高級車のウィンドウに「カーフィルム」は必要?

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こんにちは、ロッソです。

その昔、日本で高級車と言えばメルセデスが代表格だったようですね。

「黒塗りのベンツ」と聞くと、ちょっと近寄りがたいイメージがあったのかもしれません。

 

そしてほとんどの高級車が、ウィンドウにカーフィルム(当時はスモーク?)を貼っていたのではないでしょうか?

 

しかし現在、日本でもマセラティをはじめ、フェラーリやマクラーレンなど、多くの高級車が販売されています。

では近年、こういった高級車の多くは、カーフィルムをしているでしょうか?

 

結論から言いますと、答えは『NO』です。

 

しかし、わたしはマセラティ購入時、悩みに悩んだ末、カーフィルムを貼ってもらいました。

ここでは、何故現在の高級車はカーフィルムが少ないのかと、わたしが悩んだ経緯についてお伝えしようと思います。

目次

最近の高級車の傾向と定義

前述したとおり、日本では現在、多くの高級車が販売されています。

しかし、その多さゆえに、一口に「高級車」といっても定義が難しくなっているように思います。

なぜなら、1,000万円のお値段の車もあれば、1億円もする車もあるからです。

それこそ、人のお金に対する価値観は、千差万別ですので、誰が判断するかによって結果が違いますよね。

また最近は、「超高級車」なんて言葉もあるので、余計ややこしい(笑)

 

そこで、このブログでは、マセラティについての内容を中心に書いているので、一応の基準として1,000万円以上の車を「高級車」として定義させて頂きます。

 

(フェラーリやマクラーレンなどのオーナーさんにしてみれば、「えっ、1,000万円?」なんて言われそうですが、そこはどうか、ご勘弁を(笑))

超高級車について知りたい方は、下記の記事もご覧になってみて下さい。

 

『超』高級車って何?

 

それでは最初に、なぜカーフィルムを貼らない高級車が多いのかについて、考えてみたいと思います。

カーフィルムを貼らない高級車オーナーの言い分

これは単純です。その理由は、

 

『車の中まで見せたいから』

 

ただ、それだけです(笑)。

単純ですか?でも、そうでもありませんよ。

例えば、ランボルギーニやフェラーリなどは、リア(後部)に、何だかわからないけど凄そうなエンジンルームが見えますよね。

 

あれ、見せたいんです(笑)。

 

わたしの周りの人だけだったらすみません(笑)。しかしあれ、確かにカッコいいですよね。

カーフィルムを貼ってしまったら、あのカッコいいのが見えません。ある人に言わせれば、「それじゃあ買った意味がない」と(笑)。

また、ああいった車って、ウィンドウ自体がとても小さい。

ですから、貼るところがそもそも少ないと言った方が、正しいかもしれません。

マセラティオーナーの傾向

では、マセラティはと言うと、ウィンドウもそんなに小さくありませんし、外側からエンジンルームも見えません。

そこでわたしは、購入時に営業マンに対して、マセラティオーナーの傾向について聞いてみました。

以下、その会話です。

 

わたし
わたしとしては、カーフィルムを検討してるんですけど、他のオーナーさんて、どうされてるんですか?
営業マン
うーん。皆さんそれぞれですけど、傾向としては、貼られていないお客様が多いですね。
わたし
ふーん。そうなんですかー。

でも、そうする理由って、なぜだと思いますか?

営業マン
そうですねー・・・。

おそらく、マセラティって、例えばボディーが白色だったら、シートは赤色にするとかっていう傾向が強いんですが、そのコントラストを外から眺めたいという気持ちもあるんじゃないですかね?

わたし
あぁ、わからなくもないですねー。

 

確かに、街中でマセラティとすれ違うと、カーフィルムをしていない車が多いように思います。

ですから、カーフィルムを貼ることを選択したわたしは、レアなタイプかもしれません。

わたしが悩んだ理由

営業マンの方が答えてくれた理由も、確かにわかるような気がします。

しかし、わたしとしては、いくつか気になる点があったのです。

理由その1:防犯上の問題

基本的に、わたしは車を駐車場に停める時、貴重品はおろか、ほとんどモノを置きっぱなしにしません。

結局、「何かあるから盗まれる」んですよね?

ですから、その辺の心配はしていないのですが、やはり、中が丸見えだと人間の心理としては、興味を持ってしまいます。

空き巣でもなんでもそうですが、もちろん、自分の大切なものを盗まれるのはただでさえショックなのに、それと同時に、「なぜ、そんな犯罪者の勝手な都合で割られたドアを、自分が修理しなければならないの?」とも思ってしまいますよね?

ですから、そんな事にならない為に、防犯とは「まず興味を持たせない」事が重要なのかな?と、わたしは思います。

理由その2:あおり運転対策

最近よく耳にするこの「あおり運転」ですが、これは、本当にやる人は、相手がだれであろうとすると思います。

 

しかし、人によっては「女性に対してはする」けど「男性にはやらない」なんて人もいるようです。

 

ですから、そもそも男性か女性かもわからないようにしておけば、多少被害は減るかもしれません。

また、マセラティは、女性が運転していてカッコいい車です。個人的に言えば、女性にドンドン運転してほしいと思っています。

ですから、例えばあなたが男性で、いつもあなただけが運転するのなら良いですが、たまに奥様も運転するというのであれば、是非奥様を守るためにも、検討したほうが良いと思いますよ。

ここで余談ですが、マセラティを運転していて「あおり運転」に遭遇することって、ほとんどありませんが、ごく稀にあります。

その「あおってくる車の車種」って何だと思いますか?なぜか傾向があるんです。

これについても、いずれお話しますね(笑)。

【追記】

記事、作成しました。

よろしかったら、こちらの記事も読んでみて下さい。

理由その3:とにかくジロジロ見られる(笑)

実は、これが一番の理由かと思うくらいです(笑)。

これは試乗しているときから感じていましたが、とにかくジロジロ見られます。

ええ・・・、特に、信号待ちしている時、隣に停車しているおばさん・・・いや、少しアッパー層のお姉さんは、

 

むしろ『ガン見』です(笑)。

 

これ、仕方がありませんよね。自分が興味のある車を見つけたら、「どんな人が運転してるのかな?」って思いますものね。

これが「わたし、見られるの大好き!!もっと見て!!」という人だったら問題ありませんが(いるのかな?)、わたしはちょっと苦手でして。

ですから、わたしのように「動物園状態はちょっと・・・(笑)」と言う方は、カーフィルムの検討をおススメします。

まとめ

如何でしたでしょうか?

そもそも、高級車を購入する人は、「カーフィルム?考えたこともないよ」と言われる方も、いるかもしれません。

あくまで、わたしの意見ですので、参考程度にしてくれれば良いと思います。価値観は、人それぞれ違います。

しかし、私個人としては、先ほども言いましたが、「マセラティは、女性が運転していてカッコいい車」だと思います。

あなたが女性であれば、安全面からも、是非検討したほうが良いと思いますよ。