こんにちは、ロッソです。
これまでわたしは定期的にこのブログを更新してきましたが、気が付けば前回の更新から1ヶ月近く経過しています。
最近では知人などが心配して、「大丈夫?」とか、「何かあったの?」なんて連絡してきてくれるのですが、その度に「いや、何もないですよ。ただ、書くこともあまりなくなったというか・・・」なんてお答えしてました。
すると、「紛らわしい」とか、「時期が悪い」なんて言われたりして。
いや、心配してもらえるのは有難いんですが、「時期が悪い」って・・・ねえ?(笑)
そもそもマセラティって車種も少ないですし、他のメーカーみたいに、そんなにニュースになるような事ってないんですよね。
ですから、正直言って「書くことがそんなに無い」と。
本当は、今年の4月くらいにブログの更新も減らそうと考えていたのですが、さすがに緊急事態宣言もあったので、これが解除されてから更新を減らそうかなと。
なのに「時期が悪い」だなんて、「じゃあ、いつだったら時期が良いの?」というのが正直な気持ち(笑)。
まぁ、わたしのボヤキはこれくらいにして(笑)。
さて、今回新しく記事を更新しようと思ったのは、マセラティにしては珍しく新車発表のニュースがあったからなんですね。
ギブリ、レヴァンテ、クアトロポルテの3車種すべてで、最上位モデルの「トロフェオ」というモデルが発表されましたので、今回はその内容についてお伝えしようかと。
目次
レヴァンテにはもともと「トロフェオモデル」があった
「3車種で最上位モデルが発表された」なんて言ってますが、実はもともとレヴァンテにはこのモデルがあったんですよね。
ですから厳密に言うと、「ギブリとクアトロポルテに新しく追加された」というのが正しい表現です。
通常、素のレヴァンテであれば、1,100万円程度から購入できますが、レヴァンテトロフェオとなると2,000万円以上となりますから、ギブリとクアトロポルテも販売価格はかなり高めで設定してくると思われます(現在、日本での価格設定は未定)。
既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回のローンチ・カラーとして、「緑・白・赤」とイタリアの国旗をモチーフとしているようです。
うーん・・・、個人的な意見としては、赤はやっぱりフェラーリの方がカッコいいかな~と(笑)。
スペックはかなり凄い
このトロフェオですが、最上位モデルと言うだけあって、スペック的にはかなり気合が入っています。
エンジンは「V8 ツインターボ」となっており、排気量は3.8リットル、最高出力は580馬力となっていますので、いわゆるスーパーカーとも引けを取らない内容となっています。
0-100km/h加速も、「レヴァンテ4.1秒」「ギブリ4.3秒」「クアトロポルテ4.5秒」となっていますから、まあまあそこそこと言ったところでしょうか。
とは言え、同じV8エンジンでもフェラーリなんかは4秒を切るので相手にはなりませんが(笑)。
わたしとしては、あまりスペックには興味がないのですが、それぞれの車種ごとに多少異なるようですから、そこも少し見ていきましょう。
ギブリ トロフェオ
まずはギブリトロフェオから。
ギブリのエンジンは、これまでV6しかありませんでしたが、今回のトロフェオが登場したことで、初めてV8エンジンが追加される事になりました。
ギブリのスペックがこちら。
- エンジン形式:V型8気筒ツインターボエンジン
- 排気量 :3,799cc
- 最高出力 :580ps/6,750rpm
- 0-100km/h :4.3秒
- 最高速度 :326km/h
クアトロポルテ トロフェオ
そしてお次がクアトロポルテトロフェオ。
クアトロポルテは、これまでも「GTS」というグレードでV8エンジンを搭載していましたから、今回のトロフェオは、これより「ちょっとグレードが上がった感じ」といったところ。
クアトロポルテトロフェオのスペックがこちら。
- エンジン形式:V型8気筒ツインターボエンジン
- 排気量 :3,799cc
- 最高出力 :580ps/6,750rpm
- 0-100km/h :4.5秒
- 最高速度 :326km/h
レヴァンテ トロフェオ
そして最後がレヴァンテトロフェオについて。
このレヴァンテですが、日本や欧米などでは同じ仕様なのですが、その他の地域では例えば馬力が590PSとなっているなど、地域によって多少仕様が異なるようです。
ちなみに以下は、日本向けの仕様となっています。
- エンジン形式:V型8気筒ツインターボエンジン
- 排気量 :3,799cc
- 最高出力 :580ps/6,250rpm
- 0-100km/h :4.1秒
- 最高速度 :302km/h
トロフェオは「赤」をイメージカラーに
さてこのトロフェオ、どの部分で他のグレードと見分けるかというと、上記のようにサイドのエアダクト上部に「トロフェオ」と書かれているので分かり易いのですが、同時にエアダクト部分に見えるように「赤色」をイメージカラーとしているようです。
うーん、分かり易いのは分かり易いのですが、これ、ボディカラーが赤になると同化して見えにくくなりそうですね(笑)。
ちなみに最近のマセラティは、こうした「カラー戦略」みたいのにハマっていて、例えば最近発表された「ギブリハイブリッド」などは、「青色」をイメージカラーとしています。
ギブリハイブリッドのエアダクトはこんな感じ。
多分、マセラティのデザイナー間で、最近流行っているんでしょうね(笑)。
この他にもトライデント部分に赤色を入れるなど、特徴的なデザインとなっています。
その他のポイントは?
その他のポイントとしては、デザイン自体に大きな変化はなく、敢えて言うならフロントグリルがブラックピアノ仕上げのデュアルバーになっているとか。
こんな感じで。
あとは、ボンネット部分にダクトが配置されているという事くらいでしょうか。
ボンネットはこんな感じ。
細かい部分の変更はあると思いますが、現行で販売されているものと比べ、そこまで大きな変化はないように思います。
内装はこんな感じ。
総評
マセラティの公式動画を見ると、エンジン音については「うん、さすがV8」と思えるものでしたから、「音にこだわりたい」という人にはおススメの選択肢かもしれません。
ただし、あくまでも「マセラティの」V8ですから、スピードなどを求める人であれば他のブランドの車種を購入したほうが良いと思います。
いえ、こんな事言ってますけど、わたし、マセラティが好きなんですよ。好きじゃなかったらブログなんて書きませんからね(笑)。
ただ、このブログでも何度もお伝えしてきましたが、スペックとかを気にする人であれば、そもそも「マセラティじゃなくても良いんじゃないですか?」と言いたい訳で。
マセラティジャパンからしたら、嫌なオーナーだと思いますが(笑)。
まとめ
最後に、わたしの体調を心配して連絡をくださった方、この場を借りてお礼申し上げます。
意外とこのブログ、読んでくれてた人いたんだなぁ~と(笑)。
一応、メールは確認していますから、遠慮なさらずにご連絡頂ければと思います。
まぁ、今後も新しい記事を増やしていくかどうかは、マセラティ次第だとは思いますが(笑)。