こんにちは、ロッソです。
・・・ようやく、えぇ、ようやくマセラティの新型スーパースポーツカーがお披露目となりました。
うーん、長かったなぁ~(笑)。
本当は今年の5月に発表の予定でしたが、新型ウイルスの影響で、9月9日まで延期となったんですね。
その名も「MC20」。
恐らく、発表会で何度も「エム・シー・トゥエンティー」と連呼されていたので、呼び方はそうなんでしょう。
思えばしばらくの間、マセラティのちゃんとした「新型車」って、レヴァンテから発売されていないんですよね。その間、約4年ですから、わたしも記事にすることがほとんど無くなったと(笑)。
さてさて、今回は、待ちに待ったマセラティの新型車について一緒に見ていきましょう。
目次
衝撃のガルウィングドア(バタフライドア)
まずは上の画像を見ていただければ分かるように、今回の新型車はガルウィングとなっています。
正式には「バタフライドア」と呼ぶべきらしいですが、わたしはどうしてもガルウィングと言ってしまう・・・年かな(笑)。
これまで何度もカモフラージュ画像を見ていましたが、このバタフライドアは予測できませんでしたね。
正直、個人的にとても衝撃でした。
マセラティ・・・攻めるねぇ~、と(笑)。
スペックも強烈
次に、今回なによりマセラティを褒めてあげたいのが、エンジンが自作となっているという事(まぁ、上からの発言ですが(笑))。
これまでマセラティは、フェラーリからエンジンを供給してもらっていましたから、自社エンジンの搭載は、それこそ数十年ぶりじゃないでしょうか。
しかもV6、3リッターで、0-100km/hが2.9秒以下ですよ?これは凄いですよね。
また、630馬力で最高速度325km/hですから、完全なスーパースポーツカーの部類になるといえます。
基本的に、いたる部分に「カーボンファイバー」を使用し、総重量も1.5tまで抑えているため、これだけのパフォーマンスが出せるんでしょうね。
- サイズ : 4,669×2,178×1,224
- ホイールベース : 2,700
- フロントタイヤ : 245/35 R20
- リアタイヤ : 305/30 R20
- エンジン : V6 90°MTCツインターボ
- 排気量 : 3000cc
- 最高出力 : 630CV/7,500rpm
- 最高速度 : 325km/h
内装も超高級車っぽく
今回は、内装にもかなりこだわっているようです。
パネルに関してはすべてデジタルを採用し、随分とすっきりしています。
また、シフトレバーも取りのぞいて、何となくフェラーリなどの超高級車と似たような内装となっています。
ただ、上の画像からも分かるように、どことなくナビは「相変わらずだなぁ~」とも思いますが(笑)。
マセラティオーナーの方ならご存じだと思いますが、マセラティのナビってイマイチなんですよね。
えぇ、そこはご愛敬という事で(笑)。
マセラティらしさも残している・・・が
今回、個人的に「あぁ、やっぱりマセラティって良いなぁ~」と思ったのが、このフロントグリルの部分です。
エンブレムも昔ながらの少し小さめサイズに戻りましたし、やっぱりこのフロントを見ると「マセラティらしさ」が伝わってきます。
ただ・・・、ただですよ。全体的に見ると、どうも色んなメーカーのパーツを組み合わせた感がプンプンするんですよね(笑)。
もちろん、あくまでもわたしの個人的な感想とはなりますが、ここで皆さんにも一緒になって考えてもらおうかと。
例えばこちらの画像。
個人的に、「昔のNSXに似てないか?」と思うんですが、これってわたしだけでしょうか?(笑)
まぁ、見る角度が悪いんでしょう・・・。
では次に、こちらの画像はどうでしょう。
うーん、「何か」に似てるような・・・(笑)。
とは言え、このラインはとても好きです。
でもまぁ、角度を変えてみると「マセラティらしさも残っているな」とも思わせてくれるんですが。
おそらく、この上部にカーボンをオプションで取り付けられるようになっているんでしょう。
ボディカラーもかなり綺麗
そして気になるボディカラーですが、MC20では6色のバリエーションから選択できるようになっています。
呼び名は異なりますが、簡単に言うと「黒」「赤」「グレイ」「黄」「白」「青」の6種類となっています。
個人的に、マセラティのレッド(ロッソ)って、これまであまり好きではなかったのですが、このMC20の赤色は結構きれいなんですよね。
少し画質を下げているので分かりにくいかもしれませんが、こんな感じになってます。
ねっ?結構きれいでしょ?
で、ホワイトがこちら。
すでに、マセラティジャパンのホームページで「コンフィギュレーション」を利用できますから、一度、試してみて下さいね。
本当かどうか分からないけれど・・・
で、最後に、このブログでしか分からない情報をひとつ。
これ、本当かどうか分からないんですが、MC20ってリアがカバーリングされているため、バックミラーが全く見えないんですよね。
こんな感じで。
しかしマセラティ、ここで少し工夫をしているみたいです。
上の画像の下の部分に、少し突起のようなものが見えるでしょうか?ここにカメラが内蔵されていて、その画像がバックミラーに表示されるとかされないとか・・・。
まぁ、マセラティの海外のサイトを見ただけですから確信は持てませんが、だとしたらちょっとすごい技術ですよね。
また、これは確実な情報ですが、今回ようやくマセラティは「フロント部分のリフター」をオプションではありますが実装できるようになりました。
これまでガリガリやっていたオーナーの皆様、これはかなり朗報ですよね(笑)。
まぁ、5cmしか上昇はしませんが、それでもこれまでよりはかなり便利になるのかなぁ~と。
まとめ
如何でしたでしょうか?
一部ディスった部分もありますが(笑)、個人的には「買い」かなと。
日本での販売価格は2,650万円と報道されていますが、これが本当ならこのクラスの車ではかなりお手頃ですよね。
「フェラーリとか、飽きてきたんだよなぁ~」という人にはお勧めかもしれません。