マセラティ歴代の名車

基礎知識

こんにちは、ロッソです。

昨年(2019年)の10月に、大阪で「マセラティ ジャパン エキスポ2019」が開催されましたが、その時に「クラシック・マセラティ・ショーケース」なるイベントが行われていました。

このイベント、マセラティの希少なクラシックカーが集い、その後パレードランへと向かうというもの。

パレードランの前には、整然とマセラティ歴代の名車が並んでいたので、まぁパシャパシャと写真を撮りまくったわたし(笑)。

そこで今回、マセラティの全ての車ではありませんが、このイベントに参加していた名車たちを幾つかご紹介しようと思います。

3500GT

まずは「3500GT」から。

この車、1957年から1965年の間に生産されていましたから、少なくとも60年以上前の車だという事になります。

マセラティのエンブレムは今と変わりありませんが、現在のマセラティからは似ても似つかないボディラインですよね(まぁ、当たり前ですが(笑))。

この3500GTを生産するまでは、マセラティはどちらかと言うとレースに軸足を置いていましたが、経営面でもロードカー(市販車)を販売する必要性に迫られていたようです。

この車のデザインを手がけたのが「カロッツェリア・トゥーリング」というデザイン会社であり、それまでマセラティのエンブレムなどを手掛けていました。

この会社は数々の車の開発に携わり、代表的なものとしては、アルファ・ロメオ、フェラーリ、ランボルギーニなどが有名です。

ちなみに、3500GTは後に「3500GTI」という車も発売していますが、上記の車がどちらなのかは残念ながら分かりませんでした。

スペック

【スペック】※( )内は3500GTI

  • 生産時期:1957-1964(1961-1964)
  • 乾燥重量:1,300kg
  • エンジン:直列6気筒 DOHC
  • 排気量 :3,485cc
  • パワー :220hp@5,500rpm(235hp@5,800rpm)
  • 最高速度:215km/h(220km/h)

Sebring(セブリング)

そしてお次が「セブリング」です。

こちらは、「3500GT」の後継とも呼べる車です。

やはりどことなく「3500GT」と似たようなスタイリングである事が分かりますよね。

マセラティは3500GTの売れ行きが好調だったことから、この勢いを保つためセブリングの発売に踏み切ったようです。

エンジン自体は直列6気筒のままですから、あまり大きな変更はなかったようですが、3500GTよりはスポーティーなイメージのボディとなっています。

このセブリングを所有していた有名人としては、オペラ歌手の「ルチアーノ・パヴァロッティ」や、スワロフスキー一族の「エイドリアン・スワロフスキー」がいたようです。

ちなみにこの車、「ファーストシリーズ」と「セカンドシリーズ」があり、素人のわたしにはちょっと区別がつきにくいという・・・。

まぁ、上記の写真は恐らく「セカンドシリーズ」だろう・・・という事で、スペックをご紹介します(笑)。

スペック

【スペック】※( )内はセカンドシリーズ・セブリング4.0

  • 生産時期:1961-1964(1966-1968)
  • 乾燥重量:1,520kg
  • エンジン:直列6気筒 DOHC
  • 排気量 :3,485cc(4,014cc)
  • パワー :235hp@5,500rpm(265hp@5,200rpm)
  • 最高速度:235km/h(250km/h)

222(ビトゥルボ)

次が「222」です。

こちらは、マセラティのベース車として有名な「ビトゥルボ」の派生車種として有名です(厳密に言うと、222もビトゥルボなんですが)。

このビトゥルボシリーズから、マセラティの人気車種の「シャマル」や「ギブリⅡ」などが誕生しました。

このシリーズ、よぉ~く観察しないと「どれがどれ?」と混乱しそうなのはわたしだけでしょうか?(笑)。

上の写真の車も、ヘッドライトを見ると「ビトゥルボ・・・かなぁ~?」と最初は思ったのですが、リアを見て「あぁ、222か」とようやく分かったくらいです。

それがこちら。

ねっ?ちゃんと丁寧に「222」って書いてあります(笑)。

失礼かもしれませんが、それくらいこのシリーズは似ているという事で。

スペック

【スペック】

  • 生産時期:1988-1990
  • 乾燥重量:1,172kg
  • エンジン:V型6気筒 ツインターボ
  • 排気量 :1,996cc
  • パワー :220hp@6,250rpm
  • 最高速度:225km/h

その他

これ以外の車種も来ていましたが、そちらについては「マセラティ エキスポ2019」前編の記事やマセラティ『歴代ギブリ』などの記事もご覧になってみて下さい。

さて、今回のイベント、「クラシック・マセラティ・ショーケース」なんてネーミングでしたが、結構最近の車も参加していました。

一番多かったのは、「クーペ」とか「グランスポーツ」ですかねぇ~。

ちなみにこちらは「グランスポーツ」・・・だと思います。

いえ、グランスポーツとクーペも似ているんですよね。・・・言い訳ですが(笑)。

生粋のマセラティファンからすれば怒られそうですが、ホイールの形状からすると恐らくグランスポーツだと思います。

まぁどちらにしても、生産時期が2007年までありましたから、10年程度前の車という事になります。

ですから、厳密に言えば「クラシック」とまではなりませんよね。

ちなみに、このクーペやグランスポーツのベースとなっているのが「3200GT」です。

撮影の角度が悪くてすみません(笑)。

まぁ、よく見ると似たような顔をしていますね。この3200GTもかなり参加していました。

この3200GTとクーペの違いとしては、テールランプに大きく表れるのですが、今回写真を撮るのを忘れていて説得力がありません(笑)。

申し訳ありませんが、気になる方は「カーセンサー」などで確認してみて下さい。

また、その他の車として「5代目クアトロポルテ」も結構参加していましたね。

現在が6代目となりますから、一つ前のシリーズとなります。

こちらも10年以内の車ですから、そこまで古いとも言えませんよね。

ただ、皆さんかなり綺麗に乗られていますから、マセラティオーナーは車をこよなく愛しているんだなという事が伝わってきました。

まとめ

今回のイベントですが、ほとんどが個人所有の車ばかりでしたので、マセラティオーナーは、長年乗り続ける人が多いんだなと感じました。

ここに参加していた車は、「宇宙一壊れる」と言われていた時代の車が多かったですから、一体どれだけ維持費がかかるんだろうと・・・。

うーん、色んな意味で余裕が無ければ、所有し続けるのは大変ですよね。