こんにちは、ロッソです。
いつもと同じ道を運転していて、「あれ?何かおかしいな?」と感じる事ってありませんか?
言葉で説明は出来ないけど、何かおかしい・・・。
そう思って速度を落とすと、猫が飛び出してきた・・・なんて経験をした事があるのは、わたしだけじゃないはず。
あなたにも今までに、この「あれっ?」と思う瞬間があったと思います。
この「あれっ?」を「直観」や、「第六感」などと呼ぶことがありますね。
実はこの「直観」、多くの人が感じているはずなのに、無視してしまう傾向が強いようです。
例えば、初対面の人と出会った時。
初めは「なんか、嫌な感じだなぁ~」と感じていても、多くの人が「いやいや、そんな大人げない」と打ち消して、とりあえず感じ良く対応します。
そして、「なんだ、良いとこもあるよね」なんて言いながら、しばらく取引きやお付き合いを続けます。
しかし、時間が経つにつれて、「やっぱり嫌なヤツだな」と(笑)。
結局、最終的にその相手に感じた嫌な部分と、最初に「直観で感じた」嫌な部分というのは同じだったりします。
「あぁ、わかるわかる」と頷いたあなた、結構なお人好しです(笑)。
直観を信じていれば、嫌な想いもしなかったはずですが、「世の中、そんな悪い人ばかりじゃないよ」とか、「わたしの直観なんて、当てにならないし」ということで、結局嫌な想いをする・・・。
いえ、いいんです。色んな経験をしてこそ人生ですからね。
しかし、「この人生、ちょっと変えたいなぁ~」と、少しでも思うなら、今日のお話は少しは参考になるかもしれませんよ。
前置きが長くなりましたが、今回は「相手の本性を見極める方法」についてお伝えしようと思います。
目次
「結婚相手」や「取引相手」、人生には見極めなければならない事が多い
「わたし、見極めるとかって面倒だし、どうでもいいかも」
なんて言っていても、もし仮にあなたが女性だとして、結婚相手を選んでいる最中だとしたらどうでしょう?
えぇ・・・、本気になりますよね?(笑)
これから何十年も一緒に過ごす相手ですよ?嫌なヤツだったらたまりません(笑)。
これは、あなたが男性だとしても同じはず。
また、ビジネス上においても同じことが言えます。
やはり誰でも、信用できる相手と取引きをしたいと考えます。特に大きなお金が絡むと尚更ですよね?
このように、人生には相手を見極めなければならない瞬間が、とても多いと思います。
それなのに、結構安易に考えている人が多いように感じるのは、わたしだけでしょうか?
直観には限界がある
誰にでも備わっている直観ですが、よほど自信のある人でさえ、毎回正しい答えが出るとは限りません。
というのも、直観を邪魔するものって、意外と沢山あるからです。
その一つが「言葉」。
何か怪しいなと思っていても、相手が口の上手な人だと、何故かわからないけど信じてしまいます。
本当は、その人が「何を言うか」ではなく、「どう行動するか」を見るべきなのに、言葉にはそれを忘れさせる力がありますよね。
次に「見た目」。
服装とその人の人間性は同じではありませんが、視覚から入る情報はとても多く、人間の判断に大きな影響を及ぼします。
例えば、二人の男性がいて、Aさんはピシッとしたスーツ、Bさんはヨレヨレの服だったら、どちらが有能そうに見えるでしょうか?
答えは簡単ですよね。
二人がどれだけ有能かなんて、行動を見なければわからないのに、多くの場合見た目で判断してしまいます。
以前、「詐欺師は、言葉遣いと見た目の研究に力を入れる」なんて話を聞きましたが、なんとなく理解できますよね。
直観は、事の本質を見抜く便利なツールではありますが、このように万能ではない事がわかります。
相手を簡単に見極める方法
「直観も、言葉も、見た目も判断材料にならないなら、じゃあどうしたらいいの?」
と、思いますよね。
簡単です。下記の3つを試して、相手がどのような行動するかを見ればいいだけです。
それがこれ、
- 相手が大金を持ったらどうなるか?
- 相手にお酒を飲ませたらどうなるか?
- 相手に車を運転をさせたらどうなるか?
これだけで相手の本性を見抜けます。
それでは、それぞれについて考えてみましょう。
相手が大金を持ったらどうなるか?
実は、これが一番確認しづらい方法です。
現実的に、こういった状況になるのは稀ですからね。
しかし、人は大金を持った時に、とても本性が出てしまうものです。
昔は腰も低く、いつもニコニコしていた人が、大金を掴んだとたんに威張り散らしたり、横柄な態度を取ったりする光景を見たことがありませんか?
これは、「大金を掴んだから変わった」のではありません。
昔からの威張りん坊なのです(笑)。
結局、お金が無い時には「嫌だけど頭を下げていた」だけのことで、大金を掴んだ事で、そのストッパーが外れただけの話です。
本当に感じのいい人は、お金があろうが無かろうが、いつでも感じが良いはずですよね。
実際、ついこの間、わたしが初めてお会いした方は、とても成功されているのに、こちらが恐縮するくらい腰の低い方でした。
成功するべくして、成功されたんだろうなぁ~と。
ですから、この「大金を持ったらどうなるか?」は、とても分かり易いツールだと思います。
しかし前述したように、相手を見極める方法としては、少し現実的ではなく難しいですね。
相手にお酒を飲ませたらどうなるか?
これは、かなり使いやすいツールでしょう。
あなた自身、お酒の席で「えっ?この人、どうしたの?」なんて想いをした経験もあるかもしれません。
逆に、あなたが周りにそう感じさせていない事を祈りますが(笑)。
通常、人間の「理性」は、大脳の「大脳新皮質(だいのうしんひしつ)」の中の「前頭葉(ぜんとうよう)」と呼ばれるところで制御されていると言われていますが、アルコールが入る事により、この制御が効かなくなる事が原因なのでしょうね。
理性が働かなくなり、その下にある本能が顔を出してしまうのでしょう。
ですから、「普段は良い人なのに・・・」などと言う人がいますが、あれは間違いです。
お酒を飲んで変わる人は、『普段から』そういった考え、行動の持ち主なのです。
ただそれを、理性で抑えきれなくなっただけの話。
ビジネスにおいて、お酒の場は結構多いと思いますので、これはビジネスで有効に活用できますね。
あなたは飲んだふりをして、じっくりと相手を観察する。
あなたまで酔っぱらったら意味がありませんよ(笑)。
異性を見極めるのにも有効ですが、初めてのデートで、お酒を飲むというのも・・・?
まぁ、価値観はそれぞれですので、利用する手もありますね。
実際わたしの知人で、これを有効活用している人がいます。
この知人は女性ですが、とある事がきっかけで、初めてのデートはお酒を飲みに行く事に決めているのだとか。
そのきっかけは、この女性がある男性とお酒を飲みに行くたびに、財布のお金が減ってしまう事が続いたからのようです。
不審に思った彼女は、お札に特殊な記号を書き込んだとか(笑)。
そしてある日、その男性と飲みに行った帰りに、その男性の財布を開けさせると・・・。
答えはわかりますよね?(笑)
相手に車を運転させたらどうなるか?
最後の方法が、この「相手に車を運転をさせる」です。
これが一番簡単に確認できる方法でしょう。
特に女性が、相手の男性を見極めるのには最適です。
しかし最近は、昔に比べて車を持たない男性も増えてきています。でも、女性側からしたら、デートに車で迎えに来てくれたら嬉しいという人は、いまだに多いようです。
例えば、あなたが女性だとして、ディズニーランドが大好きだとします。
初めてのデートで、お相手の男性が「車、持っていないんです」となれば、どうするでしょう?
東京駅で待ち合わせして、京葉線でディズニーランド?
うーん・・・。無くはないですが、あなたの男性に対する評価はどうでしょうか?
また、あなたの目的は「ディズニーランドを楽しむ」事かもしれませんが、出来れば「相手の本性を見極める」ことも重要ですので、あえて「レンタカー借りてきて」と、言ってみましょう。
男性側からしたら「余計なこと言うな」と、お思いでしょうが(笑)。
さて、ハンドルを握ると人間、どうしても本性を隠せません。
普段、どんなに大人しい人でも、
「合流で絶対に譲らない」
「歩行者に対し、無意識に舌打ちしている」
「とにかく前の車を煽る」
「急発進、急ブレーキ。思いやりのある運転をしない」
などなど、ドンドン本性が出てきます。
日常とのギャップに驚くかもしれませんが、運転している姿こそが本当の姿です。
デートの最中、しっかりと相手の運転を観察しましょう。
その姿を見て、あなたがどう判断するかは自由ですが、これほど簡単にその人の本性を見分けるツールをわたしは他に知りません。
ビジネスにおいて、取引相手を判断するためには中々使えませんが、人材採用の判断には使えると思います。
実際わたしも、中途採用者の試用期間中に運転させたことがありますが、その結果は「適性試験」より多くの事がわかりました(笑)。
あなたが人事担当であれば、試してみるのも良いかもしれません。
まとめ
この「ドライブで相手の本性を見極める方法」は、何かの本で読んで知ったのだと思いますが、わたし自身、本当に的を射てるなと思います。
これはただの知識ではなく、実際に私が試した上で確信しています。
「ハンドルを持つと、人格が変わる」などと言いますが、本当は「ハンドルを持つと、本質が出る」が正しいようですね。
心理学的にも生理学的にも何故かはわかりませんが、試してみる価値はありますよ。
嫌な人に捕まって、無駄な時間を過ごすより、好きな人に囲まれていたほうが楽しいですよね?
まぁ、こういった内容を、わたしは全てが正しいとは思っていません。
ただ、あなたが人間関係に苦労しているのなら、少しはお役に立つ時が来るかもしれませんよ。