マセラティギブリのタイヤサイズ、何インチにするべきか?

購入

こんにちは、ロッソです。

 

このブログ内でも何度かお伝えしてきましたが、マセラティを維持する上で、一番経済的負担が大きいのが「タイヤ」かなと思っています。

 

もちろん、交換頻度は運転の仕方によって変わってきますが、マセラティはそもそも車重があり、しかも馬力のある車ですから、丁寧に運転していてもそれなりのペースで消耗していきます。

基本的にわたしは、自分でもタイヤの溝などを確認しますが、交換時期に関してはディーラーのスタッフさんに判断をゆだねています。

ですから、定期点検の際に「タイヤ交換を指摘されませんように、されませんように・・・」と、いつも祈る気持ちで持ち込んでいます(笑)。

ここ数年、こんなご時世という事もあり走行距離が延びていませんでしたから、タイヤ交換をする必要性があまり無かったのですが、いよいよ最近、交換せざるを得なくなったんですね。

 

見積もりを頂きましたが、「恐ろしく高いな」と(笑)。

 

わたしの場合、タイヤサイズが21インチですから、高額となってしまうのは仕方のない事なのですが、今更ながら「もう少し小さいタイヤでも良かったかな?」と考える事もあります。

そこで今回は、マセラティギブリの購入を検討している人向けに、タイヤサイズを選ぶ際、どのような点を考慮すべきかなんて事をお伝えしようと思います。

あくまで個人的意見ですから、まぁ参考程度にしてみて下さい。

過去の記事はこちら。

 

マセラティギブリSの『タイヤ交換頻度』について

マセラティのタイヤ事情『おススメタイヤ』は?

目次

今回の見積金額

それではまず、みんな大好き「お金の話」からしていきましょうか(笑)。

わたしのギブリSには、ピレリの「P-ZERO」承認タイヤが装着されており、一般的なP-ZEROよりもいくらか高額になってしまいます。

更に、21インチですから、例えばAmazonや楽天で探しても、ほとんどモノが無いんですよね。

そりゃ、承認タイヤにこだわらなければもう少し安くはなると思いますが、まぁずーっとこれできましたから、今更変えるのもどうなのかなと。

で、前提条件としては以下のタイヤサイズになります。

 

わたしのタイヤサイズ

【前輪】

  • 245/35 R21

【後輪】

  • 285/30 R21

 

まぁ、これだけの大きさですから、普通に探しても見つける事が難しいんですね。

で、気になるお値段ですが、4本交換して、バランス調整など諸々の工賃含め、

 

約35万円ナリー・・・(笑)。

 

うん、高いね。わたし、「えっ?冗談でしょ?」と真顔で言ったくらいです(笑)。

なんか、年々高くなっているような・・・。

現在ギブリの購入を検討している方は、わたしと同じタイヤサイズにする事で、最低でも2年に1回くらいは、この恐怖を味わう事になるでしょう(笑)。

マセラティのコンフィギュレーターはややこしい

じゃあ、何インチのタイヤを選択すれば良いのかというお話ですが、これから購入を検討している人であれば、マセラティジャパンのHP上で、コンフィギュレーターを利用して比較するかもしれませんね。

しかし、これもブログ内で何度もお伝えしている事ですが、マセラティのホームページって、かなり使い勝手が悪いんですよね。

例えば、コンフィギュレーターで自分の好みの仕様を選ぶとしますよね。すると、タイヤサイズなんかは20インチと21インチのものしか選択できないようになっています。

 

あの、一応言っておきますが、ノーマルのギブリって、タイヤサイズが18インチですからね。

 

ですから、コンフィギュレーターで、ノーマル仕様って選択できないんですよ。という事で、マセラティのホームページにはあまり期待しない方が良いかと思います。

じゃあ、営業マンに尋ねれば良いの?

となると、「だったら、営業マンに尋ねれば良いの?」となりそうですが、これも個人的には「どうかなぁ~」と思います。

恐らく、営業マンに「ギブリのタイヤサイズって、何インチにすれば良いですか?」と尋ねてみても、十中八九、ほとんどの営業マンはこう答えると思います。

 

「そうですねぇ~、お客様のほとんどは、21インチを選択する事が多いですよ

 

これ、確かに間違ってはいないんですが、必ずしも正しい内容とは言えませんからお気を付けください(笑)。

それこそ、現時点でギブリの販売台数も増えてきましたから、ある程度の傾向というのも出来上がってきましたが、わたしが購入した当時は、まだ日本でもそこまで売れていませんでしたので、「これが人気」なんて仕様はなかったんですね。

しかし、その当時でもやっぱり営業マンは「21インチが売れ筋ですよ」なんて言っていましたから、今になってみたら「それ、ホントかよ」と思いますよね(笑)。

 

実はこれ、ちょっとしたカラクリがあるんですよね。

 

当時はオーダーよりも、各ディーラーが「これは売れるだろう」という予測のもと、事前に購入しているものを販売しているのが主流でした。

で、その際に選択しているタイヤサイズというのが、21インチである事が多かったため、そもそもお客さんから支持を集めていた訳でなく、ディーラーが事前購入している車がほとんど21インチだったというだけの話なんですね。

 

要は「あんたらが勝手に選んだだけだろ」というのが正しい表現(笑)。

 

ですから、営業マンに聞いて「21インチが人気ですよ」との返答があれば、心の中で「あぁ、はいはい」と聞き流して頂ければと思います。

まぁでも、こうしたディーラーの努力のお陰かどうかは分かりませんが、実際には確かに21インチを選択する人は多いとは言えます。

21インチタイヤのメリット・デメリット

では次に、ギブリのタイヤを21インチにする事によるメリットとデメリットについても見ていきましょう。

メリット

まずはメリットから。

あくまで個人的感想ですので、参考程度にして頂ければ。

 

  1. 見た目がスッキリとして、迫力が出る
  2. ホイールがスマート
  3. リセールしやすい

 

まず、1の「見た目がスッキリとして、迫力が出る」という事についてですが、やはり21インチのタイヤですと、全体的にバランスが取れ、迫力も出てきます。

この辺は好みにもよるでしょうが、この「見た目」の部分を重視する人なら、せめて20インチ以上を選択したほうが良いかと思います。

次に、「ホイールがスマート」についてですが、恐らくギブリのカタログなどを見ていて「あっ、このホイール格好いいな」と感じるものは、21インチのサイズが多いかと思います。

あまり言いたくはありませんが、ベースの18インチのホイールって「えっ、ちょっと・・・」と感じるかと。

 

まぁこの点は、マセラティも商売上考えているんでしょうねぇ~(笑)。

 

そして最後の「リセールしやすい」という事についてですが、やはり大きいサイズのホイールは見た目も良いですから、18インチに比べれば、人気になりやすいと思います(あくまで、個人的感想ですが)。

デメリット

それでは次に、デメリットについても見ていきましょう。

 

  1. とにかく交換費用が高くなる
  2. そもそも、商品が少なすぎて見つかりにくい

 

わたしの経験から言わせてもらえれば、「そもそもモノが無い」「見つかっても高すぎる」に尽きるかと。

ですから、日々タイヤが劣化しないように心がけて運転しているのですが、どれだけ頑張っても限界ってありますからね。

例えば、立体駐車場での走行は、かなり「前輪」に負担がかかります。どうしてもハンドルを切りっぱなしにする事が多くなりますので、ゆっくり走っていてもいつの間にか「あれ、減ってるな」と。

21インチを選択するならば、この費用面はある程度許容しなくてはいけないかと。

じゃあ、結局何インチが良いの?

じゃあ、結論はどうなんだ?という事になりますが、この辺はそれぞれの判断によるとしか言いようがないんですよね。

まぁ敢えて言うなら、

 

  • 経済的余裕があるなら21インチを選択
  • 最低限、見た目重視なら20インチ以上を選択
  • そこまでホイールにこだわらないなら19インチを選択

 

と言ったところでしょうか。

個人的には、18インチの選択はナシだなと思っていますが、人それぞれの感性があると思いますので、完全に否定はしません。

20インチであれば、ネット上でもある程度の種類の中からタイヤを選べますし、19インチともなれば、更に選択肢が広がります。

 

ですから、「タイヤにお金をかけたくないという人」は19インチで、「でも、ある程度見た目にこだわりたい」というのなら20インチを選択するのが良いかもしれません。

 

もちろん、「35万円?それのどこが厳しいの?」というなら、21インチでも良いでしょう。

わたしは口が裂けてもそんなセリフは言えませんが(笑)。

まとめ

如何でしたでしょうか。

結局は、個人個人の経済状況や好みによって判断が分かれるところかと思いますが、少なくとも営業マン任せにするのはやめましょうね。

 

彼らは、少しでも高い車を売りたいと考えますから、そりゃ「21インチが良いですよ」と言うにきまってますよ(笑)。

 

ちなみに、あと一つ21インチのタイヤの良いところを挙げるとすれば、「直進安定性が高い」という点かもしれません。

長距離を走る事が多い人などは、21インチタイヤの方が運転ストレスが少なくて済むと言えるでしょうね。