『イタリアの革製品』は素晴らしい

パーツ

こんにちは、ロッソです。

先日、ちょっとした縁があって、輸入家具の専門店に行く事がありました。

正直わたしは、これまで家具にあまり興味が無かったのですが、そこの社長さんの人柄の良さとトークの軽妙さに、いつの間にか「家具、買いたいなぁ~」なんて(笑)。

いえ、簡単に買える額じゃないので「いつかは」という事で。

 

さて、そのお店で特にわたしが気になったのが、イタリア製の家具でした。

 

わたしがマセラティに乗っている事を知ったその社長さんは、「イタリアの製品、特に革製品は素晴らしいですよね」と言って、如何にイタリア製品が素晴らしいかについて語ってくれました。

その社長さんの話も面白かったので、今回はイタリア製品について少しお話してみたいと思います。

目次

輸入家具はやっぱり高い

まずお店に入って思った事が「・・・高っ」という事(笑)。

ソファーセット一つでも「ウン百万円」です。

でも、その社長さんからすると「ウチは安いほう」とおっしゃいます。

家具の有名どころですと、カッシーナなどが思いつくかもしれませんが、「それと比べれば」というだけで、十分わたしには高いです(笑)。

その時の社長さんとのお話。

 

社長さん
日本人の方の多くは、お金をたくさん持っているはずなのに、家具にお金をかける人は一部なんですよね。
わたし
言われてみればそうかもしれませんね。

正直わたしも、これまであまり考えた事ありませんでしたし。すみません。

社長さん
いえいえ、良いんですよ。それぞれ興味を傾ける方向が違うだけですからね。

ただつい先日、違和感のあることが・・・。

わたし
何か、あったんですか?
社長さん
そのー・・・。

実は、先日来られたお客様で、裕福そうなご婦人がいたんです。その方が、今ロッソさんが座っている椅子を見て「高っ、これで百万円!?」って言ったんですよ。

わたし
えっ?このイス、百万円もするんですか?

すぐに移動しますね(笑)。

社長さん
いえいえ、座ってて下さい(笑)。

ただね、そのお客様、そう言いながら左手に「エルメスのバーキン」持ってたんです。

わたし、心の中で「それより安いですけど」って(笑)。

 

この話には、わたしも爆笑しました(笑)。

ついでにお伝えしておくと、この話には続きがあり、そのご婦人は娘さんと一緒に来ていたそう。

その娘さんも「ママー、それは高いわよ」と。

 

しかしその娘さん、同じようにエルメスのケリーを持っていたとか(笑)。

 

ここまでくるとネタのような話ですが、個人的には面白かったので「まぁ、無くはない話かな」と(笑)。

エルメスのバーキンも値段はピンキリでしょうが、今ではほとんど店頭で購入できないそうですね?

特に、レアなバーキンは1,000万円を超えるそうですから、ちょっとわたしには理解できません(笑)。

確かにこの社長さんの言う通り、人の興味が向かう方向はそれぞれですので、興味が無い人にしたら「えっ?理解できない」となるのでしょう。

車好きもバッグ好きも方向性の違い

これは車に興味が無い人が、わたしのように車にお金をかける人に対しても感じている事でしょうね。

 

「1,000万円以上の車?理解できない」なんて。

 

しかし同じように、わたしがそういった人に対して、理解できないお金の使い方もあると思います。

例えば、わたしは健康に対して興味がありますが、ダイエットに関してはほとんど興味がありません。

いえ、適正体重ってあると思うので、太らないようには気を付けていますよ。でも、ちゃんとした生活さえしていれば十分かと。

しかし、ダイエットにとことんお金をかける人もいますよね?そういった人とわたしでは、相容れない部分があると思います。

だからと言って、わたしはそういった人を批判しませんし、自分の基準で判断しようとは思いません。

 

ただ単純に「興味の方向性が違うんだなぁ~」と思うだけです。その方が争いが起きません。

 

ですから、これからマセラティを購入しようと考えているアナタ。

奥さんが、

「えっ?車に1,000万円以上かかるの?馬鹿じゃないの?」

なんて言ってきても、

「何だと?お前こそバッグに数百万円なんて、バカの極みだ!」

なんて言わずに、

「いやー、方向性の違いだよ。君は君で僕は僕」なんて言ってみたらどうでしょう?(笑)

マセラティの内装はイタリアそのもの

では、家具に話を戻しましょう。

そのお店では、様々なメーカーの家具が展示されていましたが、特にイタリア製のソファーは何とも言えない上品さがありました。

それを社長さんに伝えると、「そうですよね。イタリアの革製品はどこの国が頑張っても、どうしても真似できない質感があるんです。これは言葉で説明できないですねー」と。

わたしもそれを聞き「フンフン」と頷きました。

 

わたしがマセラティを購入して、良かったなと思う事の一つに「乗っていて楽しい」というものがあります。

 

これは言葉で表現するのが難しいのですが、本来車は移動の手段ですので「運転して楽しい」という人が多いかと思います。

しかしわたしが言う「乗っていて楽しい」というのは、走らなくても「運転席に座っているだけでも楽しい」という意味で、つまりは「内装を眺めているだけでも楽しい」んです。

どこの自動車メーカーも、レザーシートの用意があると思いますが、マセラティなどのイタリア車のレザーシートは、他国の自動車ブランドと比べ、どことなく上品な感じがします。

例えばイギリスにはロールスロイスなどの高級車がありますが、なんとなく「王室」っぽいというか、お堅いというか・・・。

ではドイツ車はというと、機械的で何かこう・・・。

いえ、何度も言っていますが、ドイツ車は好きなんですよ。ドイツ車は「走る楽しみ」があります。しかし「乗っていて楽しい」とはなかなか言えないような・・・。

 

・・・何となく、伝わってます?(笑)

 

ですから、わたしがイタリア製のソファーで「あっ、いいな」と感じたのは、マセラティの内装に通じるものがあるからかもしれません。質感がとても良いんです。

わたしは、マセラティの内装をとても気に入っているので。

現在、マセラティの購入を検討されているのなら、是非内装をじっくりと観察してみて下さいね。きっと理解できると思います。

まとめ

一般的なレザーシートの色と言えば、黒やベージュが多いと思いますが、わたしはマセラティの赤いレザーシートが大好きです。

外装が白色で内装を赤色にすると、とてもカッコいいと思います。

もちろん、レザーですので多少の手入れは必要ですが、注文時に「シートのコーティング」もお願いすることも出来ます(別途費用となりますが)。

逆の見方をすれば「私、イタリアの家具大好きなの」という人は、マセラティを好きになる確率が高いかもしれません。

ですので、そういった人も、まず内装を見てみて下さいね。

きっと気に入ってもらえると思いますよ。