こんにちは、ロッソです。
このブログ、これまでマセラティについての情報を中心に、そこそこの数の記事を書いてきました。
まぁ、マセラティ以外の記事も多いですが(笑)。
とは言え、色んな角度からマセラティを捉えてきたつもりですが、不動の人気記事が「ギブリの故障について」という記事。
えぇもう、グーグルで「マセラティ 故障」とか「ギブリ 故障」なんて検索すれば、必ず上位に登場します。
いえ、有難いんですよ。結果、多くの方にブログを読んで頂けるので。
ただ、何でしょうね~・・・、どんだけ「マセラティ=故障」という図式が定着してるのかと(笑)。
わたし、そもそもこのブログを始めたきっかけって「マセラティ、そんなに壊れませんよ。良い車ですから、皆さん安心して購入してくださいね」という事を広く知ってもらうためだったのです。
ところが1年が経過しても、相変わらず「故障記事」が不動の1位ですから、まだまだ認知されていないんでしょうねぇ~。
まぁ、わたしの文章力の無さもあるかもしれませんが(笑)。
さて今回、改めて「マセラティはそんなに故障しない」という事を知っていただくために、2019年のわたしのギブリSの故障履歴についてお伝えしようかなと思います。
「えっ?故障しないっていったじゃん」と思ったアナタ、そりゃ「多少は」故障しますよ(笑)。
目次
2019年マセラティのリコールは?
まず、故障と言えばリコールという事で、2019年に発表されたマセラティ全車種に対するリコールについて見ていきましょう。
それがこちら。
- ギブリ 1件
- クアトロポルテ 1件
- グラントゥーリズモ 1件
- グランカブリオ 1件
以上の4件となっています。ただし厳密に言うと、「ギブリとクアトロポルテ」「グラントゥーリズモとグランカブリオ」は、それぞれ同じリコール内容となっていますから、実質的には2件であったという事です。
ちなみにレヴァンテに関しては、2017年4月を最後にリコールがありませんから、結構優秀な車だと言えるでしょうね。
では、それぞれの内容についても見てみましょう。
ギブリ、クアトロポルテ
【リコール開始日】2019年4月24日
【リコールの状況】
燃料供給パイプの製造が不適切なため、接続カプラー取付部のパイプの内側が損傷しているものがある。そのため、接続カプラー取付部に隙間が生じて燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
何気に怖い内容となっています(笑)。
まぁしかし、対象となっている台数は少なかったようですから、今回修理に出した人も少なかったのではないでしょうか。
一概に「リコール」と言っても、製造年月日によって、対象となる車とならない車がありますからね。
ちなみにわたしの車は、今回の対象とはなっていませんでした。
グラントゥーリズモ、グランカブリオ
【リコール開始日】2019年8月27日
【リコールの状況】
エアバッグコントロールユニットにおいて、電源供給回路のコンデンサーの通電性能が不適切なため、電圧制御が安定しないものがある。そのため、エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグ、シートベルトプリテンショナーが作動しない恐れがある。もしくは、走行中に誤作動する恐れがある。
うーん、「走行中に誤作動する恐れがある」ですか、これもちょっと怖いですね。
このエアバッグ系のリコールは、マセラティに限らず、他のメーカーにも多いようですから、しっかりと点検してほしいものです。
わたしのギブリSは?
今年はリコールも少なく、マセラティもようやく(?)普通の自動車メーカーのようになってきたのかなと(笑)。
ただリコールというのは、あくまで「事故に繋がるような不具合」をメーカー側が自主的に修理するものですから、ちょっとした故障などは対象となりませんよね。
しかし皆さんが知りたいのは、その「ちょっとした故障」についてなんじゃないかなと。
そこで次に、わたしの所有するギブリSが今年(2019年)に起こした不具合についてお伝えしようと思います。
ナビが動かない・・・
以前の記事でもお伝えしましたが、マセラティのナビ、結構動かなくなります。
これ、わたしのだけでしょうか?(笑)
今年は・・・、そうですねぇ~、年に3~4回エラーを起こしたでしょうか。
走行中に動かなくなるのではなく、エンジン始動時に全く反応しなくなるんです。
まぁ、大抵の場合、一旦エンジンを切って数分経ってから再始動すれば、直ってしまうんですが・・・。
これ、修理をしようと工場に持ち込んだとしても、その症状がいつもある訳ではありませんから、結局どうしようもないんですよね。
「私、不整脈なんです」なんて言って、お医者さんに行ったとしても、診察の時に正常だったら「あなた、健康ですよ」と言われるようなもんです(笑)。
ですからまぁ、故障とまでいかず「不具合」と、わたしは認識しています。
その他
で、上記以外についても考えてみたのですが、今年はこれと言って無かったように思います。
まぁ敢えて言うなら、相変わらずナビが「おはようございます・・・」と、何度もリピートする事くらいでしょうか?(笑)
これもナビ関係ですから、走行自体には影響はありません。
多少の不具合なんてどこのメーカーにもある事ですから、可愛いもんだと思いませんか?
実際わたし、2019年にギブリに掛かった修理費用は「0円」ですから、不安に思う必要はありませんよ。
読者の方々の声
とは言え、わたしのギブリの話だけでは心もとないかもしれませんね。
そこで、このブログにメールを下さった、読者の方々のご意見も参考にさせて頂こうと思います。一応前提として、ギブリを購入された方の意見のみを抽出しています。
それがこちら。
- エアコンの調子が悪くなる
- シートベルトセンサーの異常
- 自動ハイビームの動作不良
どうでしょう?そんなに大した故障ではありませんよね?
しかもほとんどが、補償の範囲で収まります。
まぁ、どれもが「電気系」というのが気になりますが(笑)。
わたし自身も「エアコンの不調」は経験したことがありますが、これは皆がみんなという訳ではないようですから、ここは「個体差」が影響しているようにも思います。
皆さん、大きな故障は経験していないようですから、やはりマセラティは「故障しない車」に近づいているんじゃないかと思いますよ。
まとめ
マセラティが「宇宙一壊れる」なんて言われていたのは、ビトゥルボを販売していた時代ですから、今からもう20~30年前のお話です。
この頃は、一気に大量生産に踏み切った事もあり、現場がそれに追いついていなかったのでしょうね。
しかし現在、マセラティはFCA傘下となり、技術力も格段に上がっています。
・・・まぁ、最高水準ではありませんが(笑)。
とは言え、現状オーナーさんの話を聞くにしても、ほとんど故障しなくなっているようですから、安心して購入に踏み切ってみても良いんじゃないでしょうか。
来年は、もっとマセラティオーナーが増えたらいいなぁ~・・・なんて考えるロッソでした。