こんにちは、ロッソです。
先日、知人数人と長距離ドライブをしてきました。
その中には、以前このブログにも登場した「関西出身の事業家Kさん」も含まれています。
で、このKさんが「和歌山でも行けへん?」というので、計画を立てることに。
Kさん自身、高級車を何台も所有しているので、Kさんの車で行きたかったのですが、Kさんの車は2シーターがほとんど。
まぁ、どんな車か想像できますよね(笑)。
で、仕方がないという事で、わたしの車で行く事になったのです。
今回は、その時のお話を。
目次
ギブリSは、後部座席が狭い
わたしのギブリSは、一応5人乗りとなっていますが、後部座席はそんなに広くありません。
ですから、大人4人で乗ると少し狭く感じます。
まぁ、そこは我慢してもらう事に(笑)。
今回、長距離ドライブと言っても、宿泊も兼ねて行っています。
まず伊勢神宮に参拝し、その足で和歌山県の新宮へと向かいました。
三重県側から和歌山県に向かうと、結構高速道路が整備されているので、行きはそんなに苦労しません。
問題は、和歌山に宿泊した翌日の出来事でした・・・。
翌日は京都へ・・・
一応、翌日は京都に宿泊することになっていました。
時間的にも余裕があったので、皆で「どこのルートでいこうか?」という話に。
するとKさん「奈良県通って行ったら、直線で早いんちゃう?」と。
和歌山県から奈良県を通っていくルートとして、国道168号線というのがあるのですが、わたしも含め、誰もこの道を走ったことがありません。
もちろん、関西出身のKさんも無いそうです。
皆で、「まぁ、『国道』っていうくらいだから、それなりに整備されてるよ」なんて、軽い気持ちでこのルートに決定。
・・・しかし、この決断が、後々全員を後悔させることに(笑)。
那智大社は、気持ちいい空気に満ちている
朝10時に宿を出発し、わたし達一行は、熊野那智大社 → 熊野速玉大社 → 熊野本宮大社の順に参拝しながら京都を目指すことに。
さすがに世界遺産に登録されているだけあって、海外の観光客の方もたくさんおられました。
熊野那智大社は、本殿に行くまで467段という長い階段を上る事で有名。
わたし達は、全会一致で「階段はパス」という事に(笑)。
そこで、入場料800円を支払い、山頂近くの駐車場へ行き、汗もかかずに下山しました。
まぁ、先は長いですから。
しかし、わたしは初めて那智の3社を巡りましたが、何処に行っても気持ちの良い空気で満ちていました。
古くから多くの人が、この地域に足を踏み入れるのも、何だか納得できます。
一度くらい、足を運んでみるのも良いですよ。
国道168号線は、凄かった・・・
さて、3社の参拝も終わり、あとは京都を目指すだけです。
国道168号線をズンズン進み、わたし達は奈良県へと入っていきました。
和歌山県側の168号線は道幅も広く、キレイに整備されていたので、みんな「そんなに心配する必要無かったね」なんて言っていたのですが、奈良県に入ったあたりから、少しずつ口数も少なくなっていき・・・。
というのも、カーブがきついのはある程度予測していたのですが、とにかく道幅が狭い。
進めば進むほど道が細くなっていき、最終的には、ギブリが一台やっと通れるなんて場所も・・・。
わたし、ズーッと「対向車が来ませんように」と、祈りながら運転していました(笑)。
途中、野生の猿なんかもいて、わたし達を和ませてくれましたが、きついカーブと細い道で全員がグロッキー(笑)。
コンビニもありませんので、トイレを我慢するのも大変でした。
しかも国道の整備工事で、大型ダンプが何台も行きかうという有様。
わたし、途中から「無事に京都に着けるかな?」なんて考えてました(笑)。
希望の光、見える・・・
正直、こんな大きな車で来る場所じゃないと、一同後悔していました(笑)。
すれ違う車は、ほとんどが工事用車両か、コンパクトカーばかり。
ギブリサイズの車は見当たりません。
Kさんも途中から「ごめんなー、ボクも知らんかってん」と言う始末。
全員が無言になる中、前方から、何やら見慣れない車が迫ってきます。
「あっ、ランボや!」
Kさんがすかさず声をあげました。
そう、前方から、なんとランボルギーニが迫ってくるじゃないですか!
暗い車内が、パッと明るくなりました(笑)。
皆それぞれ、
「ランボが通れるんだから、ギブリも大丈夫だよ」
「見た?あの車高で、この道走る?」
「しっかし、モノ好きもいるもんやなー」
などと、好き勝手に言っていました(笑)。
実際には、その後の道も険しかったのですが、「ランボが走れるんだから」と、根拠のない自信を与えてくれる希望の光だったのです。
なんとか京都へ
どうにかこうにか山道を抜け、わたし達は高速道路で京都へと辿り着くことが出来たのですが、辺りはもう真っ暗。
結局、和歌山から京都まで5,6時間くらいかかったと思います。
休憩があったにしても、グーグルマップの「3時間半の到着」は信じてはいけませんよー。
皆、疲れ切っていましたが、その日の話題は何と言っても「ランボルギーニ」(笑)。
わたし達を元気づけてくれたランボルギーニのオーナーさん、本当に感謝しています(笑)。
まとめ
今回の旅の結論としては、「急がば回れ」という事でしょうか(笑)。
奈良県南部の景色や自然は素晴らしかった・・・、ただ、大きい車なら回り道したほうが良いと。
皆さん、国道168号線を走るときは、くれぐれも注意してくださいね(笑)。