マセラティの乗り心地 - サスペンション

パーツ

こんにちは、ロッソです。

これまで、このブログ内で何度かマセラティの乗り心地について触れてきましたが、わたし、機械系にとても弱く、サスペンションについてはあまり詳しくお伝えしてきませんでした。

 

まぁ、「ダブルウィッシュボーン」とか「マルチリンク」なんて話しても、好きな人は好きでしょうが、わたしはほとんど興味がないと(笑)。

 

そういったお話が好きであれば、専門店のホームページや、カーセンサーなどを検索したほうが勉強になると思います。

えぇ、わたしのブログにそんなこと求めちゃいけません(笑)。

基本的にわたしは、機械的な部分に関して「フィーリング」で話しますから、ガチガチの車好きの方にはちょっと物足りないのかなと。

ですから、今回はマセラティのサスペンションについてお話しようと思っていますが、専門的な内容は期待しないでくださいね(笑)。

目次

マセラティの乗り心地を他ブランドと比較

では早速「マセラティの乗り心地」についてお話しようと思いますが、あくまでもフィーリングであることをご了承ください(笑)。

基本的にマセラティは、自社ブランドの車を「高級スポーツカー」として位置付けたいようですが、スポーツカー・・・というと、普段はそこまで獰猛な走り方をしません。

どちらかというと、街乗りでは「ラグジュアリーカー」という感じが強いです。

分かり易く、他のブランドと比べてみましょうか。

ポルシェと比較

まずポルシェですが、あれはもう街乗りから「走るぞ、走るぞ」という感じですよね。サスペンションは基本ガチガチで、「いや、これサーキット用だよね」なんて思っているのは私だけじゃないはず。

 

わたしの中でポルシェは、「助手席に優しくない車」(笑)。

 

たまに後部座席に子供さんを乗せている人がいますが、あれ、酔いやすい子だったら大変ですよね。

そこへ行くとマセラティは、ポルシェほどの固さはありません。とはいえ、フニャフニャでもないので、カーブでもしっかりと曲がります。

基本的にポルシェは「高級スポーツカー」と呼ばれる事が多いですが、わたし的には「走るために色々な装備を取り付けてるから、結果的に高額になった車」と思っていますので、「高額スポーツカー」の方がしっくりくるなと。

いや、悪意はないんですよ(笑)。ポルシェは徹底的に走りを追求しているので、そもそも目指している方向性が違うんだなと。

ロールス・ロイスと比較

で、お次が高級車の代名詞「ロールス・ロイス」と比較。

昔から高級品に対して「〇〇のロールス・ロイス」なんて表現をすることがあるので、「ロールス・ロイス=高級品」のイメージは世界的に定着していますよね。

さてこのロールス・ロイス、最近のクルマは分かりませんが、わたしは昔のファントムを少しだけ運転したことがあります。

 

いや、正直って「運転しにくい」というのが当時の感想。

 

なんでしょう・・・、こうフニャっとしてるって言ったら分かるでしょうか?まぁ、擬音ばかりで申し訳ないですが(笑)。

わたし、後で思ったのですが、ロールス・ロイスって後部座席にオーナーが乗る車ですよね。だから、「運転していて楽しい」というよりも、「後部座席に乗っていて快適」を目指しているメーカーなんだなと。

ですからロールス・ロイスは、「後部座席に優しくて、運転手には厳しい車」というのがわたしの中のイメージです。

で、マセラティと比べるなら、マセラティはそこまで同乗者に優しい車とは言えず、ある程度の路面衝撃などは感じます。

とは言え、ポルシェほどの固さはありませんから、ポルシェとロールス・ロイスのちょうど中間といった感じでしょうか。

うーん、余計に分かりにくいかもしれない(笑)。

スカイフックサスペンションとは?

まぁ、乗り心地って、結局サスペンションの設定次第でどうにでも変わってくると思います。

 

基本的にマセラティは、グラントゥーリズモ、グランカブリオ以外の車種に「スカイフックサスペンション」という方式を採用しています(ただし、車種やグレードによってはオプションによる選択)。

 

わたしのギブリSにもこのスカイフックサスペンションが搭載されていて、ボタン一つで選択が出来るのですが、確かにこれだけでかなり乗り味が変わってきます。

特に高速走行時やカーブなどではその違いがよく分かり、「あぁ、この辺はスポーツカーの要素が詰まっているな」と感じます。

 

ただ、正直言ってこのスカイフックサスペンションの構造は、わたしにはよく分かりません(笑)。

 

恐らく、「sky=空」「hook=引っかける」でスカイフックでしょうから、空中にサスペンションを引っかけるという事を言いたいんでしょうね。

うーん、イメージとしては分かるんですが、物理的にはよく分からない表現ですよね。

まぁ、要は、仮に地面がデコボコであったとしても、空中にサスペンションが引っ掛かっている状態ですからボディは上下せず、サスペンションだけの伸縮で車の挙動が安定しますよという事なんでしょう。

まとめ

結論としては、マセラティは普段でもそれなりにスポーティな走りをしますが、より走りを追求したいなら、スカイフックサスペンションは必要かなと。

特に、ギブリはオプションによる選択だったと思うので、走りにこだわりたい人は選択する事をお勧めします。

中古で購入する場合、販売店がよく理解していない事もあるでしょうから、購入時にはシフトレバー近くに「サスペンションのイラスト」のあるボタンがあるかどうか確認してくださいね。