「マセラティ エキスポ2019」当日の様子をご紹介 - 前編

プラス知識

こんにちは、ロッソです。

先日11月10日、大阪で「Maserati Japan EXPO 2019」が開催されましたが、皆さんは参加されたでしょうか?

遠方の方ですと、「遠いからムリ」と諦められた方もいらっしゃるでしょうね。

 

わたしも当初参加する予定はなかったのですが、知人が「どうしても行こう」と、しつこく・・・いえ、熱心にお誘い下さったので参加する事にしました(笑)。

 

そこで今回は、当日参加できなかった方のために、イベントの内容などについてお伝えしようかと思います。

ちょっと写真が多いので、前編と後編でお送りしようと思いますが、今回はその「前編」という事で。

目次

当日は「とにかく暑かった」(笑)

さて、以前の記事マセラティジャパンEXPO2019開催でも少し触れましたが、今回のイベントは大阪市の舞洲にて行われました。

前回の記事の中で「海沿いで、11月ですから、暖かい格好で参加しましょうね」なんてお伝えしましたが・・・、すみません、異常なくらいに暑かったです(笑)。

わたしの言葉を信じて、厚着で参加された方、心よりお詫び申し上げます(笑)。

 

しかし、何でしょうねぇ~・・・、最近の気候は異常ですね。

 

今回のイベント会場、「舞洲スポーツアイランド」という場所で行われたのですが、一部のスペースでヤシの木が並んでいました。

こんな感じ。

こんなの見ると、よけい暑く感じるという(笑)。

まぁ皆さん、思い思いの格好で参加されていましたね。

気温的には20℃くらいだったので、それほど「異常」という訳でもないのですが、とにかく無風で雲がほとんどない快晴。

しかし、このイベントの翌日は、大阪で雨が降っていたようですから、寒い思いをするよりは良いですね。

うーん、マセラティオーナーが一堂に集まると、気温まで上昇するのでしょうか(笑)。

希少車を展示

今回様々なイベントがありましたが、その中でも目を引いたのが「希少車の展示」かもしれません。

で、今回展示されたのが「MC12」と「A6GCS」の2台。

MC12

まずは「MC12」から。

こちらの車、雑誌などでご覧になったことのある人もいるでしょうね。

特徴的なボディカラーですが、このボディカラーは「ビアンコ フジ」と呼ばれ、日本の富士山からきているそうですね。

今回、このMC12の説明のプレートがありましたが、写真だと見えにくいので、その内容を書き起こしてみました。

 

MC12(マセラティ・コルセ、12気筒)は、現代マセラティ史上最も過激なパフォーマンスを発揮するモデル。FIA国際GT選手権の参戦条件を満たすため、”ストラダーレ(ストリート仕様)”が製作されました。

GT選手権に打って出たMC12 コンペティツィオーネ(GT1仕様)は、向かうところ敵なしで、世界中のライバルが、打倒MC12をテーマに掲げていました。

MC12は、フェラーリ・エンツォをベースとしながらも、エンジン、シャーシ、空力に抜本的な改良が施されマセラティ最速のロードカーとしても知られ、静止状態から10秒未満で200km/hの壁を破り、最高速度は330km/hを誇りました。

2006年には、サーキット専用モデルとして、MC12 ヴェルジオーネ・コルセが登場。ストラダーレを上回るパフォーマンスを誇りました。

 

まぁ、簡単に言えば、「マセラティの中でも凄い車なんだよ」と(笑)。

あまり近づいてみる事は出来ませんでしたが、内装はこんな感じ。

 

 

下の方にドアハンドルが見えますが、ちょっと変わった造りですね。

で、後方から見るとこんな感じです。

 

 

これで公道を走る気にはなれませんよね(笑)。

ちなみに、こちらの車のスペックは、以下の通りです。

  • 全長×全幅×全高 : 5,143×2,096×1,205mm
  • ホイールベース  : 2,800mm
  • 車両重量     : 1,335kg
  • 乗車定員     : 2名
  • エンジン形式   : 65° V型12気筒DOHC(4バルブ)
  • 総排気量     : 5,998cc
  • 最高出力 DIN  : 465kW(630ps)/7,500rpm
  • 最大トルク DIN : 652Nm(66.5kgm)/5,500rpm
  • トランスミッション: 6速セミオートマチック(カンビオコルサ)
  • 最高速度     : 330km/h
  • 0-100km/h    : 3.8秒

A6GCS

そしてお次が「A6GCS」という車。

この車、1948年製だそうですから、70年以上も前に作られたことになります。

こちらも説明書きがありましたので、ご紹介しておきます。

 

マセラティA6は、1947年から1956年にかけてマセラティが製造したスポーツカーおよびレーシングカーの名称で、マセラティの創設者である”アルフィエーリ マセラティ”の頭文字「A」とツインカム6気筒エンジンの「6」にちなんで名づけられました。

A6GCSは、A6をベースに排気量を2,000ccにアップし、ロードレース用にデザインされたオープン2シーター・レースカーであり、卓越したドライビングクオリティは、時のレーシングドライバーの敬愛を受けました。

 

写真をよーく見ると、茶色いシートが二つ並んでいるのが分かるかと思います。

タイヤはこんな感じ。

 

 

うーん、昔の自転車のタイヤを強化しただけのような(笑)。

まぁ、70年前ですから仕方ありませんよね。

で、運転席はこんな感じ。

 

 

スピードメーターらしきものが、斜めに取り付けられているのが気になりますが(笑)。

で、後方から見るとこんな感じです。

 

 

塗装は当時のままではないでしょうが、キレイな発色していますね。

これだけ希少な車ですから、自走させるなんて難しいですよね。

そこでわたし、「どうやって持ち込んだのかなぁ~?」と考えていましたが、会場内にマセラティと書かれたトラックがありましたから、恐らくそれで運搬したのかもしれません。

ちなみに、そのトラックがこちら。

 

特別仕様車も展示

希少車は上記の2台のみでしたが、現行モデルの特別仕様車も展示していました。

レヴァンテ

まずは「レヴァンテ」

今回展示されていたのは、マセラティのパートナー企業である「エルメネジルド・ゼニア」とのコラボ作品。

以前からこの2社は、シートなどでコラボしていますね。

これまで、クアトロポルテで特別仕様車があったように思いますが、今回はレヴァンテとの事。

 

 

好きな人は好きかもしれませんが、わたし的には「うーん・・・」という感じで(笑)。

その他の車

で、レヴァンテ以外となると、正直言って、今回はよく分からなかったという。

これ、今回のイベントの総評でも書こうと思っていましたが、今年のエキスポは、参加者にとって優しい設定ではありませんでした。

 

いえ、悪く言うつもりはないんですよ。ただ、参加した人ならお分かり頂けるかと思います。

 

今回の事前告知で「2020年の新型車・限定車の特別展示」なんて、大々的に宣伝していましたが、「どれ?」というのが正直なところ。

会場が広すぎてよく分からないというのもありましたが、看板表示も少なく、「もう少し親切にして欲しいなぁ~」といった感じでした。

で、敢えて言うならギブリとグラントゥーリズモの新型車があったような・・・。

実はこの記事の冒頭の写真ですが、「引き」で見るとこんな感じになっています。

 

 

左側にグラントゥーリズモ、右側にギブリが置かれていましたが、大した説明も無く「これ・・・かなぁ~・・・」みたいな(笑)。

一応間近でみるとこんな感じです。

 

 

こちらがグラントゥーリズモですが、最近流行りの「マットブラック」とでも言うんでしょうか?

しかし、「そもそも生産中止じゃないの?」と思うのはわたしだけでしょうか(笑)。

で、お隣のギブリ。

 

 

何がニュータイプなのかさっぱり分かりません(笑)。

まとめ

もともとマセラティジャパンには期待してませんでしたが、流石に、ここまでとは想像していませんでした(笑)。

個人的に「MC12」を見れたのは嬉しかったですが、それ以外は・・・。

まぁ、前編でこれですから、後編も雲行きは怪しいと思っていて下さい(笑)。