こんにちは、ロッソです。
よくインターネット上で、「〇〇(高級車名)を購入するには、年収〇〇〇万円以上必要」なんて記事を目にします。
もちろん、マセラティについての記事もあるんでしょうね(見た事はありませんが)。
しかし、いつも思うのですが「それを知ってどうするの?」というのが、正直なわたしの感想。
実際、わたしは背伸びしてマセラティを購入していますし、年収がそれほど高くなくても高級車を購入している人はいらっしゃいます。
前々から、この内容についての記事について書こうと思っていましたが、こういった内容は、取り扱いに注意が必要というか、難しいというか・・・。
まぁ、要するに、内容によっては反感を持つ人もいるんじゃないかと。
ですから、あまり触れないようにしてきたわたし(笑)。
ただ今回、知人数人と食事をしていた時、とある事からこの内容が話題となったので、その時のお話をお伝えしようかと。
あくまで個人の意見ですので、ご参考程度に。
目次
きっかけはKさんの体験から
まず、その時の状況を説明しますと、その日はとあるレストランで、わたしを含めて6人で食事をしていました。
その中には、このブログに頻繁に登場するKさんの姿も。
このKさん、関西出身の実業家で、高級車を何台も所有している方です。
年齢は、わたしよりもかなり上の方ですが、友人として対等に扱ってくれます。わたし的には恐れ多いのですが(笑)。
その食事の最中、そのKさんが前触れもなく、こんな事を話し始めました。
そこでわたしは、

なかなかKさんの〇〇は、目にすることは無いですから。
ここで、〇〇はかなり珍しい車ですので、個人情報の点から伏せさせてもらいます。


まぁ、最初は馬力とか何とか、スペックの話を聞かれたんやけど、一応そこは丁寧に答えてん。
Kさんは、誰にでも親切ですし、車の事となると熱く語りだす人です(笑)。


具体的には・・・?

「この車買うのに、年収いくらあれば買えますか?」
やって(笑)。
そこで一同、大爆笑。
みんながみんな、「Kさん、年収いくらなんですか?」と突っ込んでいました(笑)。
そこでわたし、


「いや・・・、知らんがな」
ってゆーたわ。
それを聞いて、更に一同大爆笑。
「そりゃその子、聞く相手間違えてるわ」
とか、
「Kさんも凄いけど、その子も凄いな~」
などなど、かなり盛り上がりました。
そこでKさんが一言、

そこで全員が、「うーん」と考え始めたのです。
お金を手に入れる方法は、「稼ぐ」だけじゃない
そこでわたしが、

だから、年収を聞かれても、「イコール高級車が買える」訳じゃないですからね。

ボクがその子に言いたかったのはそれやねん。
すると皆が、「ホントに~?」と疑いの目を(笑)。

そこで、皆がそれぞれ意見を出し合った結果がこれ。
- 稼ぐ
- 増やす
- 貰う
- 借りる
一般的に、お金を手に入れる方法として一般的なのは「稼ぐ」になると思います。
ですから、Kさんに話しかけてきた若者も、「年収いくらあれば良いんですか?」つまり、「年間、いくら稼いだら良いんですか?」と、聞いてきたのでしょうね。
しかし、お金を手に入れる方法としては、投資によって「増やす」方法や、相続などで「貰う」方法、銀行などから「借りる」方法もあるので、冷静に考えれば「年収が高い=高級車が買える」とは限らない事がわかりますよね。
実際、働いてもいないのに高級車を何台も所有している人もいるので、こういった人は、「増やす」か「貰う」かしているんでしょうね。
うらやましい限りです(笑)。
まぁ、銀行から借りる場合は、それを返済する能力が求められるので、やはり稼ぐ能力が高くないといけませんが・・・。
日本人は、年収を気にし過ぎる?
ここでKさんが一言、


海外、特にアメリカなんかは、ほとんどの人が株とかに投資してますから、「増やす」意識が強いのかもしれませんね。

ただ、戦後の政策にも問題はあるけどなー。
Kさんに言わせると、戦後、日本は敗戦の影響から、何とか経済を復興させるために重工業などに力を入れていたようです。
しかし、他国への借金もある事から、国がお金を投入する事は難しい。
だったら、「国民に貯金を奨励し、そのお金を企業に低金利で貸せば良い」という事で、当時子供からお年寄りまで、国民全員に貯金を半ば強制していたようです。
で、その時の印象が強く残っているため、未だに日本人は貯金グセが残っている・・・という事。
まぁ、これはあくまでKさんの意見ですが、わからなくもありませんよね。
また、これは何かの本で読んだのですが、日本人は全般的に「ギャンブル好きが多い」傾向があるようです。
ですから、例えば株に投資するにしても、諸外国の人が「長期的に投資する」事に比べ、日本人は「イチかバチか」という傾向が強くなるという事。
こういった事からも、多くの日本人は「ギャンブルするなら、地道に稼いだほうがマシ」と考え、結果、お金を手に入れる方法が稼ぐ事のみとなってしまい、他国の人より年収を気にする傾向が強くなるんでしょうね。
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回の食事に参加していたメンバーは、わたしよりずっと年上の方ばかりで、尚且つ、ずーっと、ずーっと稼いでいる人ばかりです(笑)。
その方々全員が、
「年収?そんなの気にしてたら、好きな車買えないよ」
とおっしゃっていたので、少し安心したわたし(笑)。
実際皆さん、今まで一度も年収を指標にした事がないそうです。
今回の記事は、「年収がいくらあれば、マセラティを購入できるか?」という事を期待していた人からすると、面白くない内容かもしれません。
もちろん維持費もかかりますから、気になる点だとは思いますが、そこまで気にする必要もないかと。
この食事会の時、他にも面白い話が飛び出したので、また、次回以降にでもお伝えしようと思います。
こないだ、〇〇(Kさんが所有する高級車)乗ってホテルの駐車場に行ったら、20代くらいの子が近寄ってきて「凄いですね、初めて見ました」って、声掛けられたわ。