マセラティの購入方法② - 法人で購入?個人で購入?

購入

こんにちは、ロッソです。

前回の記事『マセラティの購入方法① - 新車?中古車?それとも・・・?』では、それぞれの購入方法におけるメリット、デメリットについてお伝えしました。

人それぞれの好みや環境によって、どういった購入方法を選択をするか、違ってきますよね。

これは、「所有方法」をどうするかにも言える事だと思います。

 

つまり、『法人所有にするか、個人所有にするか』についてです。

 

現在法人を所有しておらず、または個人事業を営んでいない方は、現状は関係ないかもしれませんが、将来的に考える時がくるかもしれません。

そこで今回は、マセラティ(他の高級車も含む)を法人で購入するか、それとも個人で購入するかについて考えてみたいと思います。

目次

『高級車購入は、ほとんどが法人名義』という都市伝説

サイトなどを見ていますと、「高級車って、かなりの確率で法人名義だよ」なんて、まことしやかに書いている人がいますね。

一体、誰がこんなことを言い出したんでしょう?

それより、どうやって調べたんでしょうね(笑)。

法人名義かどうかは、車検証を見なければわかりません。走っている車を見て「あっ、法人名義だ」なんて、わかりませんよね。

調べるとしたら、高級車の車検証を1台1台点検するしかありません。

 

でもそれって、すごく怪しい(笑)。

 

というか、無理です。

それなのに、なぜわかるのでしょうか?数年前『なぜ、社長のベンツは・・・』とかいう本が流行りましたが、その影響もあるのかもしれませんね。

・・・まぁ、どうでも良い話ですね(笑)。

とにかく、実際のところの真偽は定かでありませんが、高級車を法人名義で購入している人がいるのも、また事実です。

しかし、割合としては、そんなに多くないんじゃないかな?とわたしは思います。なぜなら、そこは税務署が黙っていないでしょうから(笑)。

高級車を法人名義にするメリットは?

高級車が法人名義になると、その費用を経費として計上できます。

ですから、「節税手段」として、様々な本やサイトで紹介されているのでしょう。

購入代金を減価償却できたり、保険費用など様々な費用が経費として計上できるので、経営者としてはお得に感じるところでしょう。

しかし、そういった内容を鵜呑みにするのはとても危険だと思います。なぜなら、『確実に認められる保証がない』からです。

確かに、税理士の方が書いているブログや本には、『適切な処置』をすれば認められるなどと書かれていることもありますが、それが全ての人に適用するかは疑問です。

えぇ、なぜなら、それを判断するのは『税務署』の職員さんですからね。

例えば、わたしも多少なりの知識はありますが、それをここで紹介するのは無責任ですし、何より・・・そう、何より、

 

税理士法違反は怖いです(笑)。

 

わたし、税理士じゃありません。そんな人間が、自分の知っている事だからといって、その内容をブログに書いてしまうと『税理士法違反』になってしまうそうです。

たまに新聞で「税理士法違反で逮捕」なんてありますものね。

よほど悪質でない限り問題ないようですが、確かに、資格のない人間が曖昧な知識で「大丈夫ですよ」なんていうのは、かなり無責任と言えますよね。

しかし、自分の知っている知識を、多くの人にお伝えして喜んで貰えるのがブログの楽しさでもあるのに・・・。

うーん。法律って、難しいですね。

法人名義にする場合は、ちゃんと税理士に相談すること

実際、数年前にフェラーリが社有車として認められた判例もあるようですが、素人が「じゃあわたしも」なんて、簡単に考えると痛い目に合うのは確実です。

 

ですから、購入時にはプロ、つまり税理士の先生に相談することをおススメします。

 

しかし、それぞれの税理士によって、見解は様々だと思います。保守派の税理士は、開口一番に「そんなのダメに決まってるでしょ」と言うでしょうし、イケイケの税理士は「余裕、オッケー」というかはわかりませんが(笑)、このように税理士によって大きく異なります。

あなたが現在、会社を経営されているのなら顧問税理士がいると思いますが、税理士にも得意な分野とそうでない分野がありますので、セカンドオピニオンという形で、他の税理士に相談するのも有効だと思います。

特に税理士や弁護士などの、いわゆる『士業』と呼ばれる分野の方々とは、自分の財布の中身や、人に知られたくない部分まで知られていることがあります。

ですから、簡単に「キミ、クビね」なんて言えませんよね。

また、代々続く会社を経営している場合は「先代からの付き合いだから・・・」という理由で、ズルズルと付き合っている場合もあります。

 

ですから、そういった場合は『使い分ける』という方法も一つかと。

 

わたし達素人からしたら、「専門家なんだから、何でも知っているだろう」なんて考えますが、法人申告、個人申告、相続税すべてに詳しい税理士なんてほとんどいません(経験済みですから、断言します(笑))。

税理士を探す方法

昔でしたら、税理士を探すとなると、ほとんどが『知り合いの紹介』に頼っていたと思います。

しかし、最近は『税理士紹介サービス』というサイトがいくつも見られるようになりました。

税理士を探す方法として、こういったサイトを利用するのも一つでしょう。

税理士紹介サービスで探す

税理士紹介サービス

弁護士ドットコムの姉妹サイト。

法律で分からない事があり、サイトで検索すればほとんどこの『弁護士ドットコム』に行きつくようになっているので、多くの人がご存知かもしれませんね。

登録している税理士の数も多いので、選択肢が多いといえます。

他にも多くの「税理士紹介サービス」のサイトがありますが、そんなに多くのサイトに登録する必要はないと思います。

なぜなら、そういったサイトに登録する税理士や弁護士のほとんどは『複数サイトで登録している』からです。

だったら、最初から登録者数の多いサイトで探したほうが手っ取り早いのでは?と、わたしは思います。

使用している『会計ソフト』から探す

一応、このブログはマセラティについて書いているブログです(笑)。そこはお忘れなく。

しかし、この税理士探しは、結構多くの人が悩んでいるようですし、わたしは人より少しだけ経験があるので、何かお役に立てればと思いまして。

いずれ、もっと詳しい記事も書いていけたらな、と考えています。

さて、税理士を探し、契約した後で「しまったぁ~!!」と思うことの一つに『会計ソフト』が合わないということがあります。

意外とこれ、盲点なんですよ。

世の中に会計ソフトって、とても沢山あります。そして、多くの税理士や会計事務所が『自分好み』の会計ソフトを使っているのです。

で、自分は他のソフトを使えないからって事で、そのソフトを使わせようとするんです。

 

えぇ、半ば強制です(笑)。

 

あっ、全員ではありませんからね、念のため。

今まで使ってきた会計ソフトから、新しい会計ソフトに乗り換えるのって、本当にストレスになります。

どれくらいストレスになるかというと、『MacからWindowsに乗り換えた時』くらいです(笑)。

ですからそうならない為にも、会計ソフトを中心にして考えるというのも、一つのアイデアだと思います。

また、もっと言えば、それを前面に押し出しているサイトもありますので、ここでいくつかご紹介します。

会計ソフトから探せるサイト

株式会社マネーフォワードが運営しているサイト。登録している税理士は『数より質』という印象で、個人的にはおススメ

「MFクラウドサービス」に登録すれば、無料で税理士を紹介してくれるシステムです。

  • 【freee(フリー)】freee

freee株式会社が運営しているサイト。非上場だが、クラウド会計ソフトのシェアはトップ

登録している税理士は多いが、質としてはMFクラウドの方が上という印象ですね。

「どうやって税理士を決めたら良いかわからない」という人は、コーディネーターが代わりに探してくれるのでおススメ。

ほとんどの会計事務所が導入しているソフト。むしろ「弥生を使っていない事務所ってあるの?」というレベル

歴史も古く、使いやすいため多くの中小企業が導入しているソフト。

しかし、税理士を探すとなると少し疑問が残る。税理士の数は一番多いが、積極的に紹介しているという印象が薄いかなと。

会計ソフトは、正直言って好みに左右されると思います。しかし今の時代、ほとんどがクラウド化していて、とても便利になっています。

お客さんに自分の好みを強要する税理士よりも、柔軟に対応してくれる税理士の方が助かりますよね。

高級車を個人名義で購入する

さあここで、ようやくこのブログの本題に戻りました(笑)。

法人名義で高級車を購入するのは、メリットもたくさんありますが、上記のように色々考えなければいけない事がありますね。

「あー、面倒!!」

という人は、『純粋に』個人名義一択しかありませんね(笑)。

 

ここで、なぜ『純粋に』と書いたかと言いますと、個人事業主の場合でも経費として参入することが出来るからです。

 

あなたがもし副業を営んでいて、確定申告も自分でしているのなら、減価償却することも可能です。

こういった場合は、法人名義にする時と同じように、税理士の先生に相談しましょう。

しかし、個人事業主で高級車を経費にするって、自動車販売店とかじゃないと難しいような・・・。よほどの根拠が必要かもしれませんね。

まとめ

少しでもお得にモノを購入したいのは、誰でも同じだと思います。

しかし、コインの裏と表のように、お得にするには、それなりの代償もあるでしょう。

単純に面倒だと考えるなら、純粋な個人名義にするしかありませんね。

ちなみにわたしは、「あー、面倒!!」派です(笑)。