自分の好きなようにしている』
という事です。つまり、どれが多いとかの答えが無いのです。
実際、とてもお金持ちの社長さんでも、週末、嬉しそうに自宅でフェラーリの洗車をしている方もいらっしゃいます。
ですから、上記の3のような質問は、少しピントがずれているかもしれませんね(また、高級車を持っている=お金持ちとも言えませんよ)。
また、上記1や2に関して言えば、『どんなお店で洗車しているの?』という事を聞きたいのだと思います。
確かに、「他人にお願いする」といっても、色んな選択肢がありますものね。
では、その選択肢の種類について考えてみると、
- 高級車を専門に扱うお店
- ホテルや百貨店に入っているお店
- ガソリンスタンドでの手洗い洗車
- コイン洗車機
- 専属運転手にお任せ
といったところが挙げられると思います。
それでは、上記にプラス「自分で洗車する」選択肢も加えて、それぞれを好む人の特徴、メリット・デメリットについて考えてみましょう。
自分で洗う派
意外と多いのが、このタイプです。
「お金があるんだから・・・」
なんて事を言う人もいるのですが、このタイプの人は、お金があろうがなかろうが自分で洗車します。
それは何故かというと、
「自分の車を愛してやまない」からです(笑)。
『愛車』などとよく聞きますが、こういった方々は、それを超越しているのでしょう(笑)。
4時間だろうが5時間だろうが、自分で洗車することに疲れを感じず、むしろ幸福感を感じさえする人もいます。
わたしも、自分の車を「愛車」だと思っていますが、なかなかこの域には達せません(笑)。
一応わたしも、ケルヒャーを購入しましたが、季節のいい時期だけ使用しています(笑)。
輸入車の宿命として、『すぐにホイールが汚れてしまう』というのは仕方がありません。ですから、「ホイールだけでも・・・」という時に、このケルヒャーは便利ですね。
また、こういった「自分で洗う派」タイプの方には「他人に触れられたくない」という想いも、若干あるようです。
メリット
- お店では対応できない、細かい汚れもキレイにできる。
- 自分でやることにより、安心感がある。
- 自分の気が向いた時にできる。
- 何時間でも、愛車と一緒にいれる(笑)。
デメリット
- 夏は暑く、冬は寒い。
- 時間を浪費してしまう(価値観が違う人にしてみれば)。
- 洗車スペースや、専用キットが必要になる。
高級車を専門に扱うお店
都会に多いのが、この『高級車を専門に扱うお店』ですね。
最近は、昔に比べて需要があるのでしょうか、店舗数も増えているように思います。
わたしも利用したことがありますが、スタッフの方が「さすが、慣れているな」と、感じるお店もありますね。
何が慣れているかというと、車の取り扱いに対してです。
高級車も種類によっては、エンジンのかけ方ひとつとっても、慣れていないと扱いが難しいですよね。
マセラティはそれほど難しくありませんが、そういったスマートな作業を見ると、何となく安心感が生まれます。
メリット
- スタッフが、高級車の取り扱いに慣れており、安心感がある。
- 空港の駐車場に取りに来てくれるなど、様々なサービスが有り、時間の節約になる。
- 店舗によっては、数種類の洗剤や薬剤を用意しており、車にあった提案をしてくれる。
デメリット
- とにかく、金額が高額になりやすい。
- 立地的に、都会に集中している。
- 基本的に予約制なので、必要な時に急な対応が出来ない。
ホテルや百貨店に入っているお店
ちょっとしたホテルや百貨店に入っている洗車店を、見たことはありませんか?
買い物やレストランに行けば、あっという間に、数時間は経ってしまいますよね。
その時間を利用して、用事が終わり、帰るころに車がキレイになっているのは、とても便利だと思います。
忙しい主婦の方などが利用したり、むしろ「ここじゃなきゃイヤ」なんて方もいるようです。
メリット
- 用事のついでに済ます事ができ、時間の節約になる。
- 高級車の取り扱いに慣れたスタッフが多い。
- 高級ホテルや有名百貨店に入っていることが多いので、安心感がある。
デメリット
- やはり、それなりの金額はする。
- 立地的に、都会に集中している。
- 曜日や時間帯で込み合っていることがあり、当日にできない事がある。
ガソリンスタンドでの手洗い洗車
洗車の方法として、一番ポピュラーなのが、このガソリンスタンド(GS)での手洗い洗車かもしれません。
昔よりGSの件数は減りましたが、それでも、少し車を走らせれば、何件かは見つけられるはずです。
わたし自身、メインとして使わせて頂いています。
しかし、人によっては「GSでは絶対に洗車しない」という方もいるのは事実です。
こういった方にお話を聞くと、
「ぞんざいな扱いを受けた」
「内部の設定などを、勝手に変更され、おかしくなった」
「皮のシートを傷つけられた」
などなど、嫌な思いをされた経験があるからのようです。
自分の車に対する思い入れが強いほど、ショックは大きいですものね。
しかし、GSの全てがそのような対応をするわけではありません。
実際、わたしがお世話になっているGSのスタッフは、すごく丁寧に扱ってくれますし、シートにはカバーをかけてくれたりと、いろいろ気を使ってくれます。
ですから、そういったお店が見つかれば、わたしのように「むしろGSが良い」と思えるでしょうね。
ちなみに、GSで洗車をするなら下記のサイトで検索すると、自宅近くのGSが簡単に見つかります。
また、サイト経由ですと「楽天ポイント」が貯まるので、お得かもしれませんね。
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メリット
- 手洗い洗車でも、安く済ませる事ができる。
- 時間的に融通が利きやすい。
- 近所であれば、思い立った時に洗車しやすい。
デメリット
- お店やスタッフのレベル差が激しい。
- 痒いところに手が届く対応が少ない。
- 良いスタッフや、いいお店に出会えるのは運次第。
コイン洗車機
昔から「コイン洗車機は傷がつきやすい」などと、よく言われますね。
現在は技術も進み、そんな事はないと言われているようですが、わたし自身、抵抗があり、マセラティでの使用はありません。
実際、以前BMWで使ったことがありますが、少し落ち込んだことがあります(笑)。
当時は「技術も進んでいるし、今日は時間もないから使ってみようかな」なんて、軽いノリでいったのが大間違い・・・。
細かい傷を見つけ、しばらくボーッとしていたのを、今でも思い出せます(笑)。
賛否両論あるでしょうが、少なくともわたしの周りで、コイン洗車機を使っている人はいないようです。
メリット
- 一番安価に済ます事ができる。
- 時間的制限がほとんどない。
- 日本中、少し探せばどこにでもある。
デメリット
- 「昔より良くなった」とはいえ、その真偽は確かではない。
- 洗車自体は早く終わるが、水滴を自分でふき取る手間がかかる。
専属運転手にお任せ
一口に「高級車に乗っている」と言っても、自分のお金で買ったのか、それとも会社のお金で買ったのかは周りから見てもわかりません。
しかし、専属の運転手がいるようでしたら、ほぼ会社の経費で購入しているでしょうね。
基本的にこういった社有車は、役員が乗っていない間は、運転手の方がメンテナンスや洗車をしてくれます。
運転手付きの車といえば、クラウンやレクサスが多いと思いますので、マセラティでとなると、ちょっと想像できませんね。
しかし、少し前に銀座を歩いていたら、ポルシェのパナメーラで、運転手付きの車を見つけました。
時代は変わったなぁ~と(笑)。
ですから、今後マセラティでも可能性はありますよね。実際、クアトロポルテなどは使っている会社もあるかもしれません。
でも、ランボルギーニやフェラーリではないでしょうね。
だって、基本2シーターですから、助手席に社長が座るって・・・ねえ?(笑)
個人的には嫌いじゃないですが(笑)。
メリット
- 会社の経費で全て落ちる。
- 常にピカピカ。
- 自分の時間を使わなくて済む。
デメリット
- 会社の経費とはいえ、高額になる。
- 車に対する愛着がわかない。
まとめ
以上をまとめてみると、洗車に対する考え方というのは様々ですね。
しかし、その根底にあるのは「車に対する愛着」の違いなのかもしれません。
高級車に対して何を求めるかというのは、「ステイタス」であったり、「憧れ」であったりと、それぞれ違います。
しかし、「愛着」という見方をすれば、「自分で洗いたい」という想いが強くなるのもわかる気がしますし、他人に粗末な扱いを受けたくないという気持ちも、理解できますよね。
ですから、もしあなたが「どこで洗車しようか?」と迷っているなら、自分が「どれだけこの車に愛着をもっているか?」について考えれば、答えは簡単に見つかるかもしれません。
また、「そもそも汚れないようにするには?」と考えるなら、『コーティング』を検討するのも良いかもしれません。
コーティングについて知りたい方は、下記の記事もご覧になってみて下さい。