こんにちは、ロッソです。
以前の記事夏にドライブを楽しむならココがおススメ「関東版」では、関東地方を中心としたおススメのドライブコースをお伝えしました。
で、今回はその続編という事で、「関西地方」のおススメドライブコースをご紹介したいと思います。
ただわたし、今回この記事を書くにあたり、少々悩むことに。
というのも、わたしの中でのドライブって、行く先々で信号も少なく、スーッと走り抜けるイメージなんです。
となると、高速道路が一番適していると思うのですが、それも何だか味気ないと。
そんな事をあれこれ考えていると、関西でこういったドライブコースは少ないような気がして・・・。
いえ、あるにはあるんですよ。
例えば、芦有(ろゆう)ドライブウェイなどは、関西のドライブコースとしては有名ですよね。
また京都で言えば、「比叡山ドライブウェイ」「奥比叡ドライブウェイ」などもよく知られています。
ただ、こういったドライブウェイやスカイラインなどが、全体的に関東に比べると少ないように感じます。
更に言えば、誰でも知っているコースを紹介しても面白くないかと。
「そんな事ない!関西にもたくさんある!」という方がいらっしゃったらすみません。
その辺は、わたしの勉強不足だと思いますので、どうかご勘弁を。
ただ今回は、ちょっと趣向を凝らしてみたので、ほんの少し、お付き合い頂ければと思います。
目次
奈良「寺社仏閣」ルート
まずは、奈良「寺社仏閣」ルートという事で。
基本的に今回は、「〇〇を巡る」ドライブルートという内容で、進めていこうと思います。
さて、奈良と言えば歴史の古い地域で有名ですが、国宝や重要文化財の数が全国で3位だという事をご存知でしたでしょうか?
建造物の数で言うと、京都を凌ぐ全国第1位です。
意外とこれ、知られていないんですよね。奈良県民の方でも、あまり知らないようです(笑)。
ありきたりかもしれませんが、せっかくですから奈良県は、寺社仏閣を巡るルートがおススメかと。
わたしのおススメのルートは下記の通り。
長谷寺(桜井市)⇒大神神社(桜井市)⇒東大寺(奈良市)
地図にするとこんな感じ。
グーグルマップでは、一般道を表示する事が多いですが、桜井市から奈良市の間は、無料の高速道路やバイパスもあるので、ご自身の車のナビに従った方が良いかもしれませんね。
では、それぞれ見ていきましょう。
長谷寺(はせでら)

出典:
所在地 :奈良県桜井市初瀬731-1
入山時間:8:30~17:00(4月~9月)
9:00~17:00(10月~11月・3月)
9:00~16:30(12月~2月)
入山料金:大人500円
駐車場 :普通車500円
まずは長谷寺から。
西国三十三所の札所としても有名ですよね。
上記の画像は本堂で、こちらは国宝に指定されています。
手前に見える舞台のような場所は、京都の清水寺のような造りとなっていて、かなり見晴らしが良い場所となっています。
わたしはこの長谷寺が大好きで、既に何回も伺っていますが、一つだけ問題が・・・。
というのもこのお寺、駐車場から本堂まで、かなり長い階段を上らなくてはいけません。

認めたくはありませんが、年々辛くなってきたわたし(笑)。
ただ、この長谷寺は、ご本尊に触れられることや、沢山の花が咲く事でも有名。
毎年、春と秋に特別拝観があり、この時に観音像に触れる事ができます。
また、花の御寺としても知られ、どの季節に行っても色とりどりの花が咲いています。
まだ行った事がない方は、ぜひ行ってみて下さい。
ちなみに、入山料が必要となります。
大神神社(おおみわじんじゃ)
出典:
所在地 :奈良県桜井市三輪1422
ご祈祷 :9:00~17:00
駐車場 :無料駐車場有り
そしてお次が大神神社(おおみわじんじゃ)。
長谷寺と同じ桜井市内にあるので、移動時間としては20分程度で、かなり近い場所にあります。
ご祭神は「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」とされ、蛇神として知られています。
実際、境内の中を歩いていると、「白蛇」に遭遇する事があり、この蛇に出会えた人はラッキーかもしれませんね。
一応、わたしは遭遇したことがあります(笑)。
大神と書いて「おおみわ」と読ませるのも珍しいですが、この辺りは「三輪(みわ)そうめん」でも有名です。
神社の近くに何店舗か「三輪そうめん」を提供するお店があるので、暑い夏には丁度いいかと。
ちなみに、この大神神社に参拝したら、せっかくですから本殿から少し歩いたところに「狭井神社(さいじんじゃ)」という摂社があるので、こちらも参拝されると良いですよ。
狭井神社拝殿の裏手に回ると、「薬井戸(くすりいど)」という井戸があり、ここから湧き出る水を飲むと万病に効くと言われています。
病に効くか効かないかはわかりませんが、夏でも冷たくてとても美味しい水ですから、一度飲んでみては如何でしょうか?
駐車場に関しては、境内に入る鳥居近くに無料の駐車スペースがあります。
初めて行くと、有料駐車場に停めてしまいそうになりますが、この無料駐車場が境内に一番近いですので便利かと。
満車の事が多いですが、結構回転が早いので、少し待てば停めれると思いますよ。
東大寺(とうだいじ)

出典:
所在地 :奈良県奈良市雑司町406-1(寺務所)
拝観時間:7:30~17:30(4月~10月)
8:00~17:00(11月~3月)
拝観料 :大人600円
駐車場 :近隣有料駐車場
そして最後が東大寺です。
少しベタかもしれませんが(笑)、奈良に行ったら外せませんよね。
上の画像は大仏殿ですが、この他にも二月堂など、さまざまな建造物があります。
奈良と言えば鹿が有名ですが、「かわいいっ」なんて油断していると、突進してくることもあるのでご注意を(笑)。

こんな感じで、至る所に鹿がいますから、「鹿せんべい」なんて持っていると、ウヨウヨと集まってきます(笑)。
道路上も平気で横断してきますから、奈良公園近辺では、スピードを出さないほうが良いですね。
これ以外にもおススメしたい場所が沢山ある奈良ですが、これだけでも1日十分楽しめるかと。
ただ、奈良の残念なところは、「宿泊施設が少ない」というところ。
多くの方が、奈良観光の後、大阪や京都に宿泊するようですね。
また、東大寺に行く際に注意が必要なのは、「近隣駐車場が少ない」という事。
恐らく、皆さんがイメージしている東大寺は、南大門近辺だと思いますが、この辺に駐車場はほとんどありません。
運が良ければ空いている事もありますが、休日などはかなり難しいかと。
多くの方が西大門駐車場を利用することになると思いますが、ここから大仏殿までは、少々歩きますのでご注意を。
最悪の場合、県庁横の駐車場が大きいですから、ここを利用するのも良いでしょう。
京都「スイーツ」ルート
そしてお次が、京都「スイーツ」ルートという事で。
「スイーツルート」なんて言うと、甘いもの好きのように思われるでしょうが、実はわたし、甘いものが苦手でして(笑)。
何故このルートをお勧めするのかというと、このブログに何度か登場している「関西出身の実業家Kさん」のゴリ押しです(笑)。
わたしが、「今度、こんな記事を書こうと思ってるんです」というと、「京都といったら甘味処でしょ?」と、一歩も譲りません。
・・・うーん、わたしのブログなのに(笑)。
実際、以前の記事マセラティで「長距離ドライブ」へでKさん達と旅行した時も、このルートを周りました。
まぁ、あれこれ言っても仕方がありませんので、ご紹介しようかと(笑)。
ルートとしては以下の通り。
中村藤吉本店(宇治市)⇒出町ふたば(京都市)⇒足立音衛門(大丸京都店内)
地図にすると、こんな感じ。
では、それぞれ見ていきましょう。
中村藤吉本店(宇治市)
出典:
所在地 :京都府宇治市宇治壱番10番地
営業時間:10:00~19:00
定休日 :基本的に無休
まずは、中村藤吉本店から。
このお店、宇治市にあるのですが、宇治といえば抹茶で有名ですよね。
宇治市内には、抹茶を使用したスイーツを提供するお店が多いようですが、この中村藤吉本店は、その中でも人気のお店のようです。
まぁ、「ようです」というのは、訪問した際、かなりの行列でしたので。
スイーツ好きからすると、「ここは外せない」との事(笑)。
銀座や京都駅にもお店があるようですが、皆さん、一度は本店に行ってみたいのだとか。
一番の人気は、抹茶ゼリイや生茶ゼリイ。
しかし、ゼリーと書かずに、「ゼリイ」と書くからには、なんらかしらこだわりがあるんでしょうね。
専用駐車場がありますが、この近辺は道が細く、一方通行が多いので注意してくださいね。
出町ふたば(京都市)

出典:
所在地 :京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
営業時間:8:30~17:30
定休日 :火曜、第4水曜
そしてお次が、出町ふたばです。
こちらの代表的なスイーツは、「豆餅」だそうです。
まぁ、豆付きの大福といえば分かり易いでしょうか?
京都の方なら知らない人はいないのだとか。
わたし、このお店に行くまで知らなかったのですが、こちらは店内で食べるスペースがありません。
要は、「並んで、買って、どこかで食べる」という・・・。
確かに美味しいのですが、わたしのように知らない人はご注意くださいね。
商店街のようなところで、とにかく並ばないといけませんから、それだけは覚悟して行きましょう(笑)。
足立音衛門(大丸京都店内)
出典:
所在地 :京都市下京区四条通高倉西入立売西町79(大丸京都店B1F)
京都府福知山市内記44-18(本店)
営業時間:9:00~18:30(本店)
定休日 :元旦のみ(本店)
そして最後が、足立音衛門です。
実はこちらのお店、本店が京都府北部の福知山市というところにあります。
スイーツ好きの方々からすると、本当は本店に行く事をお勧めしたいようですが、ちょっと距離があるので、今回は百貨店内のお店で妥協(笑)。
このお店の一番の売りは、何と言っても「栗のテリーヌ」だそうです。
栗といえば「丹波栗」が有名ですが、ここのテリーヌは丹波栗の使用はもちろん、砂糖などの材料にもこだわっているようです。
確かに、甘いものが苦手なわたしでも、美味しいと感じるスイーツでした(たくさんは食べられませんが)。
まぁ、オンラインショップや各地の百貨店でも販売されているので、敢えてルートにいれる必要もないかと思いますが、ここはわたしの知人たちが「絶対に入れてほしい」と言ってるので(笑)。
その他、番外編
今回のスイーツルートは3店舗に絞りましたが、これ以外にも関西には美味しいお店が沢山あります。
そこで、上記以外のお店も少しご紹介しておきます。
みやけ(奈良市)
出典:
この「みやけ」というお店、わたしの知人たちがかなり押しているお店なのですが、奈良市という事で今回は除外。
夏はかき氷が有名ですが、季節限定の「クリーム苺大福」は確かに美味しかったです。
平日でもかなり混んでいる人気のお店です。
キルフェボン(京都市)
出典:
この「キルフェボン」も京都で有名なお店ですが、京都が本店ではありませんので今回は除外。
フルーツタルトがメインのお店で、ここもかなり混雑しています。
高瀬川沿いにあるので、京都らしい街並みを楽しみたい方には良いかもしれませんね。
まとめ
如何でしたでしょうか?
まさか、甘いものが苦手のわたしが、スイーツを紹介するなんて思ってもみませんでした(笑)。
まぁ、新しい京都の楽しみ方と言えばそうかもしれません。
この他にも、関西にはおススメのドライブルートが沢山ありますので、またそれについては、いずれお伝えしようかと。