「スマートキー」と「キーレスキー」

パーツ

こんにちは、ロッソです。

最近、ほとんどの車が「スマートキー」が標準となってきていますね。

わたしは初めこれに慣れませんでしたが、慣れてしまうと「むしろ、これじゃなきゃイヤ」という感じ。

だって便利ですものね。

ただ、中には「車に乗るなら、シリンダーの差し込み式が良い」なんて人も若干いるようです。

そこで今回は、車のキーについて考えてみようと思います。

目次

「スマートキー」と「キーレスキー」の違い

まず、スマートキーとキーレスキーの違いを簡単に。

スマートキーは、持ち歩いているだけで車のドアロックを解除出来たり、エンジンをスタートさせることが出来ます。

対してキーレスキーは、キーについているボタンを押してドアロックを解除「出来る」というだけで、基本的には鍵穴(シリンダー)にキーを差し込む方式となっています。

まあ簡単に言えば、キーレスキーは昔ながらの方式に「リモコンでドアロックを解除できる機能」が、プラスしただけのイメージでしょうか。

スマートキーはここ数年で、急激に普及した感がありますが、キーレスキーは、20年以上前の車にも装備されていましたね。

マセラティのキーは?

マセラティも、もちろんスマートキーです・・・、と言いたいところですが、グラントゥーリズモなどは、いまだにキーレスキーです。

 

まぁ、10年以上基本的な機能の変更がない車ですので、仕方がないと言えばそれまでですが。

 

ただ、ファンの中には「むしろ、これが良いんだ」なんて人もいるようです。

彼らの言い分としては、「スポーツカーは、エンジンをかける時に、シリンダーを回して唸りを上げる。あの瞬間が気持ちいい」と。

いや、全員が言っている訳ではありませんよ(笑)。あくまで一部の人です。

 

人の好みはそれぞれですからね。

 

それ以外の車種はスマートキーですので、こういった方には物足りないかもしれません。

ただわたしは、むしろスマートキーが良いんですが(笑)。

ちなみに、わたしのギブリSのキーが、下の写真。

 

 

これが購入時、2つ手渡されます。

手に持つと、結構な重量感があります。おそらく、100gくらいはあるんじゃないかと。

取り扱い時の注意点

ではここで、マセラティのスマートキーを取り扱う際の注意点について、幾つかご説明します。

失くすと高い

まず、失くしてしまった場合、ひじょーにお高いそうです。

これは購入時、営業マンからしつこいくらいに言われました(笑)。

「失くさないで下さいね。これ、一個17万円しますから」と。

いや・・・20万円だったかな?

まぁ、このくらいの金額になれば、どっちも一緒みたいなものですね(笑)。

ですからわたしは、大切に大切に持ち歩いています(笑)。

基本、カバンから出すことはほとんどありませんね。

電池切れが、意外と早い

これも購入時に言われたことですが、意外と電池切れが早いそうです。

しかしこれは、使用頻度によって異なりますよね。

 

ちなみにわたしは、購入から2年後に電池切れしました。

 

スペアもあるからと油断していたのですが、2つともほぼ同時でしたので、2年くらいが平均寿命なのかもしれません。

ただ、ディーラーの方に言わせると「早い方は、1年持たない事もあります」との事ですので、車に乗る事が多い人ほど消耗も激しいという事でしょう。

 

電池はいきなり切れるわけではなく、残量が少なくなった時に、運転席の液晶パネルでお知らせしてくれますからご安心を。

お知らせが出てから、どれくらい電池が持つのかは知りませんが、わたしの経験上では1~2週間は大丈夫だったかと。

ただ安全のためにも、早めに交換したほうが良いですよ。

 

自分でも交換できると思いますが、わたしはディーラーさんにお願いしたのでよくわかりません。確か交換費用は2,000円程度かと思います。

高いと言えば高いですが、わたしは点検のタイミングと、ちょうどピッタリ合ったので。

この辺は、ご自身で慎重に判断してくださいね。

最悪、電池が切れてしまったら?

普段、あまり車に乗られない方や、仕事で忙しい方などは、「気付いたら電池が切れていた」なんて事もあるかもしれませんね。

そんな場合の対策を、ここでお伝えしておきます。

まず、下の写真のように、実はスマートキーの中にシリンダーキーが内蔵されています。

 

 

これを取り出し、ドアロックを解除します。

次にエンジンスタートですが、実は正直言ってわたし、マセラティで電池切れを起こしたことがないので、あまり自信がない(笑)。

 

ですので、ここでは一般的な車での方法をお伝えします。

 

ドアロックを解除して、室内に入ったら、まず「ブレーキペダル」を踏みこみます。

その状態のまま、スマートキーをスタートボタンに近づけます。すると、車がキーを認識してくれるので、そこでスタートボタンを押すとエンジンがかかる・・・はず(笑)。

わたしが今まで所有していた車では出来ましたので、おそらくマセラティでも可能かと。

まぁ出来たら、こんな状態になる前に、早めに電池交換は済ませておきましょうね。

まとめ

以前、何かの雑誌かサイトで、グラントゥーリズモの事が特集されていました。

その中で、「10年前の車とは感じさせない走り、古くて新しい」みたいな事が書かれていました。

 

うーん・・・、新しい褒め方ですよね(笑)。

 

キー1つとっても、未だにシリンダーを回すタイプですので、そういった面でも「古くて新しい」のかと(笑)。

さすがに、そろそろ本当に新しくしたらどうかと思うのは、わたしだけでしょうか?

ただ、昔ながらのマセラティファンの希望を考えると、ブランドとしても簡単に仕様を変更できないもどかしさもあるのかもしれませんね。