マセラティディーラー潜入調査

ディーラー

こんにちは、ロッソです。

いきなり記事のタイトルが「潜入調査」だなんて大げさですが、今回、実際にマセラティディーラーに行ってみた感想をレポートしようかと。

実はこの企画、前々から温めていた企画なんです。

というのも、わたしはこのブログを始める前から、友人知人に「マセラティ、良いですよ~。とりあえず、試乗くらい行ってみて下さいよ」なんて、ところ構わずお勧めしていました。

しかし、数人の方から、

「ロッソさんに言われた通り、マセラティの車は良いんだけどさ~・・・」

との声がちらほら。

わたしが「えっ?何か問題でもあったんですか?」と聞くと、皆さん口を揃えてこう言います。

 

「ディーラーが、感じ悪いんだよね・・・」と(笑)。

 

これを聞いてわたし、「いや、わたしがお世話になってるディーラーさんは、みんな良い人なんですけど・・・」というと、「いや、〇〇のディーラーは最悪だったよ」と。

・・・うーん、せっかくわたしがマセラティの良さを広めてるのに、肝心のディーラーが、それを妨害するという皮肉(笑)。

 

「こりゃ、行かねば」と(笑)。

 

ただこのブログ、たまにディーラーの方も見ているようで、「こいつがロッソか」なんて思われるのも、何だかイヤだなと。

ですから、わたしだとバレないように細心の注意を払って調査してきました。

えぇ、気分は探偵のような感じ(笑)。

ただ、特定ディーラーに対する悪口記事になってはいけませんので、どこのディーラーかは分からないようにしています。

では、早速いってみましょう。

目次

既に数件のディーラーに訪問

実はわたし、既に数件のディーラーに訪問しています。

しかも、数ヶ月間かけているので、この企画がどれだけ温められていたかを理解して頂けるかと(笑)。

 

で、訪問してから、かなり時間が経っているので「そろそろ公開しても良い頃かな」と。

 

また更に言うと、わたしのブログって、関東や関西の内容が多いように感じるかもしれませんが、実はわたし、仕事や旅行で全国あちこち行ってるんです(隈なくブログを読んで下さっている方は、ご存知かもしれませんね)。

ですから、恐らくどこのディーラーも、「ウチじゃないだろ」なんて考えているかもしれませんが、そこは「甘いですよ」と(笑)。

という事で、全国のマセラティディーラーの皆さん、アナタのお店かもしれませんのであしからず。

確かに、とあるディーラーは酷かった・・・

今回訪問したディーラーは、わたしの友人知人の中で、特に評判の悪かったお店が中心となっています。

数件回って思う事は、「残念だけど、確かに感動するような接客でもないな」という事。

しかしこれ、どこのディーラーに行ってもあまり変わりませんよね。

そもそもわたし、必要以上の期待を持って自動車ディーラーに行く事がありません。

結局、相手が自分の期待値以下であれば不満に思うのですから、期待のレベルを最初から下げれば良いのかと。

これはマセラティに限らず、ポルシェだろうがメルセデスだろうがBMWであろうが同じことです。

 

ただ、今回訪問した「とあるマセラティディーラー」は、最初から期待値を下げているわたしでも、かなり酷いと思えるレベルでした。

 

実はこのディーラー、わたしの友人知人の間でも本当に評判の悪いところで、わたしの要注意リストのトップにあったディーラー(笑)。

噂にたがわぬダメっぷりに、逆に笑いがこみ上げてきました。

では、どこがどう可笑しいのかお伝えしましょう。

「いらっしゃいませ」が言えない

まず、「いらっしゃいませ」が言えないという事。

衝撃的でした・・・。サービス業とか云々の次元じゃありません(笑)。

ただ、誤解のないようにお伝えしておきますが、受付の女性はちゃんと言うんですよ。

 

問題は、「店長が言わない」という事。

 

ここで、少し話は脱線しますが、実はわたし、高校生の頃に全国チェーンのお店で、接客のアルバイトをしていたことがあります。

そこでまず教えられたのが、「いらっしゃいませ」という言葉。

当時そのお店の店長は、凄く親切な方で「ロッソさん、初めは何も分からないかもしれないけど、とにかく笑顔で「いらっしゃいませ」とお客様に接すれば、たとえ君が頼りないとしても、お客様は理解して下さるからね」と教えてくれました。

実際にそうでしたし、今思えば、「あぁ、色んなことを教わったなぁ~」と感謝しています。

ただ、そのあとに来た店長が体育会系の人で、わたしが「いらっしゃいませ」とお客さんに言うと、

 

店長
違う!!

「いらっさっせー!!」だ!

言ってみろ!

わたし
・・・えっ?

いっ、いらっさっせー・・・ですか?

店長
そうだ!

気合が入るだろ!?

 

それ以来わたし、暫くの間「いらっしゃいませ」と普通に言えなくなりました(笑)。

ちなみに、わたしが働いていたのは魚屋さんとかじゃありません(笑)。

 

・・・まぁ、わたしの過去の話は置いといて。

 

とにかく、お客さんが来たら「いらっしゃいませ」というのは、高校時代のわたしでも分かる事です。

しかしこのディーラーの店長、わたしと目が合っているのにも関わらず、ジッと見るだけで、すぐに「プイッ」と。

もうこの時点で、「噂以上だな」と。

マセラティオーナーと知った途端、態度が急変

で、わたしが訪問した時、何人かのお客さんがいて、営業マンの方はわたしの相手を出来る状態ではありませんでした。

事前予約をしていなかったので、そこは仕方がありません。

そこでわたしは、ブラブラと新型の車を見る事に。

ただ、例の店長は接客をしている様子でもなく、何だかダラダラとしています。

わたしとしても「そろそろ、帰ろっかな」なんて考え始めたころ、気が付くと真横にその店長の姿がありました。

 

某店長
お客様、オーナー様でいらっしゃったのですね。

今日はどんなご用事で?

 

わたし、耳を疑いました。

実は入店の際、受付の女性に「今、マセラティに乗っているんですが、買い替えを検討してまして」とお伝えしてたんです。

それを伝え聞いたんでしょう、挨拶すらしなかった店長が、急いで私のもとへとやってきました。

それを見たわたし、

 

「いやあなた、さっきの方と別人ですか?」と(笑)。

 

いえ、口には出してませんよ(笑)、ただ、あまりにも変わり身が早いなと。

うーん、ここまで露骨だと、かえって可笑しくなりますよね(笑)。

商品知識が無さすぎる

まぁ仕方がありませんので、とりあえずその店長と話をすることに。

店長くらいだったら、わたしの知らない知識も教えてもらえるかなと。

 

しかし、私の予想に反してこの店長「あまりにもマセラティを理解していなかった」んです。

 

正直驚きでした。

ここで皆さんにお伝えしておきますが、下手なディーラーに行くより、このブログを読んでいたほうがマセラティの知識は十分知る事が出来ると思いますよ。

何も、自画自賛している訳ではありません。

ただ今回、確信に変わっただけです。この店長のお陰で(笑)。

しかし、マセラティディーラーの全てという訳ではなく、ちゃんと説明できる営業マンも沢山いますから、そこは「自分の目で見て判断」して下さいね。

高級ディーラー「あるある」は、本当に存在するのか?

今回ご紹介したマセラティーディーラーは論外ですが、多くの方が高級車ディーラーで、多少嫌な想いをしているというのはよく耳にします。

都市伝説かのように言われる「高級ディーラーあるある」ですが、今回伺った数件のマセラティディーラーにも当てはまるかについてお伝えします。

服装で判断されるというのは本当?

まず、服装を見て判断されるかどうか。

一応わたし、今回調査をする時は、それなりの格好をして訪問しました。

ですから、あまり参考にならないかもしれません。

ただ、確かに服装をまじまじと見て、「〇〇のブランドですよね?」なんて言ってくる営業マンもいたので、顧客の判断材料に使っている人がいるのも事実でしょう。

時計に関しては、最近は時計をしない人も増えてますから、昔ほど判断材料にはならないようです(確かに昔は、判断材料にされる事もあったと思います)。

まぁ、あまり気になるようでしたら、「靴」くらいはちゃんとしておくのも良いかもしれませんね。

 

「足元を見る」なんて言葉がありますが、あれはあながち的外れではありません。

 

実際、靴を見ている営業マンもいますし、日本だけでなく海外の人も相手の靴はチェックしていますよね。

特に欧米系の方はその傾向が強く、自分が気に入れば「ナイス、シューズ!」と言って褒めてきます。

何も、特別高い靴を履くのではなく、せめてピカピカに磨くくらいはした方が良いかもしれません。

ちなみに、今回登場した例の店長は、わたしの服装を一切見ていませんでした(笑)。

現在乗っている車で判別されるか?

次が、「現在乗っている車で判別されるか?」という事。

ここは、難しいですね~・・・。

 

「ある」とも言えますし「気にしなくても良い」とも言えるでしょう。

 

ただ、マセラティは他のブランドに比べると少ないかもしれません。

というのも、そもそも店舗敷地内に駐車場が少ないディーラーがありますし、わたし自身、あまりそこで判別されたことがありません。

この「現在乗っている車で判断する」というのは、どちらかというとポルシェの営業マンに多いように思います。

これも全てという訳でなく、「その傾向が強い」という事で。

マセラティに乗ってポルシェに行くと、何かと張り合おうとしますし、メルセデスで行った時は「フッ」という感じしたし、とにかく私の中で「ポルシェの営業マンは面倒くさいなぁ~」と。

まぁ、マセラティの場合は、「営業マンによるけど、ポルシェほど露骨じゃありませんよ」といったところでしょうか。

まとめ

今回、数件のマセラティディーラーを訪問して思いましたが、そこまで酷いディーラーはほとんど無いんじゃないかと。

 

ただ、間違いなく1件はありますが(笑)。

 

まぁ、全ての営業マンと話をしたわけではありませんので、「当たりはずれ」というのはあるかもしれませんね。

さて、実は調査はまだまだ進行中です。

全国のマセラティディーラーの皆さん、残念な接客をしないようお願いいたします(笑)。