ギブリSのマイナーチェンジ前後の比較 - 内装編

プラス知識

こんにちは、ロッソです。

わたしが現在所有しているギブリSですが、これは購入してから既に数年が経過しており、その間にマセラティは、何度かギブリのマイナーチェンジを行っています。

ですからギブリというのは、購入した年によって微妙に仕様が変わってたりするんですよね。

たまに読者の方からの質問で、「ギブリのこの部分ですけど・・・」なんて聞かれることがあるんですが、基本的なことには答えられても、変更があった部分についてはサッパリ分からないなんてこともあったりして。

 

・・・えぇ、役立たずですみません(笑)。

 

ところが最近、幸運なことに新しいギブリをお借りすることが出来たので、ようやくその違いが分かるようになりました。

そこで今回は、発売当初に購入したわたしのギブリと、マイナーチェンジ後の最近のギブリの違いについてお伝えしようと思います。

走りなどについては次回以降にお伝えしようと思いますが、とりあえず今回は「内装」について見ていきたいと思います。

目次

ギブリはその年によって微妙に違う

まず、ギブリのマイナーチェンジの基本的な情報についてからですが、先ほどもお伝えしましたが、実はギブリって、その販売年によって微妙に仕様が変わってくるんですよね。

これは、ディーラーの営業マンでもその違いについて理解している人は少ないと思います。

ですから、極論を言えば2018年モデルと2019年モデルでも少し変わってくるという事になります。

で、今回わたしがお借りした車はというと、実は詳しいことを聞いていませんでしたし、貸した方もよく分かっていない状態でしたので、まぁ、いつの発売なのか分からないんですよね。

 

いや、すっごい雑なのは分かっているんですが、とりあえず「最近のギブリ」という前提でお伝えしようかと(笑)。

 

基本的に、ギブリが比較的大きなマイナーチェンジをしたのが2017年から2018年にかけてで、この時に様々な安全装置が組み込まれるようになりました。

少なくとも今回お借りした車は、全ての安全装置がついていましたので、これ以後に発売されたというのは間違いないと思います。

恐らく、2019年モデルじゃないかなぁ~と。

まずはナビから

では早速、マイナーチェンジ前後のギブリの違いについて見ていきたいと思いますが、まずは「ナビ」から見ていきましょう。

これ、マセラティオーナーの方ならご存じかと思いますが、マセラティのナビって「ちょっと・・・」なんですよね(笑)。

まぁ、走ればそれで良いという人なら気にならないと思いますが、そもそもマセラティを購入する人なら、ある程度ナビの性能にこだわりたいという人が多いと思います。

 

マセラティのナビって、何というか・・・「もっさい」んですよね(笑)。

 

地方によってこの「もっさい」の使い方は微妙に違うようですが、要は野暮ったい、ダサいといったところでしょうか。

そこでまずは、わたしのギブリのナビから見てみましょう。

これ、パナソニック製なんですが、正直言って「かなり使い勝手が悪い」です(笑)。

まぁ反応も悪いし、説明書を読んでも使い方が分かりにくいんですよね。ちなみに、左側に見えるのは、ボリュームのツマミとなっています。

で、お次がマイナーチェンジ後のナビ。

画面も少し大きくなり、見た目も以前よりはスッキリとしましたね。また、画面下部にマセラティのエンブレムが入って、ようやく「あっ、マセラティ用に作ったんだな」という事が分かります。

 

とは言え、個人的にやっぱりマセラティのナビは使いづらいなと(笑)。

 

特に地図なんかは、以前のナビよりも見にくくなっています。

ここで、「ボリュームはどこで調整するの?」と思った方もいるかもしれませんね。新しいギブリのボリュームは、こちらで調整することになっています。

こういったシフトレバー近辺に配置する方式って、最近の車に多いつくりですよね。

個人的には「うーん、これって使いやすいのかなぁ~?」なんて思ってしまいますが(笑)。

で、ナビの評価でいけば、マイナーチェンジ前後の判定は「ドロー」といったところでしょうか。

いずれにしても使いにくい事には変わりないので、まぁ、引き分けと言っても、「どっちもどっち」といったところですが(笑)。

計器パネル

そしてお次が「計器パネル」について。

こちらに関しては、そこまで変更した点は少ないかもしれません。

まずはわたしのギブリから。

個人的なことで恐縮ですが、上記の画像を見て「あっ、そろそろガソリン入れなきゃな」なんて思いました(笑)。

多少、画像処理している部分はありますが、イメージとしてはこんな感じです。

それでは次に、新しいギブリの計器パネルがこちら。

写真の撮り方にもよるんでしょうが、何となく液晶がスッキリしているようにも思いますね。

少し気になるのは、画像上部に「メインメニュ」と表示されているのですが、なぜ「メインメニュー」って最後まで表示しないのかなと。

 

まぁ、どうでも良い話ですが(笑)。

 

マイナーチェンジ前後で一番変わった部分で言えば、上記画像「左上」の白い二本の線が入っているという事でしょうか。

これは何かというと、「車線逸脱防止装置」の警告表示となっており、例えば、走行中に左側に寄りすぎると、左側の線が白色から黄色に変わるようになっています。

レーン・キーピング・アシストと言った方が分かりやすいですかね。

さて、マイナーチェンジ前後の計器パネルですが、そこまで変更もありませんのでドローと言いたいところですが、どちらかというと新しい方が液晶が見やすいかもしれませんね。

ただし、以前のギブリでもそこまで不満に感じることは無いかと思います。

トランクのオープンボタン

そして最後が「トランクのオープンボタン」について。

実はこれ、わたしがギブリを購入して、一番探すのに手間取った部分です。

これを聞いて、「えっ?トランクのボタンなんて、普通はすぐに探せるでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、まぁとりあえず、画像を見て下さい。

「・・・いや、何でここ?」って言いたくなりませんか?(笑)

これ、運転席側のドアなんですが、最初はなかなか見つからず、しばらくの間は車を降りてトランクを開けていました。

写真では見えやすいように写していますが、実際にはかなり低い位置にありますから、結構見つけにくいんですよね。

で、自分の車の感覚でマイナーチェンジ後のギブリでも探すと「あれっ?トランクのボタンがない」なんて慌てることに。

あれこれ探して、ようやく見つけた新しい方のボタンの場所がこちら。

これ、室内の上部についています。

「いや、まさかの下から上?」と(笑)。

そりゃ、なかなか見つかりませんよね。

恐らく、ギブリ発売直後から「トランクのボタンが見つけづらい」とオーナーから言われたのかもしれませんね。

とは言え、かなり極端すぎる(笑)。

ちなみに新しいギブリは、トランク部分にもトランクを閉める事が出来るボタンが取り付けてあります。

これは結構使いやすいですよ。

まぁ、トータルで考えると、トランクのボタンに関しては、新しいギブリに軍配が上がるかなと。

ただ、現在旧型のギブリに乗っている人は、間違いなく混乱するとは思いますが(笑)。

まとめ

総合的に見ると、やはり新しいギブリの方がさすがに以前よりは使いやすくなっています。

ただ前述したように、その発売年によって微妙に仕様が異なりますから、中古で購入する人は十分注意してくださいね。

まぁいずれにしても、マセラティのナビは、もうちょっと何とかしてほしいですが(笑)。