ディーラーに行くときに、必ずチェックしておきたいこと①

ディーラー

こんにちは、ロッソです。

マセラティに限らず、車を購入するとなったら、それを手に入れるまでの過程も楽しいですよね。

ディーラーに行って、試乗するのもその一つ。

でも、わたしもそうだったのですが、試乗に行ったのは良いけど、ウキウキし過ぎて、肝心なことを見落とす・・・なんて経験ありませんか?

そのディーラーで買うと決めたら、お付き合いは数年単位になりますよね。

 

「あの時、ちゃんと見ておけばよかった・・・」

 

なんてことにならないように、今回は、わたしが購入した後に気付いた

『やっておいて良かったリスト』

についてお話します。

目次

やっておいて良かったリスト

どれも当たり前のことばかりで、「なんだ、そんな事か」と、思われる方もいるでしょうが、意外と忘れがちなこともありますよ。

グレードごとの乗り比べ

これは本当に、やってほしいことの一つです。

わたしが初めて試乗したときに、ギブリとギブリSを乗り比べさせてもらったのですが、全く乗り心地が違うことに驚きました。

スペック表を見れば、明らかにパワーが違うので、当たり前と言えば当たり前ですが、運転するとその違いは歴然。

 

まず、アクセルペダルの感触から違う・・・。

 

どう違うって、ギブリSのほうが、明らかに安定しています。

うまく表現できないのですが、なんというか・・・すごくなめらかなんです。

パワーがあるってことは、扱いにくいのかな?なんて事前に思っていたのですが、全くの正反対でした。

確かにパワーが大きい分、ブレーキの利きが強すぎる感はありますが、そこは慣れかなぁ~と。

ここで、注意が必要なのは、ディーラーによっては、全てのグレードが店舗に無い場合があるという事。

ですから、試乗予約の際に「これとこれ、用意しておいてね」と必ず伝えましょう。

同じ日に乗ったほうが、その違いが分かり易いですよ。

わからない事は、徹底的に聞く

これも、わたしの中では重要でした。

全ての営業マンがそうだとは言いませんが、概して、『その道の専門家』って、専門用語ばっかり話しませんか?

例えば、家電量販店でパソコン買おうとしたら、営業マンが近づいてきて、

 

「このマシンのCPUは・・・、GPUは・・・なんたらかんたら、うんたらかんたら・・・」

 

宇宙人と話してる気分になる(笑)。

これは、自動車ディーラーも同じで、

「ギブリのエンジンはV6なんですが、そこは直6と比べても・・・パワーが・・・」

いや、何言ってるかわからんし、わたしにとっての馬力は『馬、何頭』ですから(笑)。

高級車のディーラーに行くわけですから、人間心理としては、少しは気取ってみたいもの。それはわたしも同じです。

 

しかし!!

 

しかしですよ。納得できないままモヤモヤしていても、購入後もやっぱりモヤモヤしたままになります。

わからない事は、「わからない」と素直に聞きましょう。

わたしなんか、「これとこれとこれ、わからないから、説明の書類作っておいてもらえますか?」

とまで言いました。営業マンのウザそうな顔が、今でも思い出せます(笑)。

 

イイんです。彼らも仕事ですから。

 

だって、よく考えてみて下さい。逆の立場で、あなたが自分の仕事で商品を売るとします。そしたら、目の前のお客様が納得していないのに、そのまま売りつけようとしますか?

わたしなら、そのお客様の立場に立って、納得いくまであれこれ考えます。

偉そうにするのは、もちろんいけませんが、遠慮するのもいけない・・・と、わたしは思います。

また、それは営業マンにとってもプラスになると思いませんか?

「ああ、ここから説明しなければ伝わらないんだ。もう少し、工夫した言い方をしてみよう」

なんて、考える人も出てくるかもしれません。

とにかく、後で後悔したくなければ、遠慮せずにわからないことは素直に尋ねる事ですよ。

特に、オプションの内容については、違う銀河系の言葉を使うので(わたしにとって(笑))、わかったふりをしない事。これ重要です。

他社ブランドでも試乗してみる

わたしは、マセラティを購入する当初、実は「ほかのブランドも良いなぁ~」なんて、考えていた時期がありました。

ですから、その流れで他社ブランドも見て回ったのですが、これが結果的にとても良かった。

どう良かったかというと、まず他社ブランドの姿勢はもちろんですが、何よりも試乗することで意外なことがわかったからです。

 

例えば、世間的によく「この車のセグメントは~」なんて言いますが、このセグメントとは、車のランク分けみたいなものですね。

世間的に、「とりあえず比較対象があったほうが良いし、ランクで分けましょう」と、それぞれの枠の中にはめ込んでしまう。

そこで、ギブリはというと「Eセグメント」というランクに入っているそうです。

では、Eセグメントにどんな車があるかと言うと、メルセデスのEクラス、BMWの5シリーズ、レクサスのGSなんだそうです。

 

ふぅ~ん・・・って感じです(笑)。

 

ここで、このセグメントに詳しい人ならば、「BMWの5シリーズを試乗して、ギブリと比較してみよう」なんて思うのでしょうが、わたしはそうしませんでした。

何故って、そもそもセグメントに興味がないから(笑)。

世間様が決めたルールも大切ですが、自分のフィーリングも大切ですよねぇ~。

ですからわたしは、

 

『レクサスではLS』『BMWでは6シリーズ』『メルセデスではCLS』

 

を試乗しました。

どうですか?こちらの方が、ギブリの比較対象車として、しっくりきませんか?

例えばわたしは、以前にも書きましたが、ギブリの「流れるようなボディ」が大好きです。

だとすれば、その比較対象車は、BMWの6シリーズやメルセデスのCLSのようなクーペっぽい車になります。

また、走り心地という面で考えれば、5シリーズ(Mは別ですが)や、GSは対象とはなりませんでした。

実際、LSを運転してみると、その走り心地の良さはもちろんですが、「ボディーの大きさの割に運転しやすいなぁ~」なんてこともわかり、とても勉強になりました。

このように、「世間的に言われているから」なんて事を気にせずに、自分のフィーリングに従うと、多くの発見を得ることが出来ます。

ですから、あなたも「わたしと同じように」とは言いませんが、自分のフィーリングに従って行動すれば、新たな発見があると思いますよ。

まとめ

如何でしたでしょうか?

どれも単純なことばかりですが、わたしは、やっておいて本当に良かったと思っています。

もちろん『事前に確認しておけばよかったリスト』もありますので、それは第2弾でお伝えしますね。

車は、ただでさえ大きな買い物です。金額が大きいだけに、後悔した場合は、その分きつくなります。

「今すぐ手に入れたい!!」という気持ちは少し抑えて、納得いくまで行動してみませんか?