ギブリSのマイナーチェンジ前後の比較 - 走行編

プラス知識

こんにちは、ロッソです。

前回の記事「ギブリSのマイナーチェンジ前後の比較 - 内装編」では、わたしが所有しているマイナーチェンジ前のギブリと、最近お借りしたマイナーチェンジ後のギブリにおける「内装」の比較についてお伝えしました。

まだ読んでない方は、そちらもご覧になってみて下さい。

今回はその続きという事で、「走行編」つまり走行性や操作性の比較についてお伝えしていこうと思います。

シフトレバーはかなり変わった

まずは操作性という事で、シフトレバーについてから見ていきたいと思います。

まずはわたしのギブリのシフトレバーがこちら。

 

 

一見すると普通のシフトレバーのように見えますが、オーナーの方ならご存じの通り、以前のギブリのシフトレバーって、少しだけ使いづらいんですよね。

具体的に言うと、例えばパーキング(P)からドライブ(D)に入れるのはそうでもないんですが、ドライブからバック(R)に入れる際、少し入りづらいんですよね(いや、ドライブに入れるときも結構厳しいかも)。

 

要は、ニュートラルに入りやすいという事で、これは慣れていないと結構危ないこともあります。

 

まぁ、慣れてしまえばそうでもないんですが、初めて運転する人はヒヤッとすることもあるんじゃないでしょうか。

恐らくマセラティもこの辺は理解しているようで、マイナーチェンジ後にシフトレバーを改良しています。

 

 

こちらが新しいギブリのシフトレバーとなっているんですが、以前と比べ、パーキングの形状が少し変更されているのが分かるでしょうか?

例えば、パーキングからドライブに入れるときは、この画像からは見えませんが、シフトレバーの向こう側にあるボタンを押しながらドライブに入れることになります。

また、ドライブからバックに入れる際も、そのボタンを押しながらになるのですが、ボタンを押し続けている限りはニュートラルには入らない仕様になっています。

 

では、どうやったらニュートラルに入るのかというと、そのボタンを押さずにレバーチェンジすればニュートラルに入るようになっているのです。

 

まぁ、実際に操作してみないと分からないと思いますが、この点は以前よりも使いやすくなったなぁと思いますね。

そして最後にパーキングに関してですが、これは例えばドライブに入っている状態からパーキングに入れようとすると、通常であればシフトを操作することになると思います。

しかしこの新しいギブリにおいては、画像では分かりにくいかもしれませんが、パーキング部分がボタンとなっているので、このボタンを押すことでパーキングに入るようになっています。

初めは戸惑いましたが、慣れてくると新しいギブリの方が安心して使えると思います。

ハンドルの軽さに驚愕

続いてハンドリングですが、ギブリはマイナーチェンジの際に電動パワーステアリングへと変更になっています。

今回、マイナーチェンジ後のギブリを運転する前は、「電動になって、そんなに変わるのかな?」なんて事を考えていました。

そもそもギブリのハンドリング性能はとても高く、わたしは初めて試乗したときに「えっ?このボディでこの操作性?しかも、凄く小回りが利く」と驚いたことを覚えています。

まぁだからこそ特に期待もしていなかった訳ですが、正直運転してみて「・・・いや、何?この軽さ」と思うと同時に、正直「気持ち悪い」と感じたほどです。

 

いや、悪く言ってるわけじゃないんですよ(笑)。

 

極論を言えば、指一本でも簡単に操れてしまうので、マイナーチェンジ前のギブリに乗っていたオーナーからすると、ちょっとフワフワした印象を受けると思います。

また、このハンドルの俊敏性には少し驚愕しました。

わたし、この新しいギブリで高速道路を運転したのですが、その時前方にトラックが走っていたんですね。

で、暫くすると、そのトラックから何かが落ちる・・・、いやね、もう一瞬の出来事でした。

そこでそれを避けようとハンドルを切ったのは良いのですが、もう何て言うんでしょう「いや、何でそんなにキレキレなの?」というくらいにギュィンって曲がるんですよね。

後で同乗していた人たちに聞くと、「あれ、空き缶だったよ」との事ですが、その空き缶を踏まずに済みましたし、ボディにも当たらずに済みました。

みんな「いきなり高速道路で空き缶が飛んでくるって怖いよねぇ~」なんて話をしていましたが、わたしは一人だけ「・・・いや、ギブリの反応の良さの方が怖かったよ」なんて考えてたりして(笑)。

速度的には80km/hくらいだったと思いますが、あのスピードであのキレはかなり驚くと思います。

安全装置の使い勝手は?

次に安全性についてですが、ギブリはマイナーチェンジ時にかなり安全装置を充実させています。

詳しくは「マセラティのセーフティ(安全)機能」の記事を読んでもらえればと思いますが、代表的な装置としては以下の通り。

 

  1. 車線逸脱防止装置
  2. アダプティブ・クルーズ・コントロール
  3. 前方衝突警告プラス
  4. 前方歩行者追突警報
  5. ブラインド・スポット・アラート

 

全ての安全装置を試したわけではありませんので、よく分からない部分もありますが、今回は「車線逸脱防止装置」と「ブラインド・スポット・アラート」についてお伝えします。

車線逸脱防止装置

まず「車線逸脱防止装置」についてですが、これはレーン・キーピング・アシストと言った方が分かり易いかもしれませんね。

要は、白線からはみ出た場合、走行車線に戻してくれるというものです。

前回の記事にも書いていますが、新しいギブリの計器パネルはこのような感じになっています。

 

 

液晶左上部分に、白い二本の線があると思いますが、例えば左側によりすぎると左の線が黄色くなり、自動的に車線中央へと戻してくれます。

個人的な感想ですが、わたし的には「ちょっと使いづらいな」という印象を受けました。

基本的にわたしはキープレフトが癖になっているので、しょっちゅう強制的に中央へと戻されることに・・・。

 

安全なのは分かるのですが、正直、ちょっとお節介かなぁ~と(笑)。

 

まぁ、あくまで「わたしは」という事ですから、これは人それぞれの好みによるでしょうね。

もちろん、わたしのようにレーン・キーピング・アシストがいらないという人もいるでしょうから、そうした場合は、設定で解除することも可能となっていますのでご安心ください。

ブラインド・スポット・アラート

そして次が「ブラインド・スポット・アラート」について。

これは、ミラーの死角に車などが近づいてきた場合、サイドミラーの警告灯が点灯して「何か近づいてますよ」と教えてくれる装置となっています。

 

これは個人的にかなり助かるなと思いました。

 

基本的にギブリのドアミラーって大きめで見やすいですから、視野が広くて運転しやすいのですが、それでも多少の死角は生まれてしまいますよね。

そう考えると、この機能が付くことで更に安心して運転が出来るんじゃないかなと思います。

走りは変わった?

そして次が「走行性能」についてですが、ギブリSはマイナーチェンジ後に20馬力ほどアップしています。

ですから、わたしのギブリSと、今回お借りしたギブリSとではそれなりに走行性能が変わってくるはずなのですが、個人的にはそこまでの違いは感じませんでした。

 

確かに、以前よりは多少アクセルが軽くなったようにも感じますが、「劇的に」というほどでもなく、「マイルドに変わった」といったところかもしれません。

 

ただし、残念なことに今回お借りしたギブリは、スカイフックサスペンションが搭載されておらず、どことなく足回りが柔らかいイメージがしたんですね。

やっぱり、このブログ内でも何度かお伝えしていますが、どうせマセラティを購入するのであれば、やはりスカイフックサスペンションは取り付けた方が良いと思います。

まぁ、そもそも標準で搭載してくれれば良いだけの話なんですがねぇ~(笑)。

普通に走っている分には分からないと思いますが、特に高速道路などを走っていると、このスカイフックサスペンションの有り無しで「かなり違うなぁ~」と感じると思います(特にカーブなど)。

カチッとした走りが好きな人であれば、ぜひスカイフックサスペンションの取り付けをお勧めします。

エンジン音は?

そして次がエンジン音についてですが、エンジン始動時などはそこまでの違いはないように思います。

 

ただし、スポーツモードに入れた際は、新しいギブリの方が良い音を出してくれます。

 

今になって「録音しておけば良かったなぁ~」と後悔しているのですが、例えば信号待ちの際などは、わたしのギブリですとスポーツモードに入れていてもそれほど音は聞こえてこないのですが、新しいギブリは、室内でもかなりエンジン音が聞こえてきます。

何というか、「あっ、バルブが開いているんだな」というのがよく分かるんですよね。

ですから、エンジン音にこだわりたいという人は、試乗などをする際に、ぜひスポーツモードを試してみて下さい。

ドアミラー

そして最後がドアミラーについてですが、これは本当を言えば、内装編でお伝えするべきだったかもしれませんね。

基本的にギブリのドアミラーというのは、少し大きめで視野がかなり広くなっており、わたしは個人的にこれが好きなのですが、新しいギブリになって少しこのドアミラーが小さくなっています

 

しかし今回、このドアミラーの写真を撮るのを忘れてました。すみません(笑)。比較するものが無いと分かりにくいと思いますが、そこは実際に見ていただければと。

 

さて、このドアミラーですが、助手席側からでもかなり広い範囲が見えるようになっていますから、初めてわたしの車の助手席に乗った人は皆さん驚かれます。

個人的に言えば、マイナーチェンジ前のドアミラーの方が使いやすいという印象がありますが、初めて乗るギブリがマイナーチェンジ後の車であれば、そこまで違和感は感じないのかもしれません。

ちなみに、ギブリはバックに入れた際、このドアミラーの鏡の部分が自動で下向きになるのですが、これがかなり使いやすいんです。

意外とこれに気付いていないオーナーさんもいるようなのですが、これ、実は自分で設定しないといけないんですね。

まぁ、本当の事を言えば、営業マンが引渡し前に設定しておくべきだと思いますが、外れの営業マンの場合、ここまで考えていないこともあるんです。

「オーナーから人気のある設定」とか、「マセラティお勧めの設定」というのがあり、優秀な営業マンであれば、引渡し前にそれを行っていて、引渡し時にその説明をしてくれると思いますが、そうでないのなら、自分でやるしかないと。

これらの設定は、ナビ画面から行えますから、オーナーの方は一度確認してみて下さいね。

まとめ

前回の「内装編」においては、「新しいギブリの方が、使いやすくなっています」とお伝えしていますが、今回の走行編でも、総合的に見るとやっぱり新しい方が点数は高いのかなと思います。

 

まぁ、マイナーチェンジで点数が落ちるのもどうかと思いますしね(笑)。

 

ただ個人的に言うと、やはりドアミラーが見えにくくなったのは少し残念だなという事と、ハンドルが軽くなった分、ちょっとフワフワした感じがするので、スカイフックサスペンションは必須だなと改めて感じました。

あと最後に一言、これはマセラティへお願い。

ギブリって、ハザードボタンの位置が微妙に使いづらい場所にあるんですが、マイナーチェンジして更に使いづらくなってるんですよね。

・・・あの~、あれ、何とかなりませんかねぇ?(笑)