マセラティの中古車を検索する際、押さえておきたいポイント

購入

こんにちは、ロッソです。

先日、何気なく自分のブログを読み返していると、ある事に気が付きました。

「あれ?マセラティの中古車に関する記事が、ほとんどないな」なんて。

 

いやむしろ、「ほぼゼロだった」という(笑)。

 

うーん、「マセラティの情報をお伝えします」なんて言っておきながら、中古車に関する記事がないって、どうかと思いますよね。

ただ、言い訳になるかもしれませんが、わたし自身が新車で購入しているので、あまりマセラティの中古車市場に詳しくないんですよね。

また、わたしが購入した当時って、ギブリが発売されたばかりでしたので、ほとんどと言って良いほど中古車が流通していなかったんです。

 

いや・・・、ただの言い訳です(笑)。

 

まぁそこで今回、わたしの知識の範囲内にはなりますが、マセラティの中古車を検索する際、「これだけは押さえておきたい」というポイントについてお伝えしようかと思います。

目次

まずは「車種」「グレード」を大体決めておく

検索する前に、まずは「車種」「グレード」は大体決めておいた方が良いと思います。

まぁ、マセラティは5車種しかありませんから、ポルシェなどと違い、車種で悩むことも少ないかと思います。

 

グレードに関しては、マセラティを購入するなら「どのグレード」が良いか?の記事でもお伝えしているのですが、わたし個人としては、出来れば「Sグレード」を選択した方が楽しいと思います。

 

もちろん、「ディーゼルが良い」という人もいるでしょうし、「ベースグレードが良い」という人もいると思いますので、そこは皆さんのお好きなように決めてもらえばと思いますが、マセラティ特有の走りを実感したいというなら、「Sグレード」はおススメかと。

別に、事前にキッチリと決める必要は無いとは思いますよ。「ギブリが良いけど、家族の事を考えたらレヴァンテかなぁ~」というのであれば、2車種で検討すれば良いですし、「グレードよりも、値段で決めたいから」というのであれば、グレードも事前に決める必要はありません。

ただ、ある程度の方向性があると、これまで見えていなかった部分が見えてきたりしますから、わたしとしては「事前に大体決めておく」事をおススメします。

最高ランクの「車種」「グレード」は選ばない

ただ、個人的には「最高ランクの車種、グレードの車は選ばない」ほうが賢明かと思います。

マセラティの最高額の車種といえば「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」となりますが、わたしだったらこの2車種は中古では購入しません。

また、グレードで言えば、レヴァンテの「トロフェオ」、クアトロポルテの「GTS」は中古車では購入しないかなぁ~と。

いえ、良いんですよ。それぞれ好みがありますから。

ただ、こうした車というのは馬力がある分、「走りグセ」「ブレーキグセ」というのがとても出やすいんです。

 

要は、「前オーナーの運転グセが、かなり染みついている」という事。

 

前オーナーと皆さんの走り方が全く同じなら問題ありませんが、そんな事ってあり得ませんよね。

こうした馬力のある車を中古車で購入すると分かりますが、結構その「クセ」で怖い思いをする事があります。

「いや、なんでそんな止まり方するんだ」みたいな(笑)。

ですからこうした車を新車で購入するのなら良いのですが、中古車で購入するのはわたし的にはおススメ出来ないなと。

 

えぇ、ディーラーさんにとっては営業妨害になりますが、わたし、消費者の味方ですから(笑)。

 

まぁ、「それでも欲しいんだ」という場合は仕方がありません。

特に、グラントゥーリズモ、グランカブリオなんかは既に生産中止になっているので、中古車市場でしか購入できませんからね。

こうした場合、せめて「走行距離が3,000km以下」の車であれば、まだマシかもしれません。

とは言え、しつこいようですが、わたし的にはあまりお勧めできないのが本音です。

「試乗」出来るか確認する

中古車を選ぶ際、一番悩ましいのが「試乗が出来ない事が多い」という事かもしれません。

業者によっては、「試乗お断り」なんて事もありますから、選ぶ側からすると不安ですよね。

まぁ、業者側にも言い分はあるかと思います。その理由の一部がこちら。

 

  • 無駄に走行距離を増やしたくない
  • 車検が切れている
  • 保険に加入していない

 

これを見ると、業者側の気持ちも分からなくもありませんが、出来たらマセラティは「必ず事前に試乗しておきたい」ところ。

このブログ内で「最近のマセラティは、そんなに壊れませんよ」と、何度もお伝えしてはいますが、やはり多少の不具合は発生しますから、試乗して事前にチェックしておきたいのが本音です。

もちろん、車検が切れていれば公道は走れませんが、せめて敷地内だけでも運転させてもらった方が良いでしょう。

業者によっては、「整備不良がバレたら困る」なんて考えている事もありますから、中古車購入において「試乗」は大きなポイントです。

わたしの個人的な意見を言えば、どんなに「この車、良いなぁ~」と思っても、試乗が出来ないのならスパッと諦めます。

事前に新車も試乗しておく

そして次が、「事前に新車も試乗しておく」という事。

 

これもディーラー側からしたら迷惑な話かもしれませんが(笑)。

 

ただ、仮に中古車を試乗できたとしても、正しい走り(新車の走り)が分からない事には、良いのか悪いのかの判断もつきませんよね。

ですから、これも中古車を検索する前にやっておいた方が良いかと思います。

オプションは気にする?

次がオプションについてですが、これは人それぞれ好みが分かれるところですから、好きなように考えてもらえればと思います。

マセラティは標準で大体の装備が付いていますから、ここはあまり気にする必要もないかと思いますね。

ポルシェみたいに「電動ミラーオプション」「電動シートオプション」なんて、詐欺みたいな事はありませんからご安心ください(笑)。

 

まぁ、わたしが気にするとしたら「ホイール」と「ブレーキキャリパー」くらいですかねぇ~。

 

車って、ホイールが変わるだけで印象がガラッと変わりますよね。で、最近はキャリパーの色なんかも選択肢が増えています。

マセラティはホイールの種類がそこそこありますから、そのホイールによって表情が結構変わります。

まぁこれは、購入後に変更しても良いかもしれませんね。

ただ、ブレーキキャリパーの変更は難しいので、「色」「サイズ」は事前に確認しておいた方が良いと思います。

特に「サイズ」に関しては、ベースグレードだと少し小さくなりますので、「大きいほうが良い」というのなら、やはり「Sグレード以上」を選択した方が良いと思います。

まぁこれ、わたしが購入した時の話ですから、今はどうかわかりませんが現在も恐らく同じかと思います。

それ以外の装備について知りたい方は、リセール対策② - 人気の装備品を取り付けるの記事もご覧になってみて下さい。

どこで検索するか?

そして最後が「どこで検索するか?」という事ですが、もうこうれは有名どころの検索サイトが一番かと思います。

マセラティの公式HPでも中古車は検索できますが、そもそもマセラティのHPって重たいし使いにくいので(笑)。

 

ですから、やっぱりカーセンサーgoo-net(グーネット)なんかで探すのが一番でしょう。

 

また、掲載台数は少ないですが、稀にガリバーでも掘り出し物が出てきますから、このいずれかで検索すれば十分かと。

 

【中古車検索サイト】

  • カーセンサー  : 言わずと知れた大手中古車検索サイト
  • グーネット   : カーセンサーに掲載されていない車もある
  • ガリバー    : 台数は少ないが、たまに掘り出し物も

【中古車買取サイト】

  • ガリバー    : 個人的には、買い取り専門店ではガリバーが一番かなと
  • カーセンサー  : 多くの業者から見積もりをとりたいならこちら
  • ユーカーパック : オークション形式の買取サイト

 

ちなみに、「正規ディーラーで購入したほうが良いですか?」と、たまに質問を頂きますが、わたしとしてはあまりこだわる必要はないと思っています。

整備と購入は別ですから、ディーラーでの整備を受けたい方は、購入後にディーラーに持ち込めば良いだけの話。

また、大手検索サイトには正規ディーラーも中古車情報を掲載していますが、中には「それ、ボッタクりでしょ?」なんて正規ディーラーもありますからご注意ください。

いえ、全てのディーラーではありませんよ。「中には」そいういったディーラーもあるという事です。

ではここで、参考程度にこうしたボッタくりディーラーの見分け方についてもお伝えしておきましょうか。

えぇ、今回は営業妨害のオンパレードです(笑)。

ボッタくりの見抜き方

ボッタくりの見抜き方という事ですが、あくまでもこれ、参考程度にして下さいね。

全てがこの通りとはなりませんから。

さて、皆さんもご存知かと思いますが、一般的に車を売る際、正規ディーラーによる「下取り価格」より、買取専門業者の方が高くなるというのは、ここ数年で常識となりつつあります。

 

しかし、そんな時代になってもいまだに「下取り」を選択する人って多いんですよね。

 

正規ディーラーからすると、ここが美味しい。

何故なら、中古車市場というのは販売価格が大体決まっていますから、少しでも安く買い取り、その価格と市場価格差があればあるほど儲かるという訳ですよね。

仮に、3年落ちのレヴァンテSの中古相場が800万円としましょうか。

買取専門業者が700万円で買い取っていたとすれば、利益は100万円となります。しかし、下取り価格で500万円だとすれば、利益は300万円になるという事ですよね。

まぁ、分かり易く大げさな数字で表現しましたが、ディーラーによる下取り車の販売は、うまみがあるという事です。

人は高級品が安く売られていると、「何か問題があるんじゃないか?」なんて勘ぐってしまいますが、むしろ安いほうが誠意がある業者さんだという可能性もあるんです。

実際、カーセンサーなどを見ていると、正規ディーラーでも「あぁ、ちゃんとしているな」というところも多いですよ。

 

ただ、「中には」そういったボッタくりディーラーもあるという事。

 

わたし、以前の記事「マセラティディーラー潜入調査」でもお伝えしましたが、これまであちこちのマセラティーディーラーに訪れています。

そこで大体の下取り価格を聞いたりするのですが、彼らはおおよその価格表みたいなものを持っていますから、車を見ずとも「条件によりますが、おおよそ〇〇〇万円ですね」と答える事ができます。

これ、逆に考えれば、程度の良い車であってもそれ以上の価格にはなりにくいという事ですよね。

安く買ってそこそこの価格で売るのなら良いですが、安く買って高額で販売しているディーラーもありますから、ご注意ください。

まとめ

マセラティの中古車を検索する際には、上記のポイントを押さえておけば十分かと。

まぁ、あくまでもわたしの主観ですから、参考程度にして下さいね。

最近では、インターネット上で全国の中古車を検索できるようになりましたから便利ですよね。

ただ、試乗するとなれば現地に行かなくてはいけませんから、少し悩ましいかもしれません。

まぁ、購入した後に後悔するよりは、事前に確認しておいた方が良いと思うのですが。