こんにちは、ロッソです。
車を購入する時、「欲しい車はあるけど、どのグレードが良いかわからない」と悩むことってありますよね。
特に最近は、各自動車メーカー共、一つの車種に対して様々なグレードを用意しています。
消費者としては選択肢が増えて有難いのですが、逆に言えば悩みの種にもなってしまいます。
例えば「BMWの3シリーズが欲しい」と思っても、「セダン」もあれば「ツーリング」もあるし「グランツーリスモ」まであります。
「じゃあ、セダンで」と決めても、「318i」から「340i」まで細かく言えば30種類くらいもあります。
そこでグレードを決めて、オプションを決めて・・・。
正直、購入までにはぐったりしそうな・・・(笑)。
楽しいはずの買い物が、逆にストレスになりかねませんね。まぁ、「これが買い物の醍醐味だ」という人もいるかもしれませんが。
結局多くの人が、財布の中身を基準に判断することになり、少し後悔をしているようにも思います。
経済事情を優先させるのは、もちろん大事なことですので無視してはいけませんが、出来れば納得いく買い物がしたいものです。
マセラティは他の自動車メーカーに比べ、車種もグレードも少ないですが、同じように「どのグレードが良いの?」と悩む人もいるかと思います。
そこで今回は、わたしなりの「マセラティを購入するならこのグレード」というのを提案しようと思います。
あくまで「わたしの意見」ですので、ご参考程度に。
目次
マセラティは5車種のみ
現行(2019年1月)で販売されているマセラティの車種は5種類しかありません。ですので、車種選びはそれほど苦労しないと思います。
過去の記事マセラティの現行車種②でも紹介していますので、詳しくはそちらをご覧ください。
さて、5種類といえども、初めてマセラティを購入する人からすれば、「自分に合うのはどの車種?」なんて疑問に思う方もいるかもしれませんね。
ですからここで、「ものすごく簡単に」それぞれの車種がどういった人に向いているかをお伝えします。
しつこいようですが、あくまでも「わたし目線」です(笑)。
グラントゥーリズモ、グランカブリオに向いている人
出典:マセラティジャパン
この2車種はクーペかオープンの違いくらいしかありませんので、一緒に説明します。
まず、シートの数は4つですが、現実的に後部座席は狭いのでほぼ1人か2人用かと。
ただ、2シーターではないので、バッグなどのちょっとした荷物を後部座席におくには便利です。
ドアが大きく、狭い駐車場での乗り降りが難しいので、そういった場所に多く行く人には使いにくいと思います。
また、エンジンの始動で言えば、キーが昔ながらの「差し込み方式」となっているので、そこでの好みは分かれるところでしょう。
日常的には他の車を使い、ちょっとした時に使う人向けかもしれません。
ギブリに向いている人
出典:マセラティジャパン
初マセラティという人は、このギブリかレヴァンテからスタートさせるのが良いと思います。
マセラティ独特の走りを実感できますし、内装も充実しています。
ギブリのボディは大きいので運転しづらそうに思えますが、意外と前方の見切りも良く、慣れてしまえばそれ程困る事はありません。
トランクの容量も大きく、買い物などで日常的に使う主婦の方などに向いていると思いますよ。
ただ難点として、後部座席がそれほど広くありませんので、大人が後部座席に座るのは少し狭く感じるかもしれません。
しかし、子供さんがいるファミリー層であれば、十分な広さだと思います。
クアトロポルテに向いている人
出典:マセラティジャパン
専属の運転手さんがいて、自分は後部座席に座る・・・という方にはもってこいの車です。
後部座席の広さも十分にあり、ゆったりとした室内空間になっています。
また「頻繁に仲間とゴルフに行く」なんて人にも、丁度いい広さかもしれませんね。
ただ、ボディが大きすぎるので、日常的に主婦の方が使うには持て余すと思います。
レヴァンテに向いている人
出典:マセラティジャパン
マセラティ唯一のSUVですから、SUV好きの方はこれしかありません(笑)。
他社ブランドとの比較では、ポルシェのカイエンとよく比較されますね。
たまにマカンと比較する人もいるようですが、マカンとではボディの大きさや室内空間が全く違いますし、金額的にもちょっと比較対象には・・・と、いったところ。
「カイエンは多すぎて・・・」という人には面白い車だと思います。
これは誤解してほしくないのですが、個人的に言うと、ドイツ車はどこか「無骨なイメージ」があるように思います。
いえ、わたしもドイツ車は好きなのですよ。
ただ、イタリア車は独特の文化というか、・・・うーん、こだわりが強いといったら良いんでしょうか?
レザーシートひとつにしても、細部までこだわっていて、「さすがイタリアだな」と思ってしまいます。
こういった部分に惹かれる人は、レヴァンテが良いかなと。
分かりにくいでしょうか?(笑)。
もっと具体的に言いましょう。
例えば、ブルガリはイタリアのブランドですが、他の世界的に有名な宝飾ブランドに比べ、カラーストーンを多用します。
様々な色があるのに、絶妙なバランスで嫌味が無い。でも華やかさがある。
こういったのが好きな人は、レヴァンテの方が向いてるかと。
さらに分かりにくいでしょうか?(笑)。
要するに、カイエンとレヴァンテで迷っていて、あなたがブルガリのようなイタリアブランドが好きだったら「レヴァンテにしたらいいじゃん」という事で(笑)。
どのグレードにしたら良いか?
では次に、「車種は決まったけど、グレードは?」という事ですね。
これはもう簡単です。
まず、「グラントゥーリズモ、グランカブリオ」に関して言えば、「スポーツ」と「MC」の二つしかなく、そんなに大きな違いはありません。
よほど「サーキットで攻めたい」などと言わない限りは、スポーツで十分だと思います。
次に、それ以外の車種「ギブリ」「クアトロポルテ」「レヴァンテ」に関して言えば、よほどの事が無い限り、「Sグレード」一択で良いかと。
えぇ、あくまで「わたしの意見」ですからね。
また、雪国にお住まいの方は、タイヤチェーンの問題もあるので「SQ4」の4輪駆動車が良いと思います。
詳しくはマセラティの雪道対策についての記事も見てみて下さい。ちなみに、レヴァンテは全車種4輪駆動ですからご安心を。
さて、なぜわたしが「Sグレード」をおススメするかというと、「走り心地が一番いいから」という事に尽きます。
単純に考えれば、ベースグレードに比べてSグレードは馬力がかなりアップするので、「扱いにくいんじゃないの?」なんて考える人もいるかもしれませんね。
しかし、運転してみれば分かりますが、むしろ馬力のあるSグレードの方が、はるかに運転しやすく感じます。
ですから「Sグレード一択」と。
もちろん、それ以上のハイグレード車が欲しいのであれば、それも良いと思います。
例えばレヴァンテで言えば「GTS」とか。
ただ、ベースグレードとディーゼルは選択から外して良いと思います。えぇ、もちろんわたしの主観です(笑)。
特にディーゼルに関しては、以前のような世界的な開発競争も収束しているので、今後技術的に向上するのかどうか・・・?
ですから、
- 雪国にお住まいの方は「SQ4」
- それ以外の方は、「S」か「SQ4」
という選択が、後々後悔しないと思います。
まとめ
如何でしたでしょうか?
少し強引な感もありますが(笑)、車種やグレード選びで悩んでいる人には少しはお役に立てるかと。
ただ、この記事で納得できない人もいると思いますので、そこはよくディーラーさんと相談してみて下さい。
わたしはギブリのSグレードを購入して、お陰様で一度も後悔したことがありません。
出来たら皆さんにも、後悔の無い買い物をしていただければ良いなぁ~と。
中古車を探すなら、「ガリバー」が便利だと思いますよ。