マセラティの購入方法④ - ローンで支払うメリット・デメリット

購入

こんにちは、ロッソです。

前回の記事『マセラティの購入方法③ - 現金で支払うメリット・デメリット』から、マセラティ(高級車含む)購入時の、支払い方法についてお伝えしています。

今回は、その続編として『ローンで支払うメリット・デメリットなど』について考えてみたいと思います。

高級車に限らず、車を購入する際には、多くの人がローンを活用すると思います。

しかし、借入先をディーラーで頼むのか銀行に直接依頼するかなど、考えるポイントは沢山あります。

正直、考える事ばかりで面倒ですよね(笑)。

そこで今回は、いかにしてお得に購入できるかなど、わたしなりの考えをお伝えしようと思います。

目次

自動車ローンのメリット・デメリット

あれこれと難しい事をお伝えする前に、ローンで車を購入するメリット・デメリットについて考えてみます。

 

  • 自動車ローンのメリット

現在、貯金が少なくても購入できる。

会社名義にする場合は、節税に繋がる(場合もある)。

自分のステータスよりも、少し上のランクを狙える。

  • 自動車ローンのデメリット

支払いの総額が高額になる。

月々の支払いが発生するため、生活のゆとりが減る。

利率に基準がなく、収入額によっては、高利率になる。

住宅ローンに比べ、種類が少なく、利息が高い。

審査が厳しく、場合によっては購入できない事もある。

 

わたし自身、改めてメリット・デメリットについて考えてみましたが、デメリットの方が多いような・・・。

あっ、個人的に『借金はよくありませんよ』と考えているわけではありませんよ。むしろ、賢く利用したほうが良いと考える派です。

ただ正直に言って、自動車ローンのメリットを、あまり考えつかなかっただけです(笑)。

上手に使えば便利ですが、制限が多いのも事実ですからね。

ディーラーローンはおススメか?

どこの自動車ブランドに行っても、そのブランド独自のマイカーローンを設定していると思います。

自動車ブランドからすると、このマイカーローン、いわゆる『ディーラーローン』はとても美味しい商品です。

 

何故なら、単純に儲かるからです(笑)。

 

トヨタなどの利益は、こういったファイナンス部門が稼ぎ頭のようですね。『トヨタ銀行』なんて、たまに聞きますし(笑)。

ちなみに、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この「ディーラーローン」と単純に「自動車(マイカー)ローン」とでは、少し内容が異なります。

マイカーローンというのは、多くの金融機関が設定している商品ですが、この「ディーラーローン」は、それぞれの自動車ブランドが販促も含めて設定しているローンで、取り扱いが少し異なります。

ですから、この記事では表現を変えてお話しますね。

ではこういった「ディーラーローン」のメリット、デメリットについても考えてみます。

 

  • ディーラーローンのメリット

金融機関のマイカーローンと比べ、審査が早い。

上記と同様に、審査基準が緩い(こともある)。

キャンペーン期間であれば、金利が安い(こともある)。

  • ディーラーローンのデメリット

車検証に記載する『所有者』欄が、ディーラー名義になる。

上記の理由から、売却による返済が難しい。

自動車ブランドによっては、利率が高くなることもある。

 

ディーラーローンの一番のメリットは、何といっても審査の速さと、基準の緩さにあると思います(金融機関に比べて)。

また、マセラティのような輸入車は、国産車に比べて金利が低い傾向がありますね。

これは、どういった理由なのかわかりませんが、マセラティはあまり値引きをしないので、「車両本体でしっかり儲けているからイイよ~」という事なのでしょうか?(笑)

それぞれの自動車ブランドの戦略の違いなのかもしれませんね。

国産ブランドは「値引き、頑張ります!!」輸入ブランドは「金利、頑張ります!!」みたいな(笑)。

更に、販促(販売促進)の一環として、輸入車ブランドは「金利0.9%キャンペーン実施中!!」というのを、たまに実施します。

実際、マセラティも「金利0%キャンペーン!!」というのをやっていました。

 

0%って・・・、どこかのテレビショッピングみたいですね(笑)。

 

しかし残念ながら、2018年の9月にこのイベントは終了してしまいました・・・、このブログを立ち上げる前月ですね。残念。

詳しくはわかりませんが、今後もキャンペーンを実施することを願ってます。

さて、このようにメリットが多いディーラーローンですが、デメリットがあるのも事実です。

 

一番のデメリットは、「車検証の所有者欄が、ディーラー名義になる」ことでしょう。

 

これにより、返済に行き詰って売却したいと考えても、借入残金と売却額が同じになることは少ないので、自分のお金を追加しなければならないなど、将来的に不都合が発生することがあります。

「自分は将来、そんなことは起きないし、少しでも金利を低く抑えたい」

という人は、このディーラーローンがおススメかもしれませんね。

ローンの利率を少しでも低くする方法

多くの人にとっては、現金で購入するより、ローンで購入するほうが何かとメリットがあるように思います。

とは言っても、実際には金利負担分があるので、総額は高くなってしまいます。

そう考えると、やはりローンの利率は抑えたいところです。

ではこここで、ローンを少しでも抑える方法について考えてみます。

ローン利率を抑える方法①

まずは、『ディーラーの「キャンペーン」を狙う』です。

上記でも触れましたが、輸入車ディーラーは、値引きをあまりしない分、ローンの利率を抑える傾向があります。

これはメルセデスでもBMWでもよく行いますが、『金利○○キャンペーン!!』というのを見たことがないでしょうか?

販促(販売促進)活動も兼ねていますので、これを利用しない手はありません。

実際、マセラティも最近まで『金利0%』のキャンペーンをやっていますし、他の高級車でも1%を切るキャンペーンを開催しています。

また、国産のトヨタなどのディーラーローン金利は4%以上の場合もありますが、輸入車は2%未満が多いので、通常金利でもお得かもしれません。

ローン利率を抑える方法②

2つ目が、『自動車ローンの比較サイトを利用する』方法です。

世の中には自動車ローンを取り扱う金融機関が数えきれないほどあります。それを一つ一つ検討するのも良いですが、自分が住んでいる地域に対応しているのか?金利はどれくらい安くなるかなど、時間と手間がとてもかかります。

ですので、手っ取り早く決めるのであれば、こういったサイトがおススメです。

ローン利率を抑える方法③

3つ目は、『もしあなたが現在住宅ローンを組んでいるなら、その金融機関に依頼する』方法です。

住宅ローンを組んでいるという事は、すでに収入や家族構成などの審査は済んでいますね。

ですから、時間的にも早く完了する可能性が高くなると思います。

また、各金融機関ともに、「当行で住宅ローンを設定のお客様は、自動車ローンも申し込まれると、自動車ローンを1%下げることが出来ます!!」などという商品を設定していることもありますので、そういった場合もお得になりますね。

ローン利率を抑える方法④

ここからは少し、富裕層向けの方法になります。

それほど多くはありませんが、証券会社などで一定以上の預け入れがあると、自動車ローンがお得になる場合があります。

例えば、今もあるかわかりませんが、野村などはそういった商品の設定をしていたかと思います。

証券会社からすれば、一定額以上の債権や証券を担保にしているようなものですので、それなりの優遇はしても良いと思うはずですよね。

また通常、多くの金融機関の『自動車ローンの上限額』は、1,000万円までというところが多いですが、こういった富裕層向けは更に高額の設定をしてくれることが多いです。

ですから、高級車をローンで購入する場合は、もともとの本体価格が高い事からも、こういったシステムは便利かもしれません。

ローン利率を抑える方法⑤

ローン利率を抑える方法の最後は、『税理士からの紹介』です。

意外と知られてませんが、顧問税理士がいる場合、その税理士が銀行を紹介することで、利息が安くなる場合があります。

 

特に地方銀行や、第2地方銀行、信用金庫などにその傾向があります。

 

銀行からすれば、税務のプロフェッショナルである税理士のお墨付きがあるということで、安心してお金を貸すことが出来るメリットがありますものね。

店頭で紹介している商品より、驚くほど下がる事もザラにあります。

これは実際、とある地方銀行で、わたしの知人が試したことがあります。

まずその知人は、地方銀行に行き、普通に「自動車ローンをお願いしたいのですが・・・」と言ったのですが、「いや、担当者が・・・」「時間かかりますよ・・・」とか、とにかくスムーズにいきません。

そこで、いったん戻り、税理士の先生に連絡。

後日その銀行に行くと、驚くほどスムーズな対応だったとの事(笑)。

しかも、金利もとても安く提示されたようなので、改めて『プロは違うな~』と、痛感しました。

しかし、全ての税理士がこのような対応が出来るとは言えませんので、税理士選びは慎重にしましょうね。

ちなみに、税理士を探す方法を下記にてご紹介します。税理士紹介サービスで探す方法と、会計ソフトの作成会社が取り扱っているサービスとがありますので、あなたに合った方法で探してみて下さい。

税理士紹介サービス

弁護士ドットコムの姉妹サイト。

法律で分からない事があり、サイトで検索すればほとんどこの『弁護士ドットコム』に行きつくようになっているので、多くの人がご存知かもしれませんね。

登録している税理士の数も多いので、選択肢が多いといえます。

会計ソフトから探せるサイト

株式会社マネーフォワードが運営しているサイト。登録している税理士は『数より質』という印象で、個人的にはおススメ

「MFクラウドサービス」に登録すれば、無料で税理士を紹介してくれるシステムです。

  • 【freee(フリー)】freee

freee株式会社が運営しているサイト。非上場だが、クラウド会計ソフトのシェアはトップ

登録している税理士は多いが、質としてはMFクラウドの方が上という印象ですね。

「どうやって税理士を決めたら良いかわからない」という人は、コーディネーターが代わりに探してくれるのでおススメ。

ほとんどの会計事務所が導入しているソフト。むしろ「弥生を使っていない事務所ってあるの?」というレベル

歴史も古く、使いやすいため多くの中小企業が導入しているソフト。

しかし、税理士を探すとなると少し疑問が残る。税理士の数は一番多いが、積極的に紹介しているという印象が薄いかなと。

まとめ

高級車だけでなく、車を購入する人の多くが支払方法として、この『ローンでの支払い』を選択すると思います。

しかし、選択する人が多いからと言って、必ずしもベストチョイスであるとも言えませんよね。

あなたがどういった生活を送っていて、どういう環境なのかで、その選択内容は大きく変わってきます。

無理のある購入方法を選択すれば、せっかく手に入れた車を手放さなくてはいけません。

それって、とても悲しいですよね。

そうならない為にも、あなたにとって、最良の選択肢を見つけて下さいね。