輸入車メーカーのホームページは、何故か重たい

プラス知識

こんにちは、ロッソです。

輸入車の購入を検討している人などがインターネットで車を検索しようと思うなら、まず覗いてみるのが「公式HP(ホームページ)」ですよね。

しかし、これら輸入車メーカーの公式HPって、全般的に「重たい(遅い)」と思いませんか?

 

えぇ、マセラティのHPは、特に重たい(笑)。

 

そこで今回、その理由などについて考えてみようかと思います。

目次

理由は簡単

と言っても、その理由は簡単なんですよね。

多くの輸入車メーカーは、ホームページアドレスを世界共通で設定しており、しかも、そのホームページのデータを保管するサーバーが海外にあるという事。

 

要は、海外のサーバーに保管されているデータを、日本で見ようとするから重たくなると。

 

更に言えば、自動車メーカーのHPには多くの画像や動画がありますから、それだけでも通信量が膨大になりますよね。

もちろん、日本国内のサーバーを利用しているメーカーもあり、こうしたメーカーの場合にはあまり重たく感じる事も少ないでしょう。

サーバーの置き場所で分かる「日本市場への力の入れ具合」

では、なぜ海外のサーバーを利用するメーカーと、日本国内のサーバーを利用するメーカーに分かれるかという事ですが、これは「日本市場への力の入れ具合」にも関係すると言えるでしょう。

例えば、日本のホームページのサーバーを、日本国内においている輸入車メーカーはこちら。

 

【日本国内にサーバーを置く輸入車メーカー】

  • メルセデス
  • BMW
  • アウディ
  • フォルクスワーゲン
  • ジャガー

 

次に、海外にサーバーを置く輸入車メーカーはこちら。

 

【海外にサーバーを置く輸入車メーカー】

  • ポルシェ
  • マセラティ
  • ボルボ
  • 他、多数

 

上記の違いで分かるのは、やはり販売台数が圧倒的に違うという事。

それなりの販売台数が日本国内であれば、企業としても日本市場で力を入れようと考えますよね。

もちろん、各メーカーによって考え方の違いはあるとは思いますが、ここが一番の理由かと思います。

とは言え、例えばボルボのように、それなりに日本国内での販売台数が多いのにも関わらず、未だに海外にサーバーを置いているメーカーもあります。

サーバーを置く場所は、ほとんどがアメリカ

で、海外にサーバーを置く輸入車メーカーですが、そのほとんどがアメリカにサーバーを置いています。

やはり北米は、販売台数が世界的に見ても飛びぬけていますから、どのメーカーも重点地域として位置付けているのでしょうね。

例えばマセラティ、フェラーリなどはイタリアのメーカーですが、サーバーはやはりアメリカに置かれているようです。

 

ですから、イタリア本国でマセラティのホームページを見たとしても、「重たいなぁ」と感じる事になると(笑)。

 

まぁ、この辺は仕方がないでしょうねぇ~。

それぞれの国のサイトを見るには

こうした「アメリカにHPサーバーを置く」自動車メーカーというのは、サイトの作り自体はどこの国でも共通化しており、掲載している画像やイベント情報などについてだけ、それぞれの国ごとに変えています。

例えば、ポルシェジャパンのトップページはこんな感じですが、

 

出典:ポルシェジャパン

アメリカのポルシェのHPはこんな感じ。

 

出典:ポルシェUSA

ねっ、作りは一緒ですけど、微妙に違うでしょ?

では、このように他の国のHPも見てみたいと思った場合、どうすれば良いかという事ですが、これはとても簡単です。

まず、下の画像を見て頂くと、上から2段目の部分にアルファベットの表記がありますよね。ここがホームページのアドレスとなります。

 

 

で、よーく見ると最後の方に「japan」とありますよね?例えば、アメリカのホームページを覗いてみたいなら、ここを「usa」に変更するだけの話です。

それぞれの国名を入れるだけで、その国のHPが見れるのですから簡単ですよね。

ちなみに、ポルシェの場合は「japan」と入力しますが、マセラティの場合であれば「jp」「us」と短縮表記になるのでご注意ください。

まとめ

同じメーカーのホームページでも、それぞれの国で記載されている内容が少しずつ異なります。

各国のホームページを見比べて、「へぇ~、こんなイベントもあるんだ」なんて発見もあるかもしれませんね。

暇なときにでも、覗いてみて下さい。