こんにちは、ロッソです。
自動車を購入する時、必ず悩みの種となるのが「自動車保険」ではないでしょうか。
自賠責保険は必ず加入しなくてはいけないので、それほど考える事はありませんが、問題は「任意保険」です。
「補償範囲は?」「特約の内容は?」「条件は?」などなど、考えることが多く正直面倒に感じる人もいると思います。
特に気になるのは、「結局、いくらになるの?」という事かと。
特にマセラティなどの高級車ですと、実際の保険料額は気になるところだと思います。
そこで今回は、実際にわたしが加入している保険の内容や金額など、出来る限り具体的にお伝えした上で、注意点やおススメの保険などをお伝えしようと思います。
目次
設定条件
一口に「保険料はいくら?」といっても、加入する人の年齢や事故歴、ゴールド免許かどうかなど、人それぞれで金額が変わってきます。
ですのでここでは、保険料を計算する上での設定条件を簡単に決めておきます。
簡易的にするために、一番保険料が安くなる設定にしてみます。
- ノンフリート等級 ・・・ 20等級
- 事故歴 ・・・ 0
- 免許証の色 ・・・ ゴールド
- 年齢 ・・・ 35歳以上
- 運転者の範囲 ・・・ 家族限定
- 年間の走行距離 ・・・ 1万キロ未満
では次に、補償の条件について設定してみます。
- 対人補償 ・・・ 無制限
- 対物補償 ・・・ 無制限
- 無保険車障害特約 ・・・ 2億円
- 人身傷害保険 ・・・ 5,000万円
- 弁護士費用補償 ・・・ あり
以上の条件であれば、大抵の事故への対応は出来るかと思います。
事故内容によっては、和解するまでに時間がかかる傾向があり、裁判になると弁護士に依頼することになります。
ですので最近は、どこの損保会社も「弁護士費用補償」の特約を用意していますよね。
個人的に言えば、これは必ず付けておいた方が良いと思います。
一番安く済ませるなら「ネット損保」
誰もが出費は出来るだけ抑えたいものです。
では、「上記の設定条件で一番安くなるのはどこ?」と聞かれれば、迷わずわたしは「ネット損保でしょうね」と答えます。
今は多くのネット損保がCMを流したりしているので、昔より身近になったように思います。
店舗を設置する費用や、人件費もそれほどかからないので、対面式の損保より安くなるのは当たり前ですね。
現在、多くの比較サイトなどでネット損保が紹介されています。
でも「結局どこが良いの?」と思うのはわたしだけでしょうか・・・?
確かに少しでも安いのは有難いですが、情報が多すぎても混乱してしまいます。
ですからわたしは、「ネット損保だったら、三井ダイレクト損保一択で良いんじゃないかな?」と。
ご存知の方もいると思いますが、わたしのブログ「一択推し」が多いんです(笑)。
だって、確かに多少の金額の差はありますが、総合的に考えたら安ければ良いってものでもありません。
事故後の対応や、特に保険金の支払いスピードなど、実際の事故が起きた時の事も考えると、三井ダイレクト損保は評価が高いです。
確かにわたしの経験上、「ソニー損保」も良かったですが、知人の話などを総合すると「三井ダイレクト損保」が一番かと。
もちろん、好みのネット損保もあると思いますので、そちらを検討されるのも良いと思います。
ネット損保でギブリSの保険料はいくらになる?
では上記の設定条件で、三井ダイレクト損保でギブリSの保険料はいくらになるのか?
結果は、多少の誤差はあると思いますが、
年間「26,000円程度」
となります。
安いですね。これならさほど負担にならないかと。
しかし、安いのは良いのですが、実はネット損保には安いなりのデメリットもあるのです。
ネット損保最大のデメリットとは?
かなり便利で、しかも金額が抑えられるネット損保ですが、いくつかのデメリットがあるのも事実。
そのデメリットの中でも、一番困るのが、
「車両保険をつけられない」
という事です。
いえ、実際には設定できるのですよ。厳密に言うと、
「マセラティのような高級車には、車両保険を設定できない」
という事なのです。
これは、三井ダイレクト損保に限らず、どこのネット損保でも同じです。
プリウスなどの一般的な車であれば、ネット損保でも車両保険を設定できますが、高級車やスポーツカーは対象外となってしまいます。
「わたしはそんなの気にしない。安ければいいの」というのであれば結構ですが、わたし個人としては、車両保険は入っていたほうが良いと思います。
車両保険を設定したほうが良い理由
マセラティのような高級車になると、修理代が馬鹿になりません。
コンピューターなどの不具合であれば、マセラティ自体が保証してくれるので問題ありませんが、「飛び石」などでフロントガラスが割れたりしたら、もちろん自分で修理費用を負担しなければいけません。
このような場合、修理費は内容によっては数十万円では収まらない事があります。
また、当て逃げや台風など、用心していても避ける事の出来ない事態もあり得ます。
そういった場合に、高級車は修理費用と比較してみても、車両保険を設定しておいた方が何かと得だとわたしは考えます。
もちろん、何もなければ損した気分になるかもしれませんが、保険ってそもそも「転ばぬ先の杖」みたいなものですからね。
わたしが加入している保険会社と保険料
以上の事からも、わたしはギブリSでも車両保険を設定できる「対面式」の保険会社と契約しています。
一応、損保会社は「東京海上日動」です。
わたしは事故を起こしていないので、対応などは不明ですが、まぁ会社規模や評判を見ても、問題は無いかと。
では、一番気になる年間の保険料ですね。
年数が経つごとに、車両の価値も安くなるので、それにつれて保険料も安くなります。
ですのでここでは、新車初年度の保険料をお伝えしておきます。
前述した設定内容と全く同じではありませんが、ほぼ近い内容だと思っていただいて結構です。
その条件での保険料は、
年間「135,000円」です。
13,500円じゃありませんよ?135,000円です(笑)。
笑っていますが、本当は泣きたいくらいです(笑)。
あぁ本音を言えば、ネット損保がいいなぁ~と。
もちろん車両本体価格が高くなれば、更に保険料も変動しますので、あくまでも参考程度にして下さいね。
これを安いと思うか、高いと思うかはあなた次第(笑)。
まとめ
26,000円と135,000円、その差約110,000円ですよ。
えぇ・・・、ちょっとした旅行に行けます(笑)。
まぁ結局、保険料って何を重視するかでこんなに変わるという事ですね。
かなり痛い出費にはなりますが、高級車を購入するなら、出来れば車両保険は設定したほうが良いかと思います。
「転ばぬ先の杖」とは言いますが、保険料で転んでしまいそう(笑)。