こんにちは、ロッソです。
これまでマセラティは、今後の新型車投入の計画などを、定期的に発表しています。
このブログはマセラティについてのブログなので、本来なら、発表があるたびに最新情報をお伝えすべきですが、わたしは「必要ないかな」と。
何故なら、「すぐに撤回する」から(笑)。
これまでに、マセラティのEV(電気自動車)化は実現するのか?の記事や、FCAとルノーが経営統合、マセラティはどうなるか?の記事などで、最新の情報を皆さんにお伝えしてきましたが、現在どれも実現していません。
まぁ要するに、マセラティの「予定」は、いつも「未定」という事で(笑)。
ですから、記者発表がある度にブログで書いてしまうと、皆さんが混乱してしまうかなと。
そこで今回、オーナーとしても混乱する、マセラティの事業計画について考えてみたいと思います。
目次
アルフィエーリはもう諦めた?
まずは、もう何年も前から「出るぞ、出るぞ」と、まるでオオカミ少年のように言い続けているアルフィエーリから(笑)。
正直わたし、もう発売しないんじゃないかと。
何故ならこのアルフィエーリ、数年前わたしがギブリを購入した頃から「いずれ発売する」と言っていました。
当時のわたしと営業マンの会話はこんな感じ。

ちなみに、いつ頃販売開始ですか?

えぇ、確か今年は2019年だったと思います(笑)。
なのに、全く気配すら感じません。
わたしとしても、そろそろ乗り換えの検討もしているので、再度営業マンに尋ねてみると。


とまあ、こんな感じですから、正直もう諦めているんじゃないかと。
EV(電気自動車)化も諦めた?

ここ数年、マセラティは「今後、数年のうちに、全ての車種をEV化する」なんて言ってました。
ところが最近は、このEV化の話について触れようともしません。
むしろ、「いやー、やっぱり、マセラティはエンジン車じゃないとね」なんて、CEOが言い出す始末。
・・・うーん、どこに向かってるんだか(笑)。
結局、時代の流れとしては電気自動車に向かってはいるのですが、開発が上手くいっていないんでしょうね。
ジャガーやポルシェなどは頑張っていますが、未だにトヨタのハイブリッド車が強い事を考えると、完全EV化は、まだ少し先の話なのでしょう。
実際、トヨタはハイブリッド技術の特許を開放し、多くの自動車メーカーがそれを利用する予定との事。
特に欧州メーカーは、排ガス規制対策において、「とりあえずの時間稼ぎ」を目的として利用するのではないかと言われています。
ですから、マセラティの技術力では、まだまだ遠い未来の話なのかもしれませんね。
グラントゥーリズモも、どうなる事やら
現在、意外とご存知でない方もいらっしゃるようですが、グラントゥーリズモの生産が終了しています。
予定としては、来年(2020年)に新型スポーツ車を発売するそうですから、こちらが後継車という事なのでしょうね。
ただ、これも正直言って「かなり怪しい」と(笑)。
わたしの記憶が確かなら、グラントゥーリズモは2016年にも、一旦生産終了したような・・・。
現時点(2019年8月)において、既にグラントゥーリズモの受注は終了しており、日本国内においては、在庫がなくなればそれで販売も終了との事。
確かMCは、在庫があと数台程度じゃないかと。
こうした情報も、本当はすぐに皆さんにお伝えするべきなのでしょうが、マセラティの事ですから、今後またどうなるかわかりません。
ただ、実際に駆け込みのお客さんも多いようですから、現在購入を検討している方は、ディーラーで話を聞いてみたほうが良いかもしれませんね。
営業マンでさえほとんど知らない
私たち消費者からすれば、ネットや報道などで情報が溢れかえってますから、正直「どれが本当なの?」と悩んでしまいますよね。
だったらという事で、一番正確な情報を握っているだろう営業マンに聞いてみても、前述のような感じですから、正直マセラティの「予定」は当てになりません。
これは、マセラティジャパンにしても同じでしょうね。
何故なら、本社すらわかってないから(笑)。
イタリア人がお気楽な気質なのは有名ですが、マセラティはその中でも特別かもしれませんね。
まとめ
如何でしたでしょうか?
わたしが何故、マセラティの事業計画にあまり触れないようにしているか、ご理解頂けたかと(笑)。
大風呂敷を広げるのも良いですが、もう少し考えて計画してほしいなと。