ガソリン高くなったなぁ~・・・で終わらせず、たまには経済の勉強でもしてみましょうか

モノの見抜き方

こんにちは、ロッソです。

今年に入ってから、一気にガソリン代が高騰していますが、車好きからするとこれはかなり痛いですよね。

もちろん車好きでなくとも、運送業者の方などは、相当な打撃を受けているかと思います。

数年ごとに襲ってくるガソリン価格の高騰ですが、これを「日本は資源のない国だから、仕方ないよね~」で終わらすのも良いですが、逆に「いい機会だから、経済の勉強に役立ててみようか」と考えてみるのも面白いのではと。

 

簡単に言えば、「モノの値段って、どんな因果関係で決定するんだろう」という事を考えてみると言う訳で。

 

先ほども言ったように、日本は資源のない国ですし、食料の自給率もかなり低いことは皆さんご存じかと思います。

でも、多くの日本人が、意外とこういった経済というか貿易などについて興味を持たないんですよね。

日本人こそ勉強しなきゃいけないのに、なぜか「仕方ないよね・・・」で終わらせるという(笑)。

いや、勉強なんて言っても、知ってしまえば大したことはありませんし、わたし自身、勉強が大嫌いですから、難しいことを話すつもりは全くございません(笑)。

そこで今回は、ちょっとした経済の流れについて考えてみようかと。

あくまで、わたし自身の見解ですから、参考程度にして頂ければ。

まずは、自分の経済感覚を確かめる

本題に入る前に、まずは自分の経済感覚を確かめてみる事から始めてみましょう。

わたし程度の人間に言われなくとも、「既に経済の事なんて理解している」なんて人もいるでしょうが、まぁ、お遊び程度に付き合ってみて下さい。

また、あなたが女性であれば、配偶者であったり付き合っている恋人の経済感覚を確かめる事も出来ますから、「この人、成功するのかしら?」なんて判断基準にもなるかもしれません。

 

まぁ、男性からしたら「余計な事言うな」と思うかもしれませんが(笑)。

 

さてその方法ですが、そんな大げさなものではなく、身近なもので十分確認する事が出来ます

例えばわたし、最近自宅でお鍋を食べたのですが、この鍋に入っている豆腐(正確には焼き豆腐)を食べた瞬間、「あぁ、もうすぐ納豆の値段があがるだろうな~」なんて事を考えました。

「豆腐?なんでそんな事で分かるの?」と思うかもしれませんが、知ってしまえばこれが意外と簡単な話なんですよね。

ですから今回は、豆腐を食べてみて、あなたや相手がどう感じるかについて注目していきましょう。

あっ、ちなみに言っておきますが、これはあくまで現時点(2021年12月)でのお話ですからね。

豆腐を食べて、どんな反応をするか?

それでは実際、豆腐を食べて自分がどう感じるか、また相手がどんな反応をするのかという事について見ていきましょう。

その反応も様々かと思いますが、大きく分けて、以下の3つに分類されるかと思います。

何も反応しない(無反応)

まずは、何も反応しないというタイプの人について。

こういったタイプの人の場合、経済感覚はかなり鈍いと言えるかもしれません。いや、そもそも食に興味がないなんて人もいるでしょうし、何事にも例外ってありますからね。

 

でもまぁそれ以前に、作る側からしたら面白みのないタイプだとも言えますが(笑)。

 

とにかく、こういった人は何事に対しても鈍感なのかもしれません。もちろん、それが悪いと言っている訳ではありませんからね。

違和感を感じる

そしてお次が、食べた後に違和感を感じるというタイプについて。

このレベルとなれば、常日頃から様々な事に対してアンテナを張っている可能性があり、経済感覚も人並み以上と言えるかもしれません。

 

恐らくこういった人は、豆腐を食べた後に「んっ?この豆腐、何だかいつもより水っぽいな・・・。焼き豆腐のくせにボロボロ崩れるよ」なんて言うかもしれません。

 

そうなんですね。実際に食べてみると分かると思いますが、最近の焼き豆腐って大豆の量が減っているように感じるんです。

もちろん、「お前の食べてる豆腐だけだろ?」なんて言われればそれまでですが(笑)。

まぁ、ここまで来たらかなりセンスがあると言えますが、出来たらもう一歩先に進みたいところ。

「これから大豆製品が値上がりするよ」と言う人

そして最後が、「これから大豆製品が値上がりするよ」と発言するタイプの人について。

もうここまで来たら、かなり経済感覚の優れた人と言えるかもしれません。

単に「メーカーが大豆をケチっている」で終わらせず、「あぁ、これから納豆なんかも値上がりするねぇ~」という人であれば、その人にどこまでもついていってください(笑)。

えぇ、実は成功する男性を見抜く方法はここにあるかもしれない。

 

いや、冗談ですよ(笑)。

 

しかし、なぜこの人は、豆腐を食べただけで他の大豆製品が値上がりすると分かったのか気になりますよね。

そこで次に、なぜ最近、豆腐の品質が落ちているのか、そしてなぜ今後、大豆製品が値上がりするのかについても見ていきましょう。

大豆製品が値上がりする理由

まず前提として、日本で使われている大豆って、そのほとんどが輸入品だってご存じでしたでしょうか?

国産大豆もありますが、日本で使用されている大豆の95%程度が輸入品なんですね。ですから自給率で言うと5%程度なんです。

もちろん、輸入した大豆のほとんどがサラダ油などに使用されますから、納豆や豆腐などの食用に限れば、その自給率は20%程度まで上がります。とは言えそれでも、大部分が輸入品と言う訳です。

で、次に、その大豆の輸入相手国についてですが、その大部分がアメリカとなっているんですね。

その年にもよるでしょうが、輸入量の7割程度がアメリカ産の大豆となっています。

 

さぁ、ここからが問題なんですね。

 

ここまで読んで「あぁ、最近は燃料代やコンテナの料金(運送料金)が高騰しているから、それで大豆の価格も上がっていくんだな」と思った方、それも正解なんですが、それだけだとちょっとおしいんですね。

実際に、日本の海運大手3社は、今年に入ってどこも過去最高の利益を出しています。という事は、運賃がかなり上昇しているため、それが大豆価格にも転嫁されることは間違いありません。

でも、それだけではないんですね。

皆さん、今年に入って世界的に経済が回復していると言われていますが、その中心というのが中国とアメリカですよね。

 

で、これら海運会社というのは、そのほとんどが中国とアメリカを行き来しているんです。

 

特に現在はアメリカが年末商戦で活況ですから、中国から様々な製品を輸入しています。

しかし、ニュースでも見たことがある人もいると思いますが、アメリカの西海岸の港では、かなり多くのコンテナ船が荷下ろしの順番待ちをしています(多少は改善してきましたが)。

という事は、コンテナ船が効率よく運航していないことになるのですが、それでもコンテナ船は取り合いですから、どんどん運賃が値上がりして、待機していても全然儲かるという仕組みなんですね。

通常、中国とアメリカを行き来するコンテナ船というのは、中国で作られた製品をアメリカで荷下ろしした後、空っぽになりますから、帰りに何かを積んで運んだ方が効率が良くなります。

そこで海運会社は、アメリカで大豆を積み込み、それを日本まで運んで、そのまま中国へ行くというのがこれまでのセオリーだったんですね。

しかし現在、わざわざお金にならない大豆を積み込むよりも、空っぽのままでも中国に戻り、またアメリカへと向かった方が儲かるという訳なんです。

 

だから、アメリカから日本へと運ばれてくる大豆の絶対量が減っているという事で、これからドンドン大豆製品の価格が上がっていきますよと。

 

スーパーなどの小売業界としては、値上げしたらお客さんが買ってくれないことを理解していますから、メーカーに対しては「値上げすんなよ」と圧力をかけるわけですが、メーカー側からしても死活問題ですからね。

だからまずは、大豆の量を減らすなどして対応するので、わたしが食べたような「水っぽい焼き豆腐」が売られると言う訳で(笑)。

でもこれ、実質的な値上げですよね。

もちろん、メーカー側からしても、いつまでもそんな事で乗り切れるとは思っていませんから、いずれは値上げしなくてはいけなくなるという事です。

さて、かなり長くなりましたが、これが「今後、大豆製品が値上がりしますよ」の真相です(同様に、サラダ油も値上がりします)。

もちろんこれ以外の理由もありますが、豆腐ひとつで、ここまでの物語があるというのは、なかなか面白いと言えますよね。

大豆製品の値上がりはいつまで続くのか

では、この値上がりはいつまで続くのかという事について。

まぁ、こればかりは今後の経済情勢によって大きく変わりますが、ひとまずは来年(2022年)の1月いっぱいまでは続くでしょうね。

 

で、この理由はと言うと、来年の2月の上旬には中国の「春節」が始まるからなんですね。

 

中国全体が休日となりますから、海運会社としては、中国-アメリカ間の運行も無くなります。という事は、その間は他の運送を開始せざるを得ません。

とは言え、その間たった1週間ですから、その後はまたどうなるのかは予測できません。

経済感覚を養うコツ

それでは最後に、経済感覚を養うコツについても考えてみましょう。

これもあくまでわたしの考えですから、参考程度にして頂ければ。

テレビは絶対に観ない

まずは、テレビは絶対に観ないという事について。

わたしはこのブログでも何度かお伝えしていますが、テレビを観る事が全くありません。

いやもちろん、皆さんそれぞれ好きな番組があればご自由にして頂ければと思いますが、少なくともニュース番組で経済感覚を養うことは出来ません。

何故なら、結局テレビって、訳の分からないコメンテーターが自分の好きな事を言っているだけで、それを聞いていると事の本質が余計分からなくなるんですよね。

 

あれって結局、「アナタたちのオピニオン(意見)でしょ?」と。

 

彼らはその意見が間違っていたとしても責任を取る事はありませんから、好きな事だけ言っていれば良いんですよね。

まぁ、「ブログだって、ただのオピニオンだろ」と言われればそれまでなんですが(笑)。

経済音痴の話を聞くな

そして次が、経済音痴の話を聞くなという事について。

いや、わたし自身、そんなに経済に詳しいわけでもないんですよ。でも、大して経済に詳しくないのに、もっともらしいことを言っている人って、世の中にたくさんいますから注意して下さいね。

 

例えば、この間の日〇新聞に「これから大豆製品が値上がりする」なんて記事がありました。

 

まぁこの点については、実際にもう始まってますし、取材などから知りえたんでしょう。

で、ここからが問題なのですが、その〇経新聞の記者が農林水産省に「この原因は何でしょうか?」とインタビューしているんですね。で、その回答がこちら。

 

  1. 中国の爆食
  2. 異常気象
  3. 海運運賃の上昇

 

もちろん、上記内容も間違いではないですが、本質的にはちょっとズレていると。

日〇新聞って、一応「日本一の経済紙」を自負していますよね?で、農林水産省って、日本の農林行政のトップですよね?

こういった人達がこの程度の認識ですから、「じゃあ、誰に聞けばいいの?」とはなりそうですが(笑)。

結局は、自分で学ぶしかない

そうなると、やはり最終的には自分で学ぶしかないんですね。本を読むとか、新聞を見るとか方法はいくらでもあります。

ここで、「いやさっき、日〇新聞でもこの程度だよって言ってたじゃん」と思ったあなた、確かにその通りなんですが、新聞を読むにしても、記者の意見を参考にするのではなくて、実際に起こっている事実だけを確認しましょうよという事なんです。

 

つまり、世界で起きている事実を確認し、それを自分なりに組み合わせる事で、経済の流れって見えてくるんですね。

 

で、そこに本などで得た知識を加えると、更に視野が広がります。

例えば、先ほどの日〇新聞の記事の中には「今年は南米で冷害が起こり、コーヒーの木が大打撃を受けた。今後コーヒー価格が上昇するだろう」とも書かれていました。

確かにこれも正しい内容だとは言えますが、ここにちょっとした知識が加わると、もう少し視野が広がるんですね。

実はコーヒーの木って、一度ダメになってしまうと、これをイチから育てなおさなくてはいけないんです。

という事は、冷害でダメになったコーヒー農園は、またイチからコーヒーの木を育てる事になりますから、数年間はコーヒーが出荷できなくなります。

 

ですから今後数年間は、世界的にコーヒーの生産量が減少し、価格も高騰するという訳です。

 

ねっ、ちょっとした事ですが、「来年だけコーヒーが値上がりする」と「数年間はコーヒーが値上がりする」では大きな違いがありますよね。

経済を先読みするなんて聞けば、「何だか難しそうだなぁ~」と思いがちですが、ちょっとしたコツさえつかむことが出来れば、そんなに難しい事でもないんですね。

まとめ

如何でしたでしょうか。

もっと書きたいこともあるんですが、キリが無いので今回はこの辺で。

冒頭でもお伝えしましたが、日本は資源が全くない国ですし、食料自給率もかなり低いですから、他国の動きや世界経済に簡単に振り回されてしまいます。

ですから日本人ほど、経済の勉強をしなくてはいけないのに、国のトップである政治家や官僚などが経済音痴ですから、日本経済はどんどん悪化していくと。

 

いや、「お前ごときが偉そうに言うなよ」なんて思うかもしれませんが(笑)。

 

もちろんわたし自身、偉そうな事を言えるほど知識がある訳ではありませんが、少しでも皆さんのお役に立てればと思い、珍しく真面目な記事を書いてみました。

あくまで一介のブロガーのたわ言ですが、多少なりとも参考になれば。