こんにちは、ロッソです。
先日、マセラティ・ジャパンがブランドアンバサダーを決定したと報道がありました。
今回就任したのは、陸上の桐生祥秀(よしひで)選手。
100m走で、日本で初めて9秒台を出した事でも有名ですよね。
そこで今回、このブランドアンバサダーについて少し考えてみようかと思います。
目次
アンバサダーって何?
出典:マセラティ・ジャパン
まずは、そもそも「アンバサダーって何?」という事から。
アンバサダーとはもともと、英語で「大使」とかの意味で使われるのですが、ビジネスにおいては「広告塔」という意味合いが強いですよね。
まぁ、日本でも「PR大使」なんて使い方もしますから分からなくもありません。
で、ブランドアンバサダーの役割は、企業から報酬を得て、その企業の商品を宣伝するというものですから、我々一般人からすると、ただただ「良いなぁ~」と(笑)。
なぜなら、例えばマセラティのブランドアンバサダーに就任した桐生選手は、「レヴァンテ トロフェオ」という最上位モデルの車両提供を受けていますから、単純にうらやましいという訳で。
アンバサダーも大変?
出典:マセラティ・ジャパン
2,000万円以上する車(上の画像)をポンッと与えられて宣伝する・・・確かにうらやましい限りですが、こうしたブランドアンバサダーも、よくよく考えてみれば何かと大変ですよね。
以前はどこの企業も、芸能人とアンバサダー契約することが多かったですが、最近の傾向として、スポーツ選手と契約する企業が増えているようです。
特に自動車ブランドはその傾向が強いですよね。まぁ、どちらも「限界への挑戦」という意味では共通する点も多いからでしょう。
しかし、スポーツ選手というのはどこまで行っても「勝負の世界」に生きています。
要は、結果を出さなければ評価されないという。
今年はオリンピックイヤーですから、そこで結果を残さなければいけないというプレッシャーもありますよね。
また、企業としては、こうしたアンバサダーが不祥事を起こせば大問題です。
特に自動車ブランドは「交通違反」には敏感でしょう。
数年前、国内自動車ブランドのCMに出ている芸能人が、スピード違反で捕まった事がありましたよね。あれは企業側からすれば完全アウト。
まぁ、アンバサダーじゃなくても交通違反をしないのは当たり前ですが(笑)。
インフルエンサーとの違いは?
企業の商品を宣伝するとなると、インフルエンサーという言葉も思いつきますよね。
最近では「インスタグラマー」や「ユーチューバー」なんかが有名でしょう。
どちらも商品を宣伝してくれるという点では同じですが、このインフルエンサーに対しての報酬の支払いはほとんどないかと。
企業側からすれば、「自発的に」自社の商品を宣伝してくれるのでありがたい存在かもしれません。
ただ、最近あちこちのイベントに参加していると、「あれ、この人他のイベントでも見たような・・・」なんて人もちらほらと見かけます。
ですから、ある程度影響力のあるインスタグラマーなどは、企業側が招待しているのかもしれませんね。
「〇〇のイベント行ってきたよ」パシャッ、なんてのをよく見かけますよね。
フォロワーさんからすれば、「凄いなぁ~」とか、「うらやましいなぁ~」なんて思うかもしれませんが、あれ、傍から見ていると「結構大変だな」なんて思います。
実際に現地で見ていると、まぁとにかく写真を撮りまくってる。
「いや、業者ですか?」というくらい(笑)。
・・・うーん、夢を壊すようで申し訳ありませんが(笑)。
マセラティの海外のアンバサダーは?
出典:マセラティ・インターナショナル
で、マセラティに話を戻して。
今回の桐生選手とのアンバサダー契約は、恐らく日本のみじゃないかと思います(詳しい事は分かりませんが)。
海外の情報を調べても、桐生選手に関する事は書かれていませんでした。
まぁ、当たり前と言えば当たり前かもしれません。
じゃあ、マセラティは海外ではアンバサダー契約をしていないのかと言うと、そうでもありません。
確か、2015年頃に契約していたかと思います。
それが、「マッシモ・ボットゥーラ」というイタリア人シェフ(上の画像の方です)。
この方、イタリアのモデナにおいてレストランを経営しているのですが、このレストランがミシュラン・ガイドで3つ星を獲得しています。
まぁ、マセラティの本部が同様にモデナにありますから、ピッタリだったんでしょうね。
ただ、現在も契約が継続しているかは不明です。
まとめ
ある意味わたしの場合、自発的にマセラティを紹介しているのでインフルエンサーの部類に入るのかもしれませんが、ほとんどと言っていいくらい影響力がありませんので、マセラティから連絡もございません(笑)。
えぇ、良いんですよ。趣味でやってるだけですから(笑)。