こんにちは、ロッソです。
以前の記事「今年(2021年)は、車の購入を控えた方が良い?」の中で、わたしは出来る事なら来年(2022年)の8月まで車の購入は控えた方が良いですよなんて事をお伝えしています。
詳しい内容については、そちらの記事をご覧になって頂ければと思いますが、その中でも特に「中古車の購入は1番やめておいた方が良い」と強調しています。
これを読んだ知人が、「早く言ってよ~、もう買っちゃったよ」なんて言ってきました(笑)。
いや、良いんですよ。好きなものを買うのは個人の自由ですから、別にこの通りにする必要なんてありませんからね。
ただ、考えなしに購入すると「損をしますよ」とわたしは言いたかっただけで。
車の購入って、なかなか大きい買い物ですから出来る事ならお得に済ませたいところですよね。よほど運のいい人なら、こんな時期でも掘り出し物を購入できるかもしれませんが、大抵の場合は少し頃合いを見計らった方が得なんじゃないかと思います。
じゃあそれって、どうやって見極めたら良いのかというお話ですが、簡単に言えば「経済の流れ」をちょっとだけ先読みすれば分かるんじゃないかと。
まぁわたし自身、大して経済の事を知っている訳ではありませんが、わたしなりに考えるちょっとしたコツなんかについて今回はお伝えしようかと思います。
あくまで参考程度に。
目次
中古車を絶対買ってはいけない訳でもない
その前にまずは、わたしは何も「中古車を絶対に買ってはいけない」とは言っていませんからね。
まぁ、二重否定になっているので分かりにくいかもしれませんが(笑)。
要は、あと1年くらい待てるなら、出来る限り今は控えておいた方が良いですよと言ってるだけなんですね。
中には、「今乗っている車が壊れた」とか、「かなり珍しい車が売りに出されている」なんて事もあるでしょうから、そういった場合は迷わず購入して頂ければと思います。
こんな事、あえて言わなくても皆さん理解されていると思いますが、最近親戚の子が「ロッソさん。どうしても買っちゃいけないの?」と聞いてきたので念のため。
とは言え、高額商品は金銭感覚をマヒさせる
しかし先ほどの親戚の子は、恐らくわたしの忠告を無視して、結局買っちゃうんだろなぁ~と思っていますが(笑)。
彼の場合、別に急いで購入する必要もないのに、「とにかく欲しい」という気持ちが先行していますからね。
何故なら、高額商品って人間の金銭感覚をマヒさせる傾向がありますから。
それがよく分かる面白い話があります。
最近、サラリーマン大家さんなどといって、一般の会社員の方が数億円もするアパートやマンションを購入し、不動産所得を得るというのが流行っていますよね。
年収数百万円の会社員の人からすれば、数億円もの借金をするわけですから、最初はかなりドキドキするかと思います。
しかし、一度購入してしまうと、毎月かなりの額の家賃収入が入ってくるもんですから、ほとんどの人が「なんだ、意外と簡単だな」なんて思うのかもしれませんね。
で、ここからが問題なんですね。
初めは「ちゃんと返済できるのかなぁ~」なんて、夜も眠れないくらいに悩んでいたのに、軌道に乗ってしまうと、多くの人が同様に考える事があるようです。
それが、「あぁ、2件目の物件が欲しいなぁ~」という事。
要は簡単に言うと「買いたい病」が始まってしまうんですね。まぁ、分からなくもありませんが、冷静に考えるとこれってかなり危険な病気です。
良いですか?これ、もうすでに経済の勉強が始まってますからね(笑)。
経済って、人の感情も含めて経済だとわたしは考えます。結局、人がどのような考えになりやすいのかも含めて考えると、経済の流れって読みやすくなるんですよね。
まぁ、話を戻して。
普通に考えれば、年収の何倍もの借金をするのであれば、かなり慎重に考えなくてはいけませんが、何故か不思議な事に、多くの人は高額の商品となると感覚がマヒしてくるんですね。
まぁ、「日本の利率は低いから大丈夫だろ」とか「いざとなったら不動産を売れば良いじゃん」なんて人もいるかもしれませんが、念のためお伝えしておきますね。
これから日本のローン金利、上がっていきますからね。
ですから、変動金利でローンを組んでいる人、要注意ですよ。この辺については、またいつか機会があればお話ししようかと思います。
経済の流れは「川の流れ」と一緒
では、経済の流れを読む一番のコツというのは何なのかというと、それは川の流れを意識するという事に尽きるかと思います。
例えば、あなたが川の下流に住んでいるとしましょう。
あなたの住んでいる地域では、全く雨が降っていないのに、やけに川の水が増水しているなんて事ありませんか?
これ、恐らく上流の地域で大雨が降っている可能性があるという事ですよね。
逆に、いつもより川の水量が少なければ、途中で何かしらの問題が起きている可能性があるかもしれません。
その問題というのも様々あり、例えば中流の地域で人口が増えたために取水量が急激に増えたとか、新しい川が出来て分岐したとかもあるでしょう。
要は、あなたがいる地点より上流で、何が起きているのかを分析すれば分かってくるという訳なんですね。
中古車市場の川の流れとは?
それではこれを、中古車市場の流通に当てはめてみましょう。
まず上流からですが、中古車市場の上流には、新車市場があります。ここの販売数が減ってしまうと、中古車の流通が滞ります。
次に、中流においては需要の急増が起こっています(要は、先ほどの人口の増加)。これは、新型ウイルスの流行によって、公共交通機関を敬遠する人が増えている事も要因ですよね(もちろんこれ以外にもありますが)。
また同様に、川の流れの分岐も起きています。
中古車の需要は、日本国内だけでなく海外でも増加していますから、販売業者からすると少しでも高く売れる地域に在庫を回した方が儲かりますからね。
で、あなたの元へと流れてくるのは、少量の水(車)のみになるという訳です。
しかも、この少量の水を多くの人で取り合うのですから、水(車)の価格が上昇するのは容易に想像できますよね。
要は、それぞれ上流で起きている要因が収束する時期を考えれば、いつ頃正常な流れに戻るのかが分かるという訳です。
ねっ、すごく簡単な話ですよね。
ですから、それら全てが落ち着いてから購入すれば良いと言っている訳で。
マセラティの新車納期はどれくらい?
それではここで、マセラティの新車納期についてもお伝えしておきましょうか。えぇ、一応このブログ、マセラティに関するブログですから(笑)。
ちなみに、前回の記事でもお伝えしていますが、しばらくの間はマセラティの中古車は買わない方が良いですよ。恐らく、かなりの確率で高値掴みしますからね。
とは言え、どこのメーカーも納車期間が延びていますから、「新車を購入するのもちょっとなぁ~」と考えている人もいるかと思います。
では実際の納車期間はというと、現時点(9月末)においては、ギブリのSとかであれば半年程度で納入できるようです。
もちろんトロフェオなどの上位グレードとなれば、8ヶ月~10ヶ月程度はかかるようですが、驚くほど待つという感じでもなさそうです。
まぁ、マセラティはそもそもの販売台数が少ないですから、あまり半導体の影響もないんでしょう(笑)。
とは言え、今後はどうなるか分かりませんから、検討されている方は念のためディーラーに確認してみて下さい。
あっ、ついでにお伝えしておくと、MC20は1年半~2年くらいかかるようです(笑)。
まとめ
如何でしたでしょうか?
何度も言うようですが、今は買い時ではなくて売り時なんですね。前の記事を公開したのがもう4カ月近く前となりますが、その時多くの人が「ロッソさん、考えすぎだよ」と言っていました。
で、4カ月経ってみたら、トヨタでさえも減産になっているんですよね。
まぁ、素人の言っている事ですから、あくまで参考程度にして頂ければ。