こんにちは、ロッソです。
以前の記事マセラティ ギブリの『エンジン音』から、数回に分けてマセラティのエンジン音についての記事を書きましたが、意外と人気記事の上位に上がってきているので、結構皆さん、エンジン音には興味があるんだなぁ~と。
まぁ、車好きな人ってスペックを気にしたり、外観を気にしたりと色んなタイプの人がいると思いますが、総じて、エンジン音は気になるのかもしれませんね。
ただ、その音の好みも分かれるところかと。
そこで今回、いわゆる「爆音を出す」と言われている車の「エンジン音の種類」について考えてみようと思います。
目次
「とにかく高音」が好きだという人は・・・
まずは高音のエンジン音を奏でる車から。
もうこれは、わたしが説明するまでもなく「フェラーリ」と「ランボルギーニ」が有名ですよね。
どちらも「クォーン」と高い音を出しますが、比べてみると、フェラーリの方が「ちょっと乾いた音」のように感じます(これは人にもよるでしょうが)。
ちなみに、下の動画がフェラーリ「458 スペチアーレ A」のエンジン音です(この記事内の動画は全て、開始すると途中から始まります)。
そしてお次がランボルギーニ「アヴェンタドール LP700-4」。
また稀に「マクラーレンもフェラーリに似ている」なんて言う人もいますが、実際に走っている音を聞くと、明らかに異なる事がわかります。
確かにマクラーレンも普通の車に比べると高音の部類には入りますが、仮に、フェラーリを所有している人がマクラーレンを購入すると、「ちょっと物足りない・・・」と感じる事が多いようです(実際に、わたしの知人が言っていました(笑))。
また、高音を出すという点では、レクサスのLFAも有名かもしれません。
このLFA、楽器で有名なヤマハと共同開発してエンジン音を作り上げたそうですが、確かに「フォン、フォン」と結構高めの音を出します(擬音が稚拙ですみません(笑))。
ただ・・・、なんて表現したら良いんでしょうか・・・。
実際にこのLFAを所有している知人のガレージで、エンジン音を聴かせてもらいましたが、何というか、こう「コンピューターっぽい」音と言うんでしょうか。
まぁ、聴いてみて下さい。
「純粋な機械音で高音が好き」というなら、やはりフェラーリかランボルギーニを選択した方がいいですね。
「ある程度の高音」が欲しいという人は・・・
フェラーリほどではなくとも、「ある程度の高音は欲しい」という人もいるかと思います。
そういった方には、我らがマセラティを迷わずお勧めします(笑)。
グラントゥーリズモとなれば、それこそフェラーリに近いサウンドになりますし、ギブリやレヴァンテであれば「そこそこ」の高音を楽しむことが出来ます。
また、「マセラティ以外で」というのであれば、アストンマーティンも良いかもしれません。
マセラティに比べ、少し高額にはなりますが、「フェラーリほどうるさいのは・・・」という方には、丁度いいエンジン音だと思いますよ。
低音でも良いから、とにかく爆音という人は・・・
次に、「低音でも良いから、とにかく爆音が好き」という人には、BMWのM5なんて如何でしょう?
以前、とある駐車場で車に乗り込もうとしたとき、近所中に鳴り響く爆音に驚いた事があります。
「どんな車かな?」と探しに行くと、そこにはBMWのM5が・・・。
高音ではありませんが、音量としてはギブリよりも大きな音ですから、「とにかく大きい音が好き」という人にはピッタリでしょう。
まぁ、間違いなく近所迷惑になるでしょうが(笑)。
また、こうした「低音」のエンジン音なら、GT-Rなんかも良いかもしれません。
どちらも速さを追求した車ですから、どうしてもこうしたエンジン音になるんでしょう。
おまけ
最後に「おまけ」という事ですが、このブログを読んで下さっている人の中には、「ポルシェが好き」という人もいらっしゃるでしょう。
わたしもポルシェは好きですが、どうもエンジン音は物足りないというか・・・。
いえ、悪く言うもりはないんですよ。しつこいようですが、わたしはポルシェが好きですし、実際に乗っていたこともあります。
・・・ただ、何て言うのでしょうか。ポルシェのエンジン音って、わたしの中では昔から「バイクの音」みたいなイメージなんです。
「そりゃ、空冷ポルシェだろ?」
なんて言われそうですが、最近のポルシェも変わらないような・・・。
エンジン始動時はそうでもないのですが、走行中はそんなイメージがあります。
まぁ、「ロッソは耳がおかしいんだな」程度で聞き流してもらえば(笑)。
まとめ
近年、各自動車メーカーとも、競うようにEV(電気自動車)の開発を進めています。
環境に良いのは分かっているのですが、エンジン音に興味がある車好きとしては、悲しいような寂しいような・・・。
今後数年で、あの独特のサウンドが減っていくんでしょうね~。