こんにちは、ロッソです。
もうすぐ今年も終わりですが、皆さんは年末の大掃除はお済みでしょうか?
わたしはと言うと、一向に進んでいないという(笑)。
いえ、12月の初めくらいから取り掛かってはいるんです。でも、いつもの悪い癖が出て、なかなか終わりが見えてきません。
で、その悪い癖というのが、「本を処分するかどうかで悩み、結局読み始めてしまう」というクセ(笑)。
これ、毎年の定番です。
「気が付けば、もう夕方」なんて事はいつもの事。
今年もそんな大掃除読書を開始しているわたしですが、今回読んでいるのが記事の題名にもある「となりの億万長者」という本。
なかなか刺激的な題名ですよね(笑)。
実はこれ、もう5年くらい前に購入したと思うのですが、今読んでも結構面白いです。
そこで今回は、この「となりの億万長者」の内容について少しお伝えしてみようかなと思います。
目次
人気の本は高く売れる
と、その前に、わたしは昔から本の処分の際、ブック〇フを利用していましたが、ここって結構買取金額が安いんですよね。
その点最近は、高価買取でしかも宅配引き取りもしてくれるサイトが増えているから助かります。
しかも人気の本はかなり高く売れる傾向があります。
ただし、最近はこういったサイトが乱立していますから、どこに頼んだら良いのかは悩むところ。
確かに、少しでも高く買い取ってもらった方が有難いですが、あまり考えすぎるのも面倒かなと。
で、わたしは大抵、「ブックサプライ」か「リコマース
」のどちらかで買い取ってもらっています。
どちらも、サイト上で事前に買取金額を調べる事が出来ますから、わたしは高い方を選択して使い分けています。
両サイトとも一長一短ありますが、傾向としてはブックサプライの方が買取金額が高いように思います。
ただ、リコマースの利点は、支払いがAmazonギフト券となりますから、アマゾンを頻繁に利用している人にとっては便利だと言えるでしょうね。
また、リコマースの場合は、査定金額に納得がいかなければ、返送時の宅配料も無料ですから安心です。
とまぁ、色々利便性が高い買取サイトですが、「出来るだけ高く売りたい」という人は、メルカリなどのフリマで売る方が良いでしょうね。
ただ、フリマって正直疲れるんですよね・・・そんなこと考えるの、わたしだけでしょうか?(笑)
梱包したり、連絡対応したりの時間を考えれば、その分の時給で考えるとあまり効率的でないように思えてしまいます。
その点、買取専門サイトなら「申し込む」「段ボール届く」「送る」「査定」で、すごく楽。
しかも本に限らず、家電や古着、なんでも買い取ってくれます。
まぁ、ブランド品などは、専門の買取サイトの方が高くなりますから、そこは使い分けていますが。
ちなみに、それぞれの専門サイトもご紹介しておきます。
- 骨董品買取ならバイセル
- 切手、着物、古銭、骨とう品、時計、毛皮など
ブランドゥール - ブランド品
「となりの億万長者」の概要
で、本題という事で、「となりの億万長者の概要」ついて少し触れてみたいと思います。
この書籍、アメリカの大学教授が数年に渡って、億万長者の動向や性質などを調査した内容となっています。
本国アメリカでベストセラーとなり、日本にも渡ってきた本となっています。
しかしこの本、実は1980年から1996年の調査を基にして、1997年に発売されたため、少し内容が古くなっていました。
そこで再度「新装版」として、新たなデータを加えたものを2013年に日本でも発売しています。
とは言っても、このデータも10年くらい前のものですから、現在はもう少し様変わりしているかもしれません。
しかし、億万長者の考え方や行動はいつになっても同じ傾向があるようですから、一度読んでみる価値はあると思います。
ちなみに、この本に登場する億万長者の定義は、「純資産1億円以上」を所有している人を指しています。
気になる内容
あまりわたしが詳しく説明しても何ですから、ここで少し「わたしが気になった内容」や「フレーズ」についてお伝えしようかと思います。
皆さんにとっても、結構耳の痛くなる事ばかりかと(笑)。
彼ら(億万長者)は、収入よりもはるかに安い支出で生活する

まずは、「彼ら(億万長者)は、収入よりもはるかに安い支出で生活する」という事。
これ、グサッときません?(笑)
一般的なお金持ちのイメージって、高級品をドンドン購入したり、常に高級レストランで食事をしていると考えている人が多いかと。
しかし、億万長者になる人は、贅沢を好まずとにかく倹約する人が多いという事です。
「収入-支出=貯蓄」って、まぁ当たり前と言えば当たり前です。
しかし、意外とこれを意識しない人が多いという事ですよね(わたしを含め(笑))。
簡単な話、「たくさん稼いで、あまり使わない」事を実行すれば、億万長者にならない訳が無いという事です。
・・・うーん、分かってるんですよ、それは(笑)。
多くの人は、「明日の金を今日使う」

次が、「多くの人は、明日の金を今日使う」という事。
これも聞きたくない言葉ですね(笑)。
とにかく最近は、クレジットカードなどの後払いが増えていますから、自覚なくお金を使っている人って増えているかと。
で、月末になって「どうしよう」なんて(笑)。
この本の中で、「収入が高く、あるだけ使いたがる人がいるが、こうした人が病気などで収入が途絶えたらどうなるだろうか?恐らく、2ヶ月くらいで破綻するだろう」なんて事を指摘しています。
確かにいますね、こういう人。
例えば、お医者さんが高収入なのは、誰もがご存知かと思います。
しかしその割に、意外と「貯金がほとんどない」なんて人も中にはいるようです。
以前、勤務医の男性で、かなり派手にお金を使っている人がいました。正直周りとしては「お医者さんが高収入なのは分かるけど、勤務医であんなに派手に遊べる?」なんて思うほど。
そこでわたしの知人の一人が、「そんなに使って大丈夫なの?」と尋ねたようです。まぁ、聞く方も聞く方ですが(笑)。
するとその男性、「大丈夫ですよ。いざとなったら、アルバイト増やせばいいんですから」と、答えたそうです。
うーん、この人の人生ですから好きなように生きたら良いですが、お医者さんが遊ぶ金欲しさに働きすぎて、病気で倒れたとしたら、もう完全にコントですよね(笑)。
わたし自身も病気で倒れたら、何か月生活できるんだろうなぁ~と。
億万長者の車の買い方

そしてお次が「億万長者の車の買い方」。
これ、一番興味を持って読んだのですが、正直読まなきゃよかったなと(笑)。
というのも、この本のデータによると、「アメリカの億万長者で新車を購入する人は、全体の2割程度に過ぎない」とか、「統計分布上、一番多い金額は2万4800ドルだった」という事。
2万4800ドルという事は、1ドル約110円とすれば2,728,000円という事ですよね。マセラティなんか買っている場合じゃないという事です(笑)。
もちろん、高額な車を購入する人もいるようですが、それはほとんど稀だそうです。
例えば、アメリカでも高級輸入車と言えばメルセデスやフェラーリとなるようですが、そういった高級輸入車を乗り回している人の2/3が億万長者ではないそうです。
まぁこれも、日本でも同じような傾向があるんでしょうね。
ちなみに、億万長者のほとんどがリースを利用しないそうですから、大金持ちになりたければリースは避けたほうが良いようです。
億万長者の平均像

そして最後が「億万長者の平均像」について。
これを読むと、一般的に抱いている億万長者の姿とはかけ離れていることに驚くかと思います。
一例としては以下の通り。
- 無駄遣いには興味が無いが、子供や孫の教育には支出を惜しまない
- ほとんどが、高級住宅街に住んでいない
- 97%が持ち家に住んでいるが、平均評価額は3,500万円程度
- 給与所得を増やすよりは、投資による収入を増やすことに力を入れる
これ以外にもたくさんありますが、日本の億万長者もほとんど同じような傾向があるかと思います。
意外と、「えっ、この人そんなにお金もってるの?」なんて事、結構あります。
例えば、とある銀行員の話(実際に、わたしが直接聞いた話です)。
その年、彼女の銀行では「定期預金の顧客を増やすように努力しなさい」と通達があったそうです。表向きは「努力義務」ですが、実はしっかりノルマがあります。
そこでこの女性、いつも来店して下さる高齢のおばあちゃんに愚痴ったようです。
「いやー、何だかノルマがあって大変なんです」
するとそのおばあちゃん、「ナンボや?ナンボあったらエエねや?」と(まぁ、これで、どこの地域かは分かると思いますが(笑))。
その女性が「うーん、最低でも100万円からみたいです」と言うと、おばあちゃん「ちょっと待っとき」と言うなり、銀行を後にしました。
翌日おばあちゃんが再度現れ、手押し車の中から1,000万円の札束をポンッと出したのだとか。
さすがにこの女性も驚き、「いっ、いいんですか?」というと、「エエねん、エエねん。どうせ使えへんし」と言いながら、また手押し車を押しながら去っていったのだとか。
この女性に言わせると「おばあちゃんから『後光』がさしていた」と(笑)。
うーん、カッコいい。
まぁこのように、「意外な人が持っている」というのは、世界的に共通している事のようですね。
これまで挙げた内容は、ほんの一例にすぎませんが、この他にも「お金持ちが子供に勧める進路」とか、「億万長者に多い職業」などといった内容もありますから、興味のある方は是非読んでみて下さい。
まとめ
とまあ、今回は本について熱く語ってみましたが、わたしには重要な仕事がある事を忘れていました。
それは「大掃除」(笑)。
さっさと終わらせて、気になる本をじっくり読んだ方が良いのは分かってるんですがね(笑)。