「経済音痴」が気を付けるべき事

モノの見抜き方

こんにちは、ロッソです。

先日新聞を読んでいたら、「インターネット証券、口座開設数急増」なんて記事が書いてありました。

現在の株価の乱高下を見て、「今が儲けるチャンスだ」なんて参入している人が多いのでしょうね。

確かにここ数年、世界的に株価は横ばいの状態でしたから、大きく儲けるには今がチャンスなのかもしれません。

ただ、やみくもに「周りが儲かるって言ってるから自分も・・・」なんて人は少し危ないんじゃないかなぁ~と。

 

要は、「経済音痴」の人は慎重になりましょうよという事で。

 

まぁ、そんな偉そうなこと言ってるわたしですが、特に経済に強いわけでもありません。これまで、散々な想いをしてきたのは一度や二度じゃありませんから(笑)。

とは言え、その失敗から少しはお話しできる事もあるんじゃないかと。

という事で今回は、経済音痴の人が気を付けるべき事なんかについてお伝えしようと思います。

えぇ、わたしも含めて(笑)。

「経済に同じことは起こらない」という事を知っておく

まず大前提として、「経済には同じ事は起こらない」という事を知っておくという事。

一般的にこうした経済危機があると、経済学者や評論家などが「これは、〇〇の時の状態と似ている」とか、「いや、〇〇年の状態と一緒だ」なんて、昔に起きた事象と照らし合わせようとします。

 

これ、一番信用してはいけません(笑)。

 

そもそも、それを知ったところで何になるの?と。

例えば、世界中に「ファンド会社」ってありますよね。ファンド会社とは、顧客からお金を預かってそれを株や債券などで運用している会社です。

前回の金融危機の際、軒並み損失を出すファンドが多かった中、莫大な利益を上げたファンドってあるんです。

で、そういったファンドには「前回の金融危機を乗り切ったんだから、今後もいけるだろう」なんて、多くのお金が集まってきます。

しかし今回、そういったファンドでも軒並み損失を出しています。その理由も様々ですが、こうしたファンドは「以前の金融危機の特徴」を踏まえながら運用する事が多いですから、「ここまで酷くなるとは思わなかった」という言い訳をしているのです。

 

ねっ?プロでもこんな感じですよ。ですから、経済音痴が関わるともっと酷くなる。

 

もっと分かり易いお話もしましょうか。

昔から「大都市で地震が起きると不動産価格が下がる」なんて話があります。

でも、阪神の時でも東日本の時でも、多少は下がっても「大規模下落」とまではなりませんでした。

もちろん下がった地域もありますよ。でも全体的に考えると、それほどキツイ下げでもないと。

では、何故「地震があると・・・」なんて話があるんでしょうか。

 

これ、実は「関東大震災」の時の話からきてるんです。

 

関東大震災の時、多くの人は土地を売り払ったんですが、それを二束三文で購入した人が大もうけしたんですね。だから、「地震が来たら買い時だ」なんて。

しかし、関東大震災なんて今から約100年前に起きた地震ですよ。100年前の話を現在に結び付けるなんてかなり無理がありますよね。

確かに「似たような現象」は起きる事はあるでしょうが、それもあくまで「一部」という事。

テレビや新聞などで「これはあの時と・・・」なんて話が出たら、「あっ、胡散臭いな」と思ってちょうど良いんです。

歌が下手なら「練習する」か「歌わない」

最近はあまり「経済音痴」なんて言葉を使わないかもしれませんが、これ、よくよく考えてみると、結構「的を射た表現」だなと思います。

そもそも「音痴」って、「歌が下手」って事ですよね。

下手な理由も様々でしょうが、その多くが「音程がズレている」という事なんだと思います。

 

で、これを経済音痴に当てはめてみると「経済感覚がズレている」という事になりますよね。

 

株式の売買で表現するならば、「売るべき時に売らない」「買うべき時に買わない」なんて人の事だと言えば分かるでしょうか。

このような人が、いきなり本番の舞台に上がってしまうと、恥をかくか痛い思いをするだけですよね。

だったら、事前に練習するかそもそも歌わないかのどちらかを選択すべきでしょう。

要は「ズレ」を直さない限り、舞台に立つのは控えたほうが良いんじゃないかという話です。

短絡的な話に耳を傾けるな

しかしそうは言っても、動きたがる人もいるんですよね。まぁ、仕方がありません。考え方は人それぞれですから。

そこで、そういった人にお伝えしておきたいのが、「短絡的な話には耳を傾けないで欲しい」という事。

 

これ、どういった事かというと、株式で説明すると分かり易いかもしれません。

 

例えば、今年(2020年)の2月くらいから株式市場が下落して、その後世界的に乱高下していますよね。

で、最初に上がったのが「マスク関連」の銘柄。

「需要が増えるぞ~」という事で、どんどん上昇しましたが、素人が参入する頃には大幅に下落しました。

その次が「バイオ系」「医薬品系」でしたが、これも一瞬上がっただけで、すぐに下落。

 

要は何が言いたいのかというと、「誰かが言い出してから動いたら、もう遅いんですよ」という事。

 

いるんですよ世の中には、Twitterなんかで「これ、上がるよ」なんて言っておいて、上昇してから売り抜けるなんて人が。

自分は事前に購入しておき、みんなを煽って儲けるんです。

ですから、短絡的な情報を耳にしたら、少しは疑ってみたほうが良いんです。

「それでも儲けたい」というのであれば、やはり自分で勉強するしかないんですよね。

誰にも未来なんて予測できない

この記事を書いているのは4月12日の日曜日ですが、現時点で日本株もアメリカ株も底を打ったかのようには見えています。

で、中には「今が底だ」なんて言う人もいるんですよね。しかし、今後の事は誰にも分かるはずがありません。

これから約1ヶ月の間、多くの企業が店舗を閉めたりして経済が止まってしまいます。そんな状態ってこれまでにありませんでしたから、誰にも未来を予測する事なんてできません。

 

あの~・・・、別にわたし、怖がらせるつもりで言っている訳じゃないんですよ。ただ、「無暗に行動するのは避けましょうね」と言いたいだけなんです。

 

もちろん、こういった時こそチャンスであるのは否定しませんよ。実際にいつの時代も、経済危機で資産を増やしている人って多いですから。

ただ、自分が経済音痴だと自覚しているのなら、少なくとも勉強するか、歌わないかのどちらかにした方が良いんじゃないでしょうかとお伝えしたいだけなのです。

まとめ

如何でしたでしょうか。

ただのお節介かもしれませんが、皆さんにはわたしのような痛い想いをしてほしくないので(笑)。

真っ暗闇のトンネルで、ライトも無ければあちこち頭をぶつけますよね。

ライトを手に入れるために勉強するか、そもそも動き回らないかのどちらかを選択したほうが、後々「良かったなぁ~」と思えるんじゃないかという事で。