こんにちは、ロッソです。
車でも何でもそうですが、高額商品を購入したとき、それが納品されるまでとてもワクワクしますよね。
車以外で言うと、例えば「時計」などがそうでしょうか?
高額な時計を購入すると、ブランドにもよるでしょうが、必ず点検してからの引き渡しになると思います。
点検が完了し、再度来店で引き渡し。
引き渡しを待っている時間も楽しいですが、その手渡される瞬間も楽しいですよね。
しかし、その引き渡し時に「えっ、こんな感じ?」なんて思うブランドも・・・。
何というか、正直、雑と言うか・・・。
いえ、良いんですよ。そういった「特別感」を求めていない人もいますからね。
わたしも正直言えば、あまり盛大なのは苦手です。
そしてこういった話は、同じように、車の納車にも当てはまってくるかと思います。
そこで今回は、マセラティを含む高級車の「納車式」について考えてみたいと思います。
目次
盛大な納車式
一時期ネット上で、「レクサスの納車式が凄い」などと注目が集まったことがあります。
その内容を見ると、「花束やシャンパンを渡し」「ディーラー従業員総出」でお祝いするといった内容でした。
その様子が写真に収められたものもありますが、皆さんとても嬉しそうですね。
高額商品だけに、「お客様に特別な体験をして頂きたい」というレクサスの熱意が伝わってきます。
レクサスのサービスは素晴らしい
わたしはレクサスを購入したことがありませんが、試乗で何度か訪れたことがあります。
マセラティを購入する際にも、比較のために足を運びました。
レクサスの店舗はあちこちにあるので、店舗も複数回ったのですが、その度に思うのが「素晴らしいサービス精神だな」という事。
これは、どこの店舗に行っても共通しています。
実際、レクサスはトヨタ系列ですが、誰でもがレクサスのスタッフになれるわけではないそうです。
優秀なスタッフを厳選し、レクサスの講習を修了した人のみが店舗に立てるそうですから、それはそうかもしれませんね。
皆さんとても素敵な笑顔で迎えて下さるし、中でも一番わたしが感動したのが「お見送り」でした。
通常、どこのディーラーに行っても、駐車場を出てお見送りをしてくれますよね?どこでもやっている事ですが、レクサスは一味違う。
なんて言ったら良いんでしょう・・・、お辞儀の角度や姿勢など、どこか洗練された感じがします。
そこへいくと、他の高級自動車ブランドは、どこか「義務的」という感じ。
特に某ブランドは、どこのディーラーでもその印象が強いです。
いえ、マセラティではありませんよ(笑)。わたしはブログで、悪口を言わないと決めています。ここでブランド名を出したら、悪口になっちゃいますからね(笑)。
ただ、このブログを読まれている方であれば「あぁ、あそこかな?」なんて気づくかもしれませんが(笑)。
レクサスの納車式もディーラー毎に
このように、サービス精神に溢れたレクサスですから、前述したような「納車式」を行うのも頷けますよね。
しかし最近は、どんどん控えめになっているそうです。
また、その内容もディーラーによって違うとか。
よく勘違いされますが、レクサスやトヨタは、マセラティと同じように「レクサス○○店」などと、ブランド名を冠していますが、あくまで「正規代理店」というだけで、トヨタの子会社ではありません。
各地域ごとに販売会社があり、トヨタと出資関係はなく、全くの別会社となっているのです。
ですから、そういったサービスの内容は、各販売会社によって変わってくるのは当たり前かもしれませんね。
また、最近どんどん内容が控えめになっているというのも、お客さんの意向を重視しているからかもしれません。
どちらかというと日本人は、そういった派手な演出を避ける傾向があります。
正直に言って「気恥ずかしい」と言ったところでしょうか。
ですからレクサスは、そういったお客さんの気持ちを汲み取って、派手な納車式をどんどん控えめにしているのかもしれません。
日本人には向いていないサービスなのかもしれませんね。
他のブランドは?
では、他の高級自動車ブランドでの納車は?というと、「まぁ、フツー」と言ったところでしょうか。
メルセデスやBMWなどは、当日、電車やタクシーなどでディーラーに行き、簡単な説明を受けて「さあ、どうぞ」という感じ。
ただ、これらのブランドもディーラーによっては、趣向を凝らしているところもあるようです。
こちらも「ディーラーによる」といったところでしょうね。
ですが基本的に、わたしは今まで「雑」と感じたことはなく、逆にこれくらいで良いかなと思える感じでした。
これはポルシェなども基本的に変わりません。
では、「超」高級車の納車は?となると、これは「ブランド」と「車両の金額」によって変わってくるようです。
例えばランボルギーニであれば、一般的な車両などは(まぁ、すでに金額的には一般的ではありませんが(笑))、普通に店舗に取りに行って、説明を受けて「さあ、どうぞ」と。
しかし、特別なもの(ワンオフや限定生産)になると、それなりの対応があるようです。詳しくはわかりませんが(笑)。
だってそうですよね、ワンオフとは、特別な顧客にしか販売しないモデルですし、「限定生産」モデルでもほとんどが「一見さんお断り」です。
そんな人たちがブログで「納車こんなだよ」なんて、教えてくれたりしませんもんね(笑)。
ですので、基本的には一部を除いて、多くのブランドがさほど変わりがありません。
マセラティは?
では、マセラティの納車は?という事ですが、これも普通に店舗まで取りに行く事は、他のブランドと変わりません。
店舗に行って、説明を受けるのも一緒。
ただ、全てのディーラーで対応しているかわかりませんが、自宅への納車もしてくれます。
わたしは、車を受け取ってから、そのままドライブに行きたかったので、店舗での納車をお願いしました。
マセラティも、納車に関しては他のブランドとあまり変わらないと思います。
ただ、プレゼントでスパークリングワインは頂きました。シャンパンじゃないのは、イタリアブランドだからでしょうね。
他に特筆することもなく、いたって普通というところでしょうか。
まあこれも、全てのマセラティディーラーが、同じ内容ではないと思います。他のブランドと同じく、「ディーラーによる」といったところでしょうね。
まとめ
高級ブランドだからと言って、すべてのブランドが過剰な演出をするわけではありません。
わたし的には「ちょうど良い」かと。
ただ、「せっかく高い買い物をするんだから、派手なほうが良い」という人には期待外れかもしれません。
そういった方は、ディーラーさんにアピールするのも一つの手かもしれません。
「フラワーシャワー」くらい、してくれるかもしれませんよ。
・・・冗談です(笑)。