こんにちは、ロッソです。
マセラティに限らず、車を購入するとなったら、それを手に入れるまでの過程も楽しいですよね。
ディーラーに行って、試乗するのもその一つ。
でも、わたしもそうだったのですが、試乗に行ったのは良いけど、ウキウキし過ぎて、肝心なことを見落とす・・・なんて経験ありませんか?
そのディーラーで買うと決めたら、お付き合いは数年単位になりますよね。
「あの時、ちゃんと見ておけばよかった・・・」
なんてことにならないように、今回は、わたしが購入した後に気付いた
『やっておいて良かったリスト』
についてお話します。
目次
やっておいて良かったリスト
どれも当たり前のことばかりで、「なんだ、そんな事か」と、思われる方もいるでしょうが、意外と忘れがちなこともありますよ。
グレードごとの乗り比べ
これは本当に、やってほしいことの一つです。
わたしが初めて試乗したときに、ギブリとギブリSを乗り比べさせてもらったのですが、全く乗り心地が違うことに驚きました。
スペック表を見れば、明らかにパワーが違うので、当たり前と言えば当たり前ですが、運転するとその違いは歴然。
まず、アクセルペダルの感触から違う・・・。
どう違うって、ギブリSのほうが、明らかに安定しています。
うまく表現できないのですが、なんというか・・・すごくなめらかなんです。
パワーがあるってことは、扱いにくいのかな?なんて事前に思っていたのですが、全くの正反対でした。
確かにパワーが大きい分、ブレーキの利きが強すぎる感はありますが、そこは慣れかなぁ~と。
ここで、注意が必要なのは、ディーラーによっては、全てのグレードが店舗に無い場合があるという事。
ですから、試乗予約の際に「これとこれ、用意しておいてね」と必ず伝えましょう。
同じ日に乗ったほうが、その違いが分かり易いですよ。
わからない事は、徹底的に聞く
これも、わたしの中では重要でした。
全ての営業マンがそうだとは言いませんが、概して、『その道の専門家』って、専門用語ばっかり話しませんか?
例えば、家電量販店でパソコン買おうとしたら、営業マンが近づいてきて、
「このマシンのCPUは・・・、GPUは・・・なんたらかんたら、うんたらかんたら・・・」
宇宙人と話してる気分になる(笑)。
これは、自動車ディーラーも同じで、
「ギブリのエンジンはV6なんですが、そこは直6と比べても・・・パワーが・・・」
いや、何言ってるかわからんし、わたしにとっての馬力は『馬、何頭』ですから(笑)。
高級車のディーラーに行くわけですから、人間心理としては、少しは気取ってみたいもの。それはわたしも同じです。
しかし!!
しかしですよ。納得できないままモヤモヤしていても、購入後もやっぱりモヤモヤしたままになります。
わからない事は、「わからない」と素直に聞きましょう。
わたしなんか、「これとこれとこれ、わからないから、説明の書類作っておいてもらえますか?」
とまで言いました。営業マンのウザそうな顔が、今でも思い出せます(笑)。
イイんです。彼らも仕事ですから。
だって、よく考えてみて下さい。逆の立場で、あなたが自分の仕事で商品を売るとします。そしたら、目の前のお客様が納得していないのに、そのまま売りつけようとしますか?
わたしなら、そのお客様の立場に立って、納得いくまであれこれ考えます。
偉そうにするのは、もちろんいけませんが、遠慮するのもいけない・・・と、わたしは思います。
また、それは営業マンにとってもプラスになると思いませんか?
「ああ、ここから説明しなければ伝わらないんだ。もう少し、工夫した言い方をしてみよう」
なんて、考える人も出てくるかもしれません。
とにかく、後で後悔したくなければ、遠慮せずにわからないことは素直に尋ねる事ですよ。
特に、オプションの内容については、違う銀河系の言葉を使うので(わたしにとって(笑))、わかったふりをしない事。これ重要です。
他社ブランドでも試乗してみる
わたしは、マセラティを購入する当初、実は「ほかのブランドも良いなぁ~」なんて、考えていた時期がありました。
ですから、その流れで他社ブランドも見て回ったのですが、これが結果的にとても良かった。
どう良かったかというと、まず他社ブランドの姿勢はもちろんですが、何よりも試乗することで意外なことがわかったからです。
例えば、世間的によく「この車のセグメントは~」なんて言いますが、このセグメントとは、車のランク分けみたいなものですね。
世間的に、「とりあえず比較対象があったほうが良いし、ランクで分けましょう」と、それぞれの枠の中にはめ込んでしまう。
そこで、ギブリはというと「Eセグメント」というランクに入っているそうです。
では、Eセグメントにどんな車があるかと言うと、メルセデスのEクラス、BMWの5シリーズ、レクサスのGSなんだそうです。
ふぅ~ん・・・って感じです(笑)。
ここで、このセグメントに詳しい人ならば、「BMWの5シリーズを試乗して、ギブリと比較してみよう」なんて思うのでしょうが、わたしはそうしませんでした。
何故って、そもそもセグメントに興味がないから(笑)。
世間様が決めたルールも大切ですが、自分のフィーリングも大切ですよねぇ~。
ですからわたしは、
『レクサスではLS』『BMWでは6シリーズ』『メルセデスではCLS』
を試乗しました。
どうですか?こちらの方が、ギブリの比較対象車として、しっくりきませんか?
例えばわたしは、以前にも書きましたが、ギブリの「流れるようなボディ」が大好きです。
だとすれば、その比較対象車は、BMWの6シリーズやメルセデスのCLSのようなクーペっぽい車になります。
また、走り心地という面で考えれば、5シリーズ(Mは別ですが)や、GSは対象とはなりませんでした。
実際、LSを運転してみると、その走り心地の良さはもちろんですが、「ボディーの大きさの割に運転しやすいなぁ~」なんてこともわかり、とても勉強になりました。
このように、「世間的に言われているから」なんて事を気にせずに、自分のフィーリングに従うと、多くの発見を得ることが出来ます。
ですから、あなたも「わたしと同じように」とは言いませんが、自分のフィーリングに従って行動すれば、新たな発見があると思いますよ。
まとめ
如何でしたでしょうか?
どれも単純なことばかりですが、わたしは、やっておいて本当に良かったと思っています。
もちろん『事前に確認しておけばよかったリスト』もありますので、それは第2弾でお伝えしますね。
車は、ただでさえ大きな買い物です。金額が大きいだけに、後悔した場合は、その分きつくなります。
「今すぐ手に入れたい!!」という気持ちは少し抑えて、納得いくまで行動してみませんか?